
エスティマ クォーターパネルの縦長
の凹みになります。
この凹みって普通の凹みじゃないんです、実は!
修理前の写真を見ると高い場所が
あったり低い場所があったりと凸凹の
歪な形をしているのがわかると思います。
通常、ボディが凹む時は表面から
押されて衝撃波で周りに緩やかに高く
なった凸が出来るのがセオリーです。
山で例えると筑波山的な緩やかな
標高の凸型です、分かりづらいかもしれませんが ^ ^
一方でエスティマの凹み周りの凸は
鋭角なまでの出っ張り具合、不自然なんです。
山で例えると頂上が尖ってるエベレス
トなんですよね。
これは実は裏から誰かが押した
可能性が高いです、たまに業者さんの
中にもドライバーで押してDIYしちゃ
う方もいるんですよね^^;
確かに直せそうな感覚的なイメージは
持てるのかも、私もデント仕事初める
前は押して叩くだけって単純に考えてました。
実際はそうはいかないものです、
ここまで鋭角に裏から押し出して凸を
作ってしまうと高張力鋼板の性質上、
上からポンチングで丁寧に落としても
形状記憶してるのでキレイに平らに
出来なくなってしまってます。
そうすると本来ならキレイに直せた
凹みもプロが直そうとしてもキレイに
修復するのが難しくなってしまうんですよね、
それでもこの凹みもパッと見ではわか
らないぐらいには復元してます。
なので、普通ならDIYデントは
お勧めしませんと言いたいところ
ですが、経験してみたい気持ちは理解
できるので
押し過ぎないで下さいと伝えたいです
^ ^
凸凹にしなければまだ修復の余地はありますので!
そんな事を思った事例でした。
ブログ一覧
Posted at
2024/02/26 10:27:45