
本体を箱に入れて予備機となったhome5G(HR02)だがHR01との違いを調べたら5Gの対応バンドが増えている事に気が付いた。
HR01では5G(Sub6)の周波数であるn78(3.7GHz)、n79(4.5GHz)が対応している。
HR02ではn78(3.7GHz)、n79(4.5GHz)に加えてn78(3.4-3.5GHz)、n78(3.5GHz)、n28(700M)と3つの周波数が増えている。
新たに加わった周波数はいわゆる「なんちゃって5G」と言われる4G周波数を転用したものだ。
4Gの周波数帯域幅は5Gの帯域幅に比べて狭いので通信速度は落ちる。
しかし電波は遠くまで飛ぶので少ない基地局で広いエリアをカバーできる。
ドコモのHPで通信エリアを調べると以前赤色で示した5Gエリアに加えてオレンジ色も5Gエリアとなっている。
オレンジ色のエリアが「なんちゃって5G」のエリアだが、この「なんちゃって5G」ってのが詐欺と言うかインチキのように思うがどうなんだろう。
KDDI、ソフトバンクが先行して「なんちゃって5G」を始めたのでドコモも我慢できずに追従した感じか?
5Gが出る以前は夢のような次世代の高速通信網と言われていたように思ったが、今5G(Sub6)を高速通信と感じている人はどの位いるだろうか?
5G(Sub6)自体NSA(ノン・スタンド・アローン)方式で4Gと設備を共用している時点で実は元祖「なんちゃって5G」なのかも(^^;
本来の5Gは超高速大容量、超低遅延のミリ波が本命だろうが、こちらは一つの基地局がカバーするエリアは猫の額ほどの狭いエリアで普及が現実になるとは思えない。
写真は自宅から約1km離れたドコモの基地局と、下にあるミリ波n257(28GHz)のアンテナ、高さが2,5m位か?280L2SRUの文字が見えた。
HR01、HR02共にミリ波n257(28GHz)には対応していない。
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2025/03/04 10:43:21