BRZ（ZD8）のエンジンブローからの炎上

BRZについて忌々しき話があります。
公開するかどうか悩んだのですが、同じような事態になる方が出ないためにもアップすることにいたしました。

一カ月ほど前に高速道路を走行していたとあるBRZ（ZD8）がエンジンブローから炎上してしまったということです。
自分がBRZを購入したディーラーのクルマで、自分と全く同時期に納車されたクルマです。今年の6月に登録されたばかりのほぼ最新の個体で形式で言うとB型のBRZになります。そんなこともありまして、本当に他人事ではありません。

事故・故障の詳細は…
納車後17000ｋｍ走行、エンジンオイルの交換は無し。
サーキット走行などは無し。
高速道路走行中にカラカラと異音がしたのち炎上。
一応地元ＴＶ局ではニュースにもなりました（ＢＲＺとは特定されてはいませんが）
乗員は無事。
実際にディーラーでその故障したＢＲＺを見ましたが、エンジンはコンロッドがクランクケースを突き破っていました。

まあ確かに納車半年で17000キロは乗り過ぎというか、オーナーさんの証言も間違いでは？なんても思いますが、メーターは燃えてしまっていますし、走行距離の詳しい検証はスバル側では徹底して詰めては行ってないような感じ…とのことでした。
オイル交換を納車後に一度もしていなかった…とのことですが、これはオーナー側のマイナスポイントになりますが、実際エンジン内に残留していたスラッジはかなり多かったようです。
そんなことで事故後のスバル側の調査では全て整備不良で片付けられたそうです。
つまり、エンジンの故障は使い方が悪いと判断されて、スバル側の保証は一切なしということでした。

でも、それでも、オイル交換していなかったとしても、納車半年で普通に走らせていてエンジンブローなんて【量産エンジンとしては】あまりに脆弱すぎやしませんかねえ～

自分のクルマも同時期のラインで作られたものですので、本当に不安に感じます。
よく言われているパッキンの詰まりなどとの因果関係は聞いていませんが、とりあえず、エンジンオイルの管理を神経質なまでにやっていくしかないんでしょうね。

「雑に扱えば【必ず】壊れ、普通に乗っても壊れることがある」ということは肝に銘じておいた方が良いですね。
これだけ色んなエンジン関連の不具合を聞けば「欠陥車」の烙印を押されても仕方ないかもしれません。

ともかくGR86/BRZのオーナーの皆さん、気を付けましょう。