
実家にある古いたばこのショーケース。先週帰省したときに撮影した。幼少の頃この上によじ登り、親に怒られた記憶があるから、少なくとも50年以上前のものだろう。
明治時代に曽祖父が始めた田舎の雑貨屋だったが、2000年以降は過疎でお客さんが来なくなり、2019年に閉店した店に長年置いてあった。閉店直後、店には冷蔵庫や冷凍庫、或いは陳列棚などもあったが、今では全て処分してしまい、残っているのは写真のショーケースと算盤くらい。
たばこ屋と言ったら看板娘だが、自分の家で生まれた女性は祖母くらいで、このケースを購入したころは、既に父親が(しかも四男坊!)生まれていたかもしれず、祖母が看板娘だった可能性は極めて低い。そう考えると、今年で15歳になる飼い猫が、唯一の看板娘だったのかもしれない。

写真は14年前のもの。
Posted at 2024/10/03 21:53:24 | |
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