
ってわけでブレーキパットですよ。
FD2からS2000に乗り換えた際にまず気になったのはブレーキの効きです。
FD2は踏めば踏んだだけ減速出来たんですけど、S2000だと踏んでも思ったより減速できずに滑っていく感じなんですよね。
そこでまずブレーキといえばブレーキパットでしょ!って事で交換する事にしました。
物はエンドレスのMX72です。
もちろんせっかく交換するならば普通の物にはしません(笑)
一般に量販店などで売っている物ではなくエンドレスにこちらの要望を伝えて開発車両にパットを装着してのテスト走行などを行い作成をして頂きました。
車種によっては半年以上時間が掛かる場合がありますが、
AP2TYPE Sはエンドレス側に車両があったそうで満足いく結果が出るまで3回ほど作り直し、注文から10日ほどで届きました。
方向性としては
・ブレーキを踏んだ時のコントロール幅を多くする
・ローター攻撃性を軽減させる(普通のMX72はローター攻撃性が高くローターが減ります)
・フロントよりリヤを若干強めにしてノーズダイブを抑える
といった感じになっています。
また通常では焼きを入れた形で販売されていますが、
今回作成して頂いた物は焼きを入れていませんので現在の状態は非常に柔らかいです。
これはパットをローター及びキャリパーピストンに、
点で当たる箇所が無いように面で当てる事によりパットの性能を100%使えて片減りも起こらないそうです。
150キロほどハードブレーキングをせずに左足ブレーキやサイドで弱くブレーキを掛けた状況を作りパットに焼きを入れて、その後に熱入れを入れる事によりローターに皮膜付けてください(皮膜は見た目でも判りローターが薄く白くなる)と言われました。
MX72は最高適正温度が600度と今まで使っていたパットなどより低いのが気になったのですが、昔と違い現在は温度事態を上げないように考慮しているので問題無いとの事でした。
S13やKP61の時は下りを全開で往復しているとローターが火の玉(900度くらい?)になってもフェードを起こさないパット選びをしていたんですよねー。
調子にのってそのままサイドでターンで往復しようとすると、制動力が落ちているのでガードレールに一直線になりますが(笑)
Posted at 2009/03/13 12:45:46 | |
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S2000 | 日記