さて・・本日いよいよ発表されましたね・・D90後継機と目されるD7000・・既に価格掲示板では、かなり絶賛の嵐が吹いていましたが・・先代となったD90を持っている私にとっては少々切ないところが・・実はなかったりしますけどね・・Nikonは暫く新モデルがでても併売すると思うので、ボディで6万円を切るかも知れないD90ってのはまだまだ魅力的だと思います。
これで下半期で・・
○Pentax k-r
○CANON EOS60D
○オリンパス E-5
○そしてニコンのD3100・D7000
○ソニーのα55・33
と揃ったわけなんですが、年末商戦に向けてしのぎを削っていく事になりますが、最後発のD7000・・スペックは驚愕のものでした。
「ニコンは、デジタル一眼レフカメラの中級機「D7000」を10月29日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は14万円前後の見込み。
また、本体と「AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6 G ED VR」をセットにした「D7000 18-105VRレンズキット」と、本体と「AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6 G ED VR II」をセットにした「D7000 18-200VRIIレンズキット」も用意する、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はD7000 18-105VRレンズキットが18万円前後、D7000 18-200VRIIレンズキットが23万円前後の見込み。
同社ラインナップ中で“ローミドル”という位置づけのデジタル一眼レフカメラ。「D300S」(2009年8月発売)と「D90」(2008年9月発売)の中間に位置する。D300SとD90はいずれも併売する。従来通り、D300SがニコンDXフォーマットのフラッグシップ機というポジションに変更はない。
新たに画素数や最高感度を引上げたほか、ニコンのデジタル一眼レフカメラで初めてフルHDの動画撮影に対応した。上面と背面にはマグネシウム合金製カバーを採用。またD300Sと同等の防塵防滴性能を備える。
撮像素子はAPS-Cサイズ相当(DXフォーマット)の有効1,620万画素CMOSセンサー。最大記録解像度は4,928×3,264ピクセル。ニコンのデジタル一眼レフカメラでは、プロ向けの35mmフルサイズ機「D3X」を除けば最多画素数のモデルとなる。超音波振動によるゴミ対策機構も装備する。
感度はISO100~6400を常用とし、拡張設定で最高ISO25600相当まで増感可能になった。画像処理エンジンは「D3100」と同じ「EXPEED 2」を搭載。ノイズ低減時の処理を高速化したほか、画質も向上したという。AFセンサーは新開発の「マルチCAM 4800DX」を搭載。被写体追従性能を向上させた。AFポイントは39点となっている。測光センサーも新たに2,016分割RGBセンサーを搭載した。
ホワイトバランスでは、照明光の色味を残し雰囲気のある撮影が可能なモードも新採用した。また、シーン認識では小さな被写体への対応を図ったことで、認識精度が向上したとしている。
動画撮影機能「Dムービー」は新たに最高1,920×1,080ピクセル、24fpsでの撮影が可能になった。これまで、Dムービーは1,280×720ピクセル、24fpsまでの記録だった。D7000では1,280×720ピクセル、30fpsの撮影も可能。記録形式はMOV(H.264/MPEG-4 AVC)。音声はリニアPCMで記録する。本体にモノラルマイクを備えるほか、外付けステレオマイク用の端子も装備する。
ファインダーはペンタプリズム式。視野率約100%、倍率約0.94倍、アイポイント約19.5mmとD300Sといずれも同じ。ニコンの一眼レフカメラで、フラッグシップ機以外で視野率約100%を謳うのは初めて。
シャッター速度は30~1/8,000秒とバルブおよびタイム。ストロボ同調速度は1/250秒以下。シャッター耐久回数は15万回。最高連写速度は6コマ/秒。RAWの14bit記録時でも6コマ/秒での連写ができるとしている。
液晶モニターは約92.1万ドットの3型TFTで、固定式。パネルは強化ガラス製。従来からのライブビュー撮影も使用可能。電子水準器も備え、ライブビュー映像に重ねて表示できる。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。高速転送規格UHS-Iに対応したダブルスロットを備える。2枚のカードを挿入して、順次記録、同時記録、RAWとJPEGの振り分け記録が可能。カード間のファイルコピーもできる。
電源は新型リチウムイオン充電池「EN-EL15」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約1,050コマ。
本体サイズは、132×105×77mm。重量は約690g(本体のみ)、約780g(バッテリーと記録メディアを含む)。大きさはD90に比べて高さが2mm高いが、幅と奥行は同じ。本体のみの重量はD90から70g増えているが、D300からは120g軽くなっている。」
・・・はっきり言いましょう!凄い性能ですww 他メーカーのように局部的に性能を上げると言うのは、ある話なんですが、ほぼ全て現行機を上回り、しかも新機軸まで追加しているという恐ろしいスペックです。プラボディになった60Dもそうなんですが、小型版D300というよりかは、D300MAXと言った感じです。αに関しては未知数なんですが、やはりデジタル一眼として考えるなら、小出しにする事を好まず、最新鋭の装備はほどほどに・・カメラ本来の性能を追求したスペックと言えるでしょう。
しかもこれが「ミドルエンド」に属すると言うから、D300S後継となるD400(仮)のスペックはさらにおぞましいものとなるでしょうねw
とまぁ・・私だけ興奮しているような感じがしてきましたが(w)このD7000・・上に紹介したデジ一と比べると・・確かに他のカメラの機能がぬきんでている所もあるかもしれません・・しかしながら・・
「上のデジ一の凄いところを全て足したら・・こう言うスペックになる」
・・・という感じのデジタル一眼ですね・・そしてハイエンドDXであるD300の機能を引き継いだところ、現時点のNikonでは最強クラスの1台だと思います。しかもボディの価格が初回で14マソ・・2年後が楽しみになってきました(次の機体は・・恐らくこれだからw)D3100のスペックを見た時には、Nikonの今後について不安感もあったりしましたが、この機体は、それらを全て払拭するに値する、伝説になるのを運命付けられたスペックだと思ってしまいます。
・・・とは言え、まだ出てないし、実際に使ってみたら評価が変わるカメラってたくさんありますが、まぁ・・間違いなく売れるでしょうね。10月29日発売。(スペックについて語っていませんが・・この後に書きます故。)