iDrive8は、アルバムの最後の曲を再生し終えると、そのアルバムの最初の曲に戻って再生する。要するに、自動では別のアルバムに行ってくれず、同じアルバムを再生し続ける仕様だ。
そこで、プレイリストが欲しくなるというわけだ。
ここで、スマホとBluetooth接続してBluetoothオーディオとして使うなら、プレイリストはスマホ内の音楽アプリで作れば良い。iDrive8はスマホ内のプレイリストを拾って表示してくれるので何の問題もないだろう。
一方で、USBオーディオでプレイリストを使いたい場合は、どうしたら良いか。
Dラーの
ポルティMAOさんにお聞きしたところ、iDrive8上ではプレイリストは作成できず、iDrive8は他(スマホやパソコン等)で作ったプレイリストを読み込む機能を有するのみということだ。
プレイリストを使うには、USBオーディオは明らかに面倒そうだ。
では、なぜBluetoothオーディオではダメなのか。
理由を整理すると、下記2点と思われる。(ただし、Bluetoothオーディオはスマホ接続を前提とした。)
・スマホと接続しないと音楽が鳴らない。例えば、自分のスマホとBluetooth
接続して音楽を鳴らしている場合、他の人を車に残して自分だけスマホを
持って車から10m以上離れると、Bluetooth接続が切れて音楽が止まる。
また、そもそもスマホを家に忘れたら当然音楽は鳴らない。
・前車335iの時にiDrive内のHDDにコピーしていた子供用の童謡等を鳴らす
には、自分のスマホにその曲を入れる必要がある。(できれば入れたくない。)
USBオーディオだとUSBメモリは常時車の中にあるため、上記のような心配がないというわけだ。
以上により、USBオーディオで使えるプレイリストを用意することにした。
一般的なプレイリストのファイルフォーマットは、
m3uファイル(拡張子.m3u)ということだ。(
ウィキペディア参照。)
m3uファイルは、Windows Media Player、iTunes、Winamp、foobar2000等の多くの音楽再生ソフトがサポートしているとのこと。
m3uファイルの中身は意外に簡単で、テキストファイルの最初の行に「#EXTM3U」、2行目以降に音楽ファイルの相対パスを入れれば良い。
例えば、こんな感じだ。
「Music/The Eagles/Hotel California/」はUSBメモリ内のパスなので、作成したUSBメモリ内のフォルダ構成に合わせてパスを書けば良い。
なお、flacの場合は、アーティスト名や曲のタイトルはflacの中に入っているため、「#EXTINF」指定は不要だ。
USBメモリの直下に上記m3uファイルを置き、実際に、iDrive8で読ませてみたが、ちゃんと読めたのでこれで問題ない。(検索画面からプレイリストを選択。アーティスト名、アルバム名、曲名及びアルバムアートが正常に表示。)
ただ、実際には、いちいちテキストファイルに手打ちするのはあまりに面倒なので、適当なソフトで作ってみることにした。
パソコンで通常使っているfoobar2000でプレイリストを作ってみようとしたが、少しやってみたところ面倒そうだったのでやめた。iTunesは、アンチApple派(OSの制約が多く、やりたいことをやらせてくれないので嫌い。)なので使いたくない。新しいソフトを導入するのもなぁと思っていたところ、スマホ(Xperia1Ⅱ)の純正音楽ソフトでプレイリストを吐き出してみたところ、意外に簡単にできた。さすがスマホ。利便性は良い。
スマホ(Xperia1Ⅱ)の純正音楽ソフトで作成したm3uファイル。
余計な「../../../FE82-DB8F/」(FE82-DB8Fはメモリカードの識別名。)を消してしまえばOKだ。(メモ帳の置換機能を使えば簡単に消せる。)
なお、実はこのままでもiDrive8で正しく読めたのだが、これは謎・・・。(使えるので追求するのはやめた。)
ということで、USBオーディオでのプレイリストは、m3uファイルを適当なソフトで作成してUSBメモリにコピーすれば良いことがわかり、とりあえず解決だ。
でもやっぱり面倒くさい・・・。
ポルティMAOさんに、iDrive8上でプレイリストファイルを作れるように、メーカへリクエストしてくれるようお願いしておいた。。。
ブログ一覧 |
M3 | クルマ
Posted at
2023/10/06 00:11:58