
「一石二鳥」で純正タービン(VF34)への交換が終了しました。
インプレッサ初代と二代の丸目(GDB-A/B)、フォレスターにはシングルスクロールのタービンが付いていて互換性があります。その中でも丸目スペックCのはボールベアリングなので一番人気です。
珍黒丸目のVF35は急加速時に「キュー」という異音が出ていたので、交換すべくようやく先月入手し無事交換終了です。交換後、修理工場で何か変だという事になり、「先日サムコ・パイプに交換した際の純正パイプを持ってきてください」の連絡があり、車を取りに行ってきました。
純正パイプ9本を両端から口にくわえて吹いた所、「真犯人はこれだ」(写真)となりました。ターボ?へのバキューム・パイプのようで純正パイプ内には一方通行のバルブが入っていますが、サムコには入っていませんでした。これで3ヶ月前サムコに交換した後のエンジンストールは根本的に解決しました。
交換後、メカニックさんが何時も通りの試運転から帰ってくると、安心出来て好印象のようです。これでノーマルECUからチューンECUに戻すことが出来そうです。
さすがプロのメカニックさん。今回のタービン交換は「一石二鳥」で終了です。
あとはスタッドレスに交換だけでしょう。
(12月9日)試運転。
新タービン34はボールベアリングなので、これまでの35フローティング?とかなり違っています。
先ず違うのは(1)3~4000prm中速域の「音」です。これまでは無音でタービン自体の存在を一切感じさせず、加速感と排気音が高まってその存在を感じていました。新タービンはこの中速域で静かですが「明らかに低周波の音」を出しています。4000rpm以上の高速域になると、「シュー」と言う多分ベアリングが回転している音に変わります。すべての速度域でタービンが回っていると体感できるようになりますが、これまでの35が軸受けをオイルで浮かしていて低速域で無音だったのとかなり違います。
(2)加速感と減速時の「伸び」が違います。スタートから1~2速の低速での加速は「スルスル」と抵抗がなく加速が「伸び」ていきます。アクセルを離しても、これまでは抵抗があって速度が落ちていましたが、エンジンブレーキ?の回転落ちが少なくなっています。ベアリングの点で支えるのとオイルの面での違いのようです。
(3)今回の交換は旧35の高速域での「キュー」の異音対策でした。新34にして、「シュー」の回転音が徐々に大きくなるだけなので、基本的には治ったということになるのだろうと思います。
(12月16日)投票後、試運転。
東京は知事選や都議の補欠選も重なり、行列が何時もの3倍ぐらい。
「バーミアン」で昼食中、奥さんが「シューの音が聞こえるけど、大丈夫?」。静かに加速すると低速域では聞こえませんが急加速すると聞こえ、中速域以上はシッカリ聞こえ加速がかなり良くなりました。
現在はノーマルECUでも運転が楽しみになりましたが、チューンドに換えるとかなりの加速感になるだろうと期待が膨らみます。
このタービン交換は経年劣化対策でなく、シッカリと「改良」でしょう。
Posted at 2012/12/07 18:35:28 | |
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