
今回は“
ザガットサーベイ東京のレストラン2008”。アメリカはニューヨーク発のレストランガイドですね。
1979年に、ニューヨークに住む
ザガット夫婦によって創刊されました。
その特徴は、
評価するのが読者であること!
その店を訪れた一般客によるアンケートの回答をまとめている(調査員の総数が増えることにより、その公正さが増すことになる)。評論する個々のバイアスを少なくすることにより、
食事という漠然とした事象
に極めて客観的な評価をつけている。
評価は
Food(料理)、Decor(内装)、Service(サービス)の3項目をそれぞれ30点満点で採点する。加えて、平均価格とアンケートの回答を引用した紹介文が付される。ミシュランが見開き(2ページ)1店に対し、
ザガットは見開き8~10店を紹介している。
料理、内装、サービスにおける30点の意味は以下の通り
0~9……お粗末~可
10~15……可~良
16~19……良~優
20~25……優~秀
26~30……秀~完璧
コストは4段階で紹介
I……Inexpensive(高くない)
3,000円以下
M……Medium(中くらい)
3,001~6,000円
E……Expensive(高い)
6,001~10,000円
VE……Very Expensive(非常に高い)
10,001円以上
アメリカの新聞ニューヨーク・タイムスは2008年2月、前年に発行されたレストラン格付け本「ミシュランガイド東京版」が既存のザガット・サーベイ東京版を上回る人気(
初版12万部完売)を得ていることについて、
日本人特有のフランスへの憧憬がその理由のひとつであるとの分析を紹介していました。(いえいえ。売り上げの違いは、プロモーションの仕方と認知度の違いだと思います。)
お店の紹介は数字と口コミだけで写真も無く、少しさみしい印象です。しかし読んでいくと、
抜粋された口コミが面白く、秀逸です。読んでいるだけでも楽しいです。
ちなみに
2008年版の料理の評価で1位を獲得したのは
“焼肉 ジャンボ”です。
どうです、驚いたでしょ?
ミシュランとザガットの比較についてはまた今度・・・
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ZAGAT | グルメ/料理
Posted at
2008/04/20 21:53:47