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2023年08月29日

#57 思うよりお車を長く大事にされている方は多いものです

#57 思うよりお車を長く大事にされている方は多いものです 街を走る車達が私の視界に入ると、それこそ登場したての新型車や比較的高年式(であろう)お車が多いと感じています。その一方で極稀にそれこそ昭和年式であろうことが容易に想像可能なお車が分類番号2桁のナンバープレートをつけた状態でご高齢の方が運転するご様子もお見掛けします。多くの人は余程異彩を放つような仕立てや事態でない限りは他人様がお乗りになる車なんて興味も関心もありません。これは以前にも同じことを申しておりますが、オーナー(ユーザー)がいくら拘りをお持ちになったところで多くの方は車自体に興味も関心もありませんのでその違いが分かり難ければ難い程第三者から気づかれる事も先ずありません。その気付かれなさこそがカスタムの醍醐味と感じられる方も勿論居るでしょうし敢えてそのような仕立てで気付かれないことに快感を持つといった「癖」をお持ちの方も居ます、笑。私もどちらかと言えばそちら側の人種ですのでそのお気持ちもよく分かります。例えば、よくあるのが同じ車種同士で標準グレードとスポーティーグレードがカタログモデルにあり、所々で部品で差別化を図るといった仕立てがあります。ランプ類やモール類の違いや場合によってはバンパー形状が異なるといった事もありますが、それら異なるグレードのパーツを付けて他との違いを出したり、最近はあまり聞かれませんが前期車体に後期部品を移植する「後期仕様」にチェンジしたりすることでそれこそ後期モデルが普及すれば巷で埋もれてしまうこともありますが見た目としては効果てきめんなリフレッシュとしてかつてはカスタムユーザーを中心に定番技として重宝がられたものです。
色々と工夫を凝らして愛車とお付き合いを続ける関係性の中で、お人によって買い替えのサイクルが異なったりそれこそ多頭飼いといわんばかりの複数所有される方も居たり、或いは一台のお車とそれこそ長年連れ添うといった何と言いますかその方の性格と言いますか性分というかが垣間見える一要因にもなるような気がしないでもありません。よく?買い替え論争なんて言う事が取り沙汰されることもありますが、

短期的に買い替えを繰り返す方に対しその対極に位置する思考の方々より

長年同じ車を持ってこそ本当の車好きと言える
等といったご意見や、

長期で一台のお車をお乗りになる方に対しその対極に位置する思考の方々より

常に新しい車に乗る方がメリットあるし何より経済回している功労者だ!
等といったご意見も散見されます。

不毛な議論ですよね、爆。

その一方で、多くの人が維持しない(出来ない)若しくは新たにこれから買い求めようとは思わないお車、つまり市場で殆ど見かけなくなったであろう古車や旧車を見れば、それが綺麗に維持されていたり年数相応に「いい感じ」にやれていたりする個体をそれこそワンオーナーレベルで持ち続けている方に対しては多くの場合称賛や賛同の声が寄せられることがあります。見方によっては先の事例からすると矛盾が生じますが誰もが出来ることではない事に対して羨望の眼差しで見られるということについては多くの方が納得感を持つのではないでしょうか。

私はどのご意見であろうともご自身の立ち位置なりの考えがある以上、どれもが一理ある意見であり全否定するような間違いだとは思いません。自分自身はどうなのかはまた別のお話しでそれこそ自分のイロがそこには出るのであろうと思います。私は一台を長年乗ることを美徳とする考えですが、そうは言いましても今までの愛車でそれこそ擦り切れるまで!朽ち果てるまで!!乗り潰した車は一台もございません。皆さんのがお手放しになられる時も殆どの場合そうだと思います。ご自身の中では乗り潰したぞ!と思っていても実はそのお車には第二の車生がある(国内流通しなくとも貿易や輸出ルートといった異国の地で活躍することが往々にしてある)場合もあり、それこそ事故等で自走車としては再起不能な場合などは部品転用に回ることも勿論ありますがそうでない場合、車としてまだ物理的に走行可能な状態である場合は見方によってはまだ乗る事は出来た=乗り潰しには当たらないといったことも言えてしまう訳です。錆で朽ち果ててしまえばある意味潰れてしまうといった事にもなり得ましょうが全体数から見れば少数ケースでしょう。
世の中には色々な事情がございます。故障を修理して乗ろうと思えば乗れるものの修理代が余りにも高額で経済的に修理が現実的ではないパターン、修理したいものの部品供給が無く直すことが不可能で乗り続けることを断念せざるを得ないパターン、特に故障はしていないもののユーザーの満足感からお手放しになりお金を掛けてまでの再販ルートには乗せる事が出来ないパターンなど様々。

お車を新しい内にお手放しになる方が居なければ高年式中古車の流通量が無くなってしまいますし、新車にお買い替えという事であれば新車販売台数の更なる減少にも繋がり兼ねません。一方、一台を末永く乗る方が居なければ修理やメンテナンス業に対して打撃もあるでしょうし何より販売終了後数年で街から姿を消すといった事になれば外から見る分について寂しさもあるではありませんか!?
10年乗った、15年乗ったお車をお手放しの後国内再販ルートにすべて乗る訳ではございませんが、新車当時憧れていた車を今なら手に出来るといった層も居るでしょう。年齢的な話しもありましょうし事情的な問題、或いは金銭的な事もあるでしょう。そう言った方々がまた市場に返り咲きを果たしてくれると思えば多種多様なお車が街を行き交うのを見るのって車好きからすれば楽しいではございませんか!

街の中が同じ色かたちした車しかいない、見ていて絶対つまらないですよ???

実は今売れる車が偏り街中がそうなりつつあるような気がしないでもないのですが!?過去を思い返してみてもスーパーホワイトⅡの8系マークⅡなんてそれはそれは何処に行っても居ましたし9系のカローラに至ってはそれこそ隣近所みんなカローラなんて事も珍しい光景ではなかったような記憶しかありません。車の総量に対して販売台数の比をすれば今が昔がどうこうといったご意見もあるかも知れませんが、そんなかつて売れに売れたあれだけ見たお車でさえも今街中でお見掛けする事は殆どありません。それは年が経ち過ぎたのも勿論ありましょうが多くの人に30年や35年前のお車をずっと乗り続けて下さいというのも困難なお話し。そんな極端なお話しではなく、それこそ新車から15年ずっと乗ってますですとか、中古であっても15年近く乗ってますといった長年同じ車を愛用される方も大勢いらっしゃるでしょう。これが20年、25年レベルになると段々と数を減らすのも実用車であればある程一定仕方のないことでしょうが、皆が皆、それこそ使い捨てカメラのように扱う方ばかりではないのは何処かに安心感もありそう言った古くても大事にする文化というのは今後ますます淘汰が加速するでしょうから出来る限り、許されるのであればそういった「物を大切にする文化」というのもまた継承頂けるとそれこそ今の時代で言う所の多様性の一つにマッチするのではないのかな?と思います。

人生一度きり、乗れるときに色々な車に乗っておきたいという気持ちも分かります、一台のお車を末永く大事にしようという気持ちも分かります。どちらも間違いではありませんしご自身の車に対して違法性や常識的な迷惑行為が無ければ外野が四の五の言う必要もありません。それそれの希望やご事情に即した楽しいカーライフをお送りいただきたいものです。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2023/08/30 17:55:24

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