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2013年08月31日 イイね!

針ノ木岳山頂!

針ノ木岳山頂!日程:2013年8月16日~17日
天気:晴 晴れ

▲針ノ木岳(はりのきだけ)
 標高:2,820.6m
 長野県・富山県
 日本二百名山



▲7:20 針ノ木岳登山口 ▲8:15 大沢小屋 ▲9:00 針ノ木大雪渓 ▲11:35 針ノ木小屋 ▲16:30 テン場夕食

テントで長い夜を過ごす。
新しく購入したエアマットはまあまあの寝心地だった。
しかし、いつもながら1時間くらいの間隔で目が覚めてしまうのは何故か?

翌日(17日)、朝3時に起床する予定だったが、
朝方は良く眠れて... 4時近くになってしまった...

今日は針ノ木岳へ登るぞ。

起きて早々、朝食の準備をする。
最終水場で汲み上げてきた貴重な水、まだ1リットル残っている。
テント前室でお湯を沸かす。

そして熱湯をアルファ米に注ぐ。
アルファ米は熱湯を注いで出来上がるまでに15分程かかる。
その間にコーヒーを入れる。
コーヒーを飲みながら、今後は味噌汁を作る。

これが何時も変わらぬテント泊での朝食パターンだ。



山泊の朝食ではこの「味噌汁」が自分的に必須だ。
アルファ米は「山菜おこわ」とか「わかめご飯」とか、いろいろな種類があるのだが、
味噌汁が無いと、これらのアルファ米は美味しく頂けない...

たまには「アルファ米+味噌汁」に代わる朝食メニューでも考えた方が良いか?


さて、朝食は数分で終了。
これから針ノ木岳をピストンする。

ザック(オスプレーイーサー70)は雨蓋を取り外してヒップバッグとして利用可能だ。


結構大きな雨蓋なので容量的には十分だ。
またザックの腰ベルトを取り付けて利用する。
なので、歩行時も安定感もバッチリ。



ザックから雨蓋を外す、腰ベルトを付け替える、その様な準備についてはちょっと面倒...
このヒップバッグにレインウェアや行動食を入れて登山の準備は完了。

▲4:40 テン場出発
さあ、出発しよう!
ヘッドランプを点灯させてテントの外に出る。
近所の方々は縦走に向けてテントを撤収していた。
彼らに別れを告げて、針ノ木岳山頂へ出発する。


もう夜が明けそうだった。
点けていたヘッドランプも空が明るくなり不要となる。

「山頂でご来光を!」
と思っていたが、東の空には雲が...
なんか眩いご来光は期待できなくなったぞ。
そういう訳で急がずにゆっくりと、安全第一で登ることにした。


ある程度登ったところで、針ノ木岳とスバリ岳(右)の間から剱岳が見えてきた。
やはり剱岳はカッコイイ。
また剱岳へは登りたい。


そして南方には薄っすらと富士山が見えていた。



何時かは富士山へ...
と思ってはいるのだが、富士山へはまだ登ったことが無い。
富士山へも登らなければ... 

こちらは北方の白馬方面。
手前に連なるのが、針ノ木から種池まで縦走可能な尾根だ。
右のピークは鹿島槍ヶ岳、その奥が五竜岳、一番奥が白馬岳だろう。


針ノ木岳の山頂はもう少しだ。

景色に見惚れて登っていた。
そのせいで、あっという間に山頂へ着きそうだ。
昨日に比べてかなり身軽な装備で登っているということもある。


▲ 5:20 針ノ木岳山頂
テン場からのコースタイムは約1時間。
誰もいない針ノ木岳の山頂へ無事登頂!



針ノ木岳の三角点は「三等」であった。
一先ず三角点タッチ、成功!
さて、楽しみにしていた針ノ木岳山頂からの景色を堪能する。

この景色が見たかった。

昨年9月に縦走した立山から別山、そして剱岳までの山並みだ。
そしてその下には黒部ダムが綺麗に映る。


ほぼ正面に聳える立山。

そしてカッコイイ剱岳。

黒部ダムのズームは「ロッジくろよん」の辺りだろう。

独り、眺めるその先に。

槍ヶ岳。

槍ヶ岳から薬師岳までも良く見えていた。 あの辺り、テント3泊くらいで歩きたいな...

陽が昇って影針ノ木となる。


針ノ木山頂には1時間ほど滞在した。
これらの景色がみれて何より。 やはり北アルプスの景色は最高!

山頂は風があり、1時間動かずにいたせいで寒かった...
下山時にはテン場までここに咲く花々を見ながら下山した。

(最終へつづく)
Posted at 2013/08/31 10:30:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 日記
2013年08月25日 イイね!

針ノ木小屋のテン場

針ノ木小屋のテン場日程:2013年8月16日~17日
天気:晴→曇

▲針ノ木岳(はりのきだけ)
 標高:2,820.6m
 長野県・富山県
 日本二百名山


<ルート>
1日目:扇沢~針ノ木大雪渓~針ノ木小屋
    (テント泊)
2日目:針ノ木小屋~針ノ木岳(ピストン)
     針ノ木小屋(テント撤収)~大雪渓
    ~扇沢

<その1> <その2> からの続き。
8月15日:岩手自宅~(車移動)~扇沢駐車場(車中泊)
8月16日:登山開始 6:50 駐車場出発
▲7:20 針ノ木岳登山口 ▲8:15 大沢小屋 ▲9:00 針ノ木大雪渓 ▲10:40 最終水場 ▲11:35 針ノ木小屋


針ノ木大雪渓は涼しくて快適に登れた。
しかし雪渓後、針ノ木小屋までの急登はきつかった...
何とか針ノ木小屋へ到着し、その後テント泊の受付を済ませる。
テントの設営場所は受付で指定される。 

30張中の30番、眺めの良い場所にテントを設営できるか?

今回の北アルプス遠征で針ノ木岳を選択した理由の一つは、
ホームページや皆さんのブログで見て、テン場のロケーションが良さそうだったからである。
過去に訪れた北アのテン場では、剱沢テン場からの剱岳の眺めが一番良かったが、
燕岳や天狗山荘(白馬鑓ヶ岳)のテン場から眺めたご来光もとても良かった。

今回もロケーションが重視だ。

受付で指定された私の設営場所はここだった。


一番上の一番端、30張の中でここが一番良いのでは?
まだ午前中だったのでイイ場所を指定してくれたのかな?
テントのサイズで位置も決められている。
私の場合は1人用ということで、この30番が指定されたわけである。

針ノ木小屋からテン場までは差ほど離れていない。
テン場用の2つのトイレを通過し、ちょっと面倒な岩場を登って行く。
トイレの下の方にも設営スペースがある。


テン場最上部の30番の位置へやってきた。
ちょっとだけ斜めではあるが、滞在するにあたって全く支障はない。
大きな石もあり、ペグを打ったり、張り綱を固定するのにもちょうどよい。


この位置はテラスになっているのでロケーションもとても良いのだ。
ちょっと曇ってきたが、ここから眺める「蓮華岳」の景色は抜群。
正面には七倉岳から烏帽子岳までの縦走路を眺めることが出来た。


▲12:30 テント設営完了
ここのテラスには1人用テントが3つ並ぶ。 何れも単独の登山者である。
1人は日本百名山を達成したベテランの方。
お勧めされたルートはジャンダルム、険しいところが好きそう。
もう1人は北アを歩き回り今日が7日目とか... 近所はみんな強者だった...


針ノ木のテン場には外トイレが2つある。
小屋内にはバイオトイレがあるが、テン場利用者は100円とか言っていた。


テン場周辺に水場がない。
小屋では1リットル200円で購入できる。
自分は大雪渓上部の水場から3リットル汲み上げてきた。
せっかく重い思いをして汲んできた貴重な水、大事に使おう。


予定ではこの後、針ノ木岳か蓮華岳のどちらかに登ろうと思っていた。
午後になって曇ってきたので針ノ木岳は明日に持ち越し。
で、蓮華岳に行くべきところなのだが、ここでだらけてしまった...

テントでゆったり。
先ずはランチ...
コーヒーを淹れて、ピザ。 (コンビニのパンだが...)


エアマットは今回から厚めのものにした。

ナチュラムで購入したものだが、HYALITEのこちらの商品になる。
HYALITE(ハイアライト) Peak Elite AC:REGULAR
HYALITE(ハイアライト) Peak Elite AC:REGULAR

以前はダンロップの厚さ2cm、長さ120cmの半身タイプを使用していた。
厚みが無いと腰がちょっと痛くなるので、この厚さのあるものにしてみた。
サイズはこちら→(51 x 183 x 6.3cm)

ナチュラムの記載を見ると、暑さが3.6cmになっているが、これは6.3cmの誤りである。
長さも183cmと大人の男性でも十分な長さだが、400kgを下回る軽量なのだ。
以前のマットより断然、寝心地は良かった。
口で吹いて空気を入れるのだが、大きくて厚いのでちょっと時間はかかる。
あとはパンクさえしなけれは問題ないだろう。

自分はテント内に厚さ2mmのアルミシートを敷いている。
これによって石などにあたって簡単にパンクするようなことはないだろうな。

これに横になると、もう蓮華岳に登る気にならない...
テントで横になって、その蓮華岳を眺める。


なかなか眠くもならないので、担いできたワインを取り出した。
ナッツをおつまみに、テントでワインもいいものだ。
アルコールも入って、これでゆっくりと一眠り...


さて、天気が気になっていた。
隣のテントの方と話をしていたが、昨日の雨は夕方6時頃だったらしい。
松本にも大雨洪水警報が出たというくらい、凄い雨だったらしい。

確かに雲もだんだんと厚くなる。
遠くに見えていた「槍ヶ岳」も、だんだんと見えなくなってきた。


そしてテン場は完全にガスに覆われた。
大分涼しくなってきて、長袖のシャツを一枚羽織る。
一雨、降るか?

意外と降りそうで降らない、そんな天気だった。
(結局天気は一晩持ってくれた。)

さて、気になる針ノ木岳のテン場の様子はこんな感じ。
尾根の部分に10張程度の設営が可能がである。

尾根から下に向かって斜面があるのだが、ここに6~7張が張れそうだった。
そして、下の方にも10張くらいの設営スペースがあった。
団体用のやや大きめのテントが下のテン場スペースに張られていた。

私が張ったテラスと言える場所は、ソロテントが3張分だ。
やはり、あそこの3張は特等席だな!

針ノ木小屋のテン場は全部で30張。
今日、全ての場所は埋まらなかった様だ。

▲16:30 夕食
することもないので夕食にする。
今日もテン場夕食はカレーだ。 (レトルトカレー)
クッカーで温めて、アルファ米の白米にかけるだけ。

いつもは缶詰なども持って来ていたが、今回は重くなるのでやめておいた。
でも、何かもう一品食べたくなるな...
カレーを美味しく食べて、今日すべきことは終わりになる。

まだ明るいが、早くも寝る準備を開始する。

蓮華岳へ登った方の話に、コマクサが良かったとか、雷鳥に会えたとか。
いろいろとイイ話が聞こえてくる。

明日、針ノ木岳と蓮華岳の両方に登る手もあるが、双方意外と斜度があって疲れそうなんだな。

明日の朝はまず針ノ木岳だろう。
早朝に登ってご来光を眺める。
針ノ木岳から見下ろす黒部ダム、昨年登った立山、剱岳を正面に眺めよう。
(立山~剱岳の記事はこちら)

ということで今日は就寝。
そうだ、テント泊だからこそ、サンダルを持っていくんだった...

(つづく)
Posted at 2013/08/25 16:11:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 日記
2013年08月24日 イイね!

針ノ木大雪渓、登る!

針ノ木大雪渓、登る!日程:2013年8月16日~17日
天気:晴→曇

▲針ノ木岳(はりのきだけ)
 標高:2,820.6m
 長野県・富山県
 日本二百名山



<ルート>
1日目:扇沢~針ノ木大雪渓~針ノ木小屋
    (テント泊)
2日目:針ノ木小屋~針ノ木岳(ピストン)
     針ノ木小屋(テント撤収) ~ 大雪渓 ~扇沢

<その1からの続き>
8月15日:岩手自宅~(車移動)~扇沢駐車場(車中泊)
8月16日:登山開始
▲6:50 駐車場出発(30分の登山道&道路歩行)▲7:20 針ノ木岳登山口


扇沢の市営(無料)駐車場から約30分ほど、登山道とバス道路を歩く。
そして本来の針ノ木岳登山口に立った。

登山口付近からも針ノ木岳山頂が見えていた。
結構遠く、結構高い... 頑張って登ろう!



▲7:20 針ノ木岳登山口
扇沢の駐車場付近は多くの車で混雑していた。
しかし、針ノ木岳へ向かう道では誰にも会わず...
みんなトロリーバスで黒部ダム・立山方面へ向かうのだろう?
針ノ木方面はちょっと寂しい感じ... 独り、針ノ木岳を目指す。




序盤から岩場で足を滑べらせてバランスを崩す。
テント装備の重いザックにバランスも立て直せずに、独り転倒...
その際に左膝を岩にぶつけた。

これは油断。
重いザックを背負っているのに岩場の歩行に注意していなかった。
気を付けよう...

で、左膝に痛みはあったが、骨には影響なしだ。 (大きなアザとなる)

再び元気を出して歩き出す。
涸れた沢を2つほど越えて行った。 そして小川もあり。
序盤の登山道沿いにはこんな花が咲いていた。 



今度は水量のある沢に出た。
ここで目にしたのは針ノ木小屋への道しるべ、「鯉のぼり」だ。
鯉のぼりを目印にして、この後のルートを進んで行く。
沢は木を組み立てて作られた橋で渡らせていただく。


橋の上流を眺めると、針ノ木岳から種池へと連なる尾根が望める。
もう1日の余裕があれば、あの尾根上を縦走することも考えていた。
結構疲れそうだが...

▲8:15 大沢小屋
扇沢から1時間半、登山口からは1時間、ここで「大沢小屋」が現れる。

大沢小屋のちょっと手前、右側にテン場があった。
テン場を覗いてみた。
特に何が置かれているわけでもなく、テント3張程度の空き地かな。(↓テン場)


小屋前には百瀬晋太郎氏のレリーフがあった。
この辺りにザックを置かせて頂き、ちょっとだけ大沢小屋の内部も見学した。


小屋では軽アイゼンを1セット500円で借してもらえる。
大雪渓だけにアイゼンは持っていたほうが良いだろう。
自分は6本の軽アイゼンを持ってきたのでこれは不要。

その他、大沢食堂の「天然湧水のコーヒー」が気になるところだ...

さて、針ノ木峠まであと4km。涼しい大雪渓はまだ先か?


大沢小屋から再び樹林を歩きだす。
特に急な斜面ではないが、今日のザックの重さは腰にくる。
今シーズンの登山で脚は鍛えてあったが、腰は鍛えられていなかった...

樹林の途中で一気に景色が開けると、すぐそこに大雪渓が見えた。
その雪渓の最上部に「針ノ木岳」が聳えたっている。


▲9:00 針ノ木大雪渓
漸く大雪渓の麓にたどり着いた。
雪渓の下から、融けた雪が川となって流れて行く。


雪解け水、水量は結構多めだ。
水しぶきに若干濡れながら、この木の橋を渡った。

この雪渓の底から、もの凄い冷気が噴き出してくる。
冷房では出せない冷気の温度の低さ...
この天然冷房、涼しいを越えて寒いくらい。 とても気持ち良い!


大雪渓の下からは針ノ木岳までを一望できた。


さて、ここで大雪渓の登りに備えて軽アイゼンを装着する。
軽アイゼンはモンベルの6本クイックフィットだ。
8月にしてこのアイテムを使うとは思わなかったな。

そして「アミノバイタル・カプシ」も使っておく。(燃焼力アップ)
これにて大雪渓の登りの準備は完了。

私の後に到着した方がグローブを拾ってきてくれた。
グローブは正しく私の物だった。
序盤に転倒した時か? ポケットに入れていたのを思い出した。
しかし、拾って頂いたグローブは片方のみだった。
帰りは同じルートを戻るので、もう片方のグローブを探しながら歩こう。
落し物に全く気付かず、気が抜けていた... もっとシッカリしよう。

では、大雪渓の登りにとりかかる。

この6本アイゼンは意外と役に立った。
無くても大丈夫という人もいるだろうが、やはり少しは滑る。
アイゼンで滑らない分、疲労が軽減されるであろう。


振り向けば2年前に登った爺ヶ岳が見えていた。
向こうから少し雲が湧いてきたかな?

そういえば、他の登山者が昨日の夕方に降った雨について語っていた。
その雨は大雨だったらしい。
今日は同じような天気、テント泊なので夕立がちょっと心配だ。

雪渓上には落石がゴロゴロと転がっている。
白馬大雪渓などでは、この落石が登山にとってすごく危険というイメージがある。
ここは思ったほど危険性を感じない場所だった。


でも、あの岩は転がりそうな予感?
直径1mくらいは有りそうな岩だ。
あの様な大きな岩が雪渓上を音もなく転がっていくのか? やっぱり怖いなぁ...

大雪渓を慎重に上部まで登ってきた。

今日は暑い日だったが、雪渓上は一転してとても涼しい。
少し風が吹くとひんやりして気持ちよく、意外と楽に雪渓を登れた。

雪渓登りは約1時間であった。
三大雪渓の針ノ木大雪渓だが、白馬大雪渓に比べれば大分短いのだろう。


▲10:10 大雪渓上部
涼しい雪渓もこれで終わる。
雪渓上部から登山道へ入ったところでザックを下して軽アイゼンを外した。
まだ半分凍っている飲み物を飲んでクールダウン。
雪渓を外れるとやはり暑いな...
休憩しながらエネルギー補給、やっぱりこれだ! (どら焼き~)


ここから針ノ木峠までは急登となる。
登山道沿いに咲くミヤマキンポウゲやチングルマの花に癒されながらゆっくりと登った。

何処からか、落石の大きな音が聞こえてくる。
針ノ木岳の斜面は大きく崩れていた。 頻繁に落石が起きているのだろう。


▲10:40 最終水場
雪渓上部から30分、ここが最終水場か。
針ノ木小屋のホームページに、「ここで水を確保するように」と書いてあった。


尾根では水は貴重だから、ここでいっぱい汲んでおこう。
ここの水はとても冷たくて美味しい!
ということで、1Lのプラティパス2個と500ccのペットボトル2個。
合計3リットルの水を確保した。

その他、ザックにはスポーツドリンクやレモン水などの飲み物が1リットルある。
プラス3リットルもあれば、明日の朝まで水に関しては大丈夫だろう。


しかし、ザックが3kg重くなった...

最後の急登、この「プラス3Kg」はちょっと辛かったな...
当然、針ノ木小屋で水は購入できる。(1リットル=200円とのこと)

余計重くなったザックで最後の急登を登る。
九十九折のこの坂、大変キツイ... ゆっくり行こう。



▲11:35 針ノ木小屋
最終水場から1時間弱。
針ノ木峠へ到着だ。 お疲れさん。
扇沢の駐車場からは4時間半ちょっと。
コースタイムよりは早く来たものの、最後の急登はとても疲れた...


一先ず小屋前にザックを下して小屋の中へとお邪魔する。
早速、テント泊の受付を行った。 (1張=500円)
ついでに針ノ木岳の山バッジも購入。(1個=600円)

ここのテン場だが、テントのサイズを聞かれたうえで、設営場所を指定される。
私は1人用のテント、ここで「30番」という位置を指定された。
(テン場は大小含めて30張である)

30番の場所は最上部の一番奥だった。
この場所への設営、とてもいいロケーションが期待できるぞ!

(その3へ続く)
Posted at 2013/08/24 15:43:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 日記
2013年08月19日 イイね!

針ノ木岳へまずは移動...

針ノ木岳へまずは移動...日程:2013年8月16日~17日
天気:晴→曇 

▲針ノ木岳(はりのきだけ)
 標高:2,820.6m
 長野県・富山県
 日本二百名山



<ルート>
1日目:扇沢~針ノ木大雪渓~針ノ木小屋
    (テント泊)
2日目:針ノ木小屋~針ノ木岳(ピストン)
     針ノ木小屋(テント撤収)~大雪渓
    ~扇沢

7月の3連休に毎年恒例としている長野への登山遠征を実行することが出来なかった。

今回はお盆休みを利用して、テント1泊のみだが単独による登山遠征を行った。
選択した山は、北アルプスの「針ノ木岳」である。

暑いのが苦手なので...
連日猛暑が続く昨今、少しでも涼しい雪上を登りたい。
ということで、日本三大雪渓である「針ノ木大雪渓」に目を付けた。

針ノ木大雪渓を登り切ると、針ノ木小屋のテン場が待っている。
ここのテン場、写真で調べた限り、自分好みのロケーションだ。
山中に1泊のみと、今回は日程的に限られた遠征だ。
テン場のロケーションはとても重要!

さて、針ノ木岳を目指して岩手を出発だ。 車汗



岩手から北アルプス・針ノ木岳登山口のある「扇沢」までは600kmの距離である。
今回の遠征は自動車での単独移動だ。
前日から移動して車中泊、帰りも登山後に岩手まで車中泊...

仲間と一緒なら、運転を交代しながら移動するのだが、単独だからしょうがない。
前日に家の用事を済ませると、長野へ向かって車を走らせた。



高速道路を利用せず、岩手~秋田~山形~新潟と移動する。
車移動ではその途中、どこかのお盆祭りや、交通事故現場の通過などで順調ではなかった。
しかし、日本海側へ出ると、その海岸景色から気持ちよくドライブが出来た。

そんな景色も夜とともに無くなり...
新潟市を通り過ぎた辺りから、高速道路を利用する。
長い...新潟県の北から南までを走り抜け、糸魚川ICで高速を降りた。
深夜0時に高速を降りて50%割引、これは大きい。

さて、糸魚川からは長い洞門を進み、小谷~白馬へと入っていった。

糸魚川では30℃近くあった気温が、白馬に入って一気に20℃へと下がる。
これは車中泊をするのに最適な温度だ。
30℃の車中では、車の窓を開けていても暑くてなかなか疲れがとれないだろう。

そのまま一気に扇沢の市営(無料)駐車場へ車を入れた。
深夜だが、予想以上に駐車場の車は多かった。
駐車スペースを探して、結局駐車場の一番奥へ駐車...

深夜1時半、扇沢の駐車場の気温は17℃。
車の窓を閉め切っていても、ちょっと寒いくらいだった。
タオルケットをかけて、快適に車中泊ができた。

<翌朝>---------------------------------------

▲5:00 起床
3時間程度だが、車中は涼しくよく眠れた。
車の窓から外を眺めると、早くも登山者は動き出している。

自分の出発時間は7時と決めていた。
車中にて朝食のパンを食べ、登山に備え着替え、その他の準備も整える。



市営(無料)駐車場の一番奥へ駐車した訳だが、ここから扇沢駅まで近道が続いていた。
ちょっと行ってみると直ぐに駅につけたので、駅のトイレを利用し再び車に戻った。

▲6:50 駐車場出発
忘れ物は無いか?
車中でしっかりと荷物をチェック。
テント装備の重いザックを背負っていざ出動!



2年ぶりの扇沢駅。
前回は爺ヶ岳経由で鹿島槍ヶ岳へ登った。 <鹿島槍ヶ岳の記事はこちら>
その時もお盆休みだった。
そして、「駅のトイレのみを利用」ということも、前回といっしょ...




針ノ木岳への登山口は扇沢駅の道路を挟んで左側にある。
登山口から右手(駅の裏側)に、あの電気で走るトロリーバスが見えた。
あれに乗れば黒部ダムに行けるんだな。

登山道に入っても直ぐに再びバズ道路へ出る。
曲がりくねったバス道路をショートカットするのが登山道だが、道路を歩いたほうが歩きやすいから楽かな?


暫く進むと道路にトンネルが見える。
あのトンネルの向こう、行ってみたい...

そして針ノ木岳の本当の登山口はトンネル手前の左側にあった。

▲7:20 針ノ木岳登山口
扇沢の駐車場から30分かかって此処へ来た。
ここが本当の針ノ木岳登山口ね... (暑い...)


そして、針ノ木岳も見えてきた。
あれか! 高いな... 遠いな... 
既に気温も上がってきているし、順調に行けるか? 


さあ、ここからが本当の登山だ。
頑張ってあの針ノ木岳へ登ろう!

(その2へ続く)
Posted at 2013/08/19 20:42:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登山 | 日記
2013年08月18日 イイね!

北アから岩手、無事帰宅~

北アから岩手、無事帰宅~8月16日~17日。

山にはテント1泊だけど...
車移動では車中に2泊...

好天に恵まれた北アルプスより、本日無事に帰宅した。

7月3連休に、毎年恒例としている「登山遠征」を実行することが出来なかった。

その鬱憤を晴らすべく、今回は単独で岩手を出発した。

東北ではなかなか出来ない登山でのテント泊だからこそ、この1泊にかけるテン場の選択は重要。
もちろん、テン場のロケーションが重視される。



さて、暑さに弱い自分...
8月のこの時期、連日猛暑が続いている。

これでは登山するのも大変だろうと、雪上に少しでも涼しさを求めた。

北アルプスにはどんな花が咲いているのか?

今回は雷鳥に会えるのか?

いろいろと考えるとテンションも高まった。




前日、長野県に大雨洪水警報が出ていた。
テント泊だけに、夕方の豪雨は心配だった。

しかし、雨には当たらず、運が良い!

そしてイイ景色も堪能することが出来た。

問題は体力か...
久々にテント装備のザックを背負うと足腰にくるものがあった。

そして、序盤に滑って転倒、膝を打つミス...
まあ、大きなアザにはなったが、大したことはなかった。

その他にも、ミス連発。
テント内に水を溢したり、テン場の斜面へクッカーを転がせたり...
グローブを何処かに落としたり...

ああ、それもいつも通りか?
少しはシッカリしよう...

と、楽しくもあり、反省点もあり、充実した長野遠征が終了した。

では、詳細は後日!
Posted at 2013/08/18 16:40:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | 登山 | 日記

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