※ 写真は、左から、SONY NEX-5R [SIGMA19mm F:2.8] 、SONY NEX-6 [CANON NEW FD 28mm F:2.8]、CANON AE-1 [CANON NEW FD 50mm F:1.4]
[SONY NEX] シリーズを使い始めて、1年半が経過した。
軽量コンパクトが売りの、NEX-5シリーズには、ファインダーが無い。
しかし、実際使用していると、ファインダーが欲しい場面が出てくる。
スローシャッターで撮影する時、望遠側で撮影する時のカメラのブレ防止の為の、三点支持の為。
マニュアルフォーカスの際の、ピントの確認など。
NEX-5Rには、オプションの外付けEVF(FDA-EV1S)があるのだが、今や生産終了。
入手するには、やたら高額なアマゾンなどでの新品か、中古品を探すしかない。
中古でも2万円以上する。
そんな高額中古パーツを買うより、程度の良いNEX-6の中古を買う方が、便利であろう。
α6300 2,400万画素 EVF:1.0cm (0.39型) 236万ドット ISO:100 - 51200 サイズ:120.0 x 66.9 x 48.8 mm 404g
α6000 2,400万画素 EVF:1.0cm (0.39型) 144万ドット ISO:100 - 25600 サイズ:120.0 x 66.9 x 45.1 mm 344g
NEX-6 1,600万画素 EVF:1.3cm (0.50型) 236万ドット ISO:100 - 25600 サイズ:119.9 x 66.9 x 42.6 mm 345g
NEX-7 2,400万画素 EVF:1.3cm (0.50型) 236万ドット ISO:100 - 16000 サイズ:119.9 x 66.9 x 42.6 mm 350g
購入比較対象は上記4機種 ※1 NEXシリーズは中古になる。
参考比較
※2 NEX-5R 1,600万画素 EVF:無 ISO:100 - 25600 サイズ:110.8 x 58.8 x 38.9 mm 276g
※3 EOS 60D 1,800万画素 OVF ISO:100 - 12800 サイズ:144.5 x 105.8 x 78.6 mm 755g
※4 AE-1 サイズ:141 x 87 x 48 mm 590g
※5 α7Ⅱ 2,400万画素(フルサイズ) EVF:1.3cm (0.50型) 236万ドット ISO:100 - 51200 サイズ:126.9 x 95.7 x 59.7 mm 599g
1.EVFの大きさと、ドット数で比較すると、NEXシリーズが明らかに大きく、緻密である。単純にEVFで選ぶならば、NEXの2機種である。
2.ISOの最大感度はNEX-7は、ISO最大感度が16000しかない。
3.NEX-6の中古品が一番低価格で入手可能である。
この結果、NEX-6の中古品を入手する事になった。
ファーストインプレッション
レンズ:FD 70-210mm F4
1.NEX-6は、撮影モードダイアルを備えているため、絞り優先モードへの切り替えが、瞬時に行え、マニュアルフォーカスレンズを使用するに際して、使い勝手が良い。
2.EVFは見やすく、ピントピーキングを表示させることにより、ピント合わせが液晶画面より格段にしやすく出来る。
3.ファインダーアイピースカップが、額に接することによりカメラ本体の保持点が増え、手振れ低減効果が期待できそうである。
NEX-6は形は異なるが、フィルム時代の普及型マニュアル一眼レフカメラに近いサイズである事に気づく。
SONY α7シリーズだと、普及型マニュアル一眼レフカメラにより近い感じになるのだろう。
早速、空港にて試し撮り。
使用したレンズは、CANON NEW FD 70-210mm F:4のマニュアルレンズである。
本当は、F8に絞るはずだったのだが、サンプル1、サンプル2は、ミスして絞り開放(F:4)での撮影。
カメラ側は、撮影モード絞り優先(A)で撮影。
サンプル1
空港にて 直進ズームのレンズなので、画角を瞬時に変えつつ、ピント合わせを同時に行うには、使い勝手が非常によい。
サンプル2
連射モードで更に撮影。EVFのおかげで、ピントを合わせ続けながら、思い通りのフレーム。
サンプル3
遠景の山を最大倍率(210mm)で撮影。 無限大のピント合わせが今イチなのか、それとも手振れしているのか、大気の状況なのか、解像感が今イチ。
サンプル4
遠景の山を最大倍率(210mm)で撮影。 サンプル3と同様の結果。
まとめ
昔の家に眠っていた、CANON FDレンズがNEX-6のEVFによって復活出来そうである。
これまで使用してきたCANON EOS 60Dは、携帯性の面で、ほぼお蔵入りしそうである。