
山岳ガイドと称するガイドさんが、20名以上の登山客を引き連れての登山ツアー。
こんな登山ツアーに参加する゛ツアー客゛は、1人で山へ行く技量が無いとか、登山口までの足が乏しいからツアーに参加するのだろうが、とにかく、回りの一般登山者への配慮が無かったりする。
30名もの、周囲に配慮が無い登山グループが、ドドドーっと登山道を゛通ります~゛と言ってやってくると、数は力となってしまい、有無を云わさず道を空けるしかない。
しかも、雪渓の出口で止まっていきなり、雪渓の説明をガイドが始めるものだから、団体ツアーの後ろを歩かざるを得ない,我々一般者は雪渓のど真ん中で立ち往生せざるを得なくなり、全く後ろからやってくる人の事を全く考えていない状況には、悪いが、山岳ガイドの資質を疑わざるを得ないのと、登山道のど真ん中で止まってしまうツアー客の質にはやはり問題があると私は感じてしまう。
雪渓の上は普通の登山道より危険を伴う場所だ。ツアー客さえその雪渓を通過出来れば、後ろから来ている一般登山者はどうでもいいというのではなく、回りの一般登山者にも配慮してガイドしてもらいたいものだ。
今年は深田久弥が、「日本百名山」を発刊して50年という。
山岳ツアー客の多くは、百名山ハンターなのだろうか。
もし深田久弥が、百名山なる書籍を出版しなくとも、誰かが必ず山のランキングをして、百名山のような、山岳スタンプラリーは、必ずおこなわれていくのだろうが、とにかく多くの人々がコンプリートしたがる百名山。
百名山スタンプラリーがなければ、こんなに団体ツアーの登山もこれほどまでなる事はなかったのかも・・・
そう思うと、少しは、深田久弥に対して文句も云いたくなる。
Posted at 2014/07/30 05:55:17 |
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