
久しぶりに「ホリデーオート」を読み、今日は電車に座って前に立っている人が読んでいる「ベストカー」の表紙を見た。どうもインプレッサ四代目の発売は秒読みのようであり、これまでインプレッサ三代に求められていたものとは違う車になるようである。
インプレッサの初代GC・GFは8年間、二代目GD・GGは7年にわたって年改していたが、三代目GRはわずか4年で「四代目」に替わるようである。
安全性や静粛性を求めた車重の増加、経済効率を求めたハイブリット車やプラグイン車が計画、発売される国際社会で対応しなければならなかったのが現行のGRであり、初代・二代目と同じSTI路線と平行しながらもオートマなどで対応路線を迫られていたようである。またラリーからの撤退から、現行車は、これまでのSTIを頂点としてインプレッサ全車種に共通するボデー剛性からのスポーツライクな一貫性が失われ、基本の5Drから4Drを派生させ、Aラインのオートマ化、性能に関係ない「年改」など、二重路線にならざるを得なかったようであり、その結果としての4代目の発売だろう。
ランエボと頂点を争ったインプレッサの伝統は3代目で終わりを告げそうである。戦うことを忘れた車にロマンを感じることはないだろう。さしずめ「歌を忘れたカナリア」であろうか。二代目の珍黒丸目を大事にしてあげよう。
写真は、レーシング レンタルガレージ「ゲリンス」で初代GFのDIY見学。
Posted at 2011/05/14 08:46:01 | |
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