メーカーからEVCの件で正式回答が
ありました。
結果を先に書くと残念でしたが満足
する回答をいただきました。
口頭ではなくちゃんと報告書と言う
形で返答を貰って、内容も事細かく
書いてあり時間がかかった理由も
納得できるくらい調べてたみたいです。
あと前回のブログで私が「カシンゴウ」と思い違いしていた
名称ですが「ハイシンゴウ」でした。訂正します。
公式回答(一部抜粋)。
品名:EVC(ディスプレイ、メインハーネスのみ)
商品コード: 45003-AK005
車種:マツダ キャロル
型式:AA6RA(4WD/5MT)
エンジン型式:F6A(3気筒OHC NA)
※ボルトオンターボ、またはターボエンジン載せ替え
お客様のご指摘内容
回転信号をつなぐと電源のON・OFFをくり返す。
調査品の検査内容
ディスプレイ、メインハーネス共に正常でした。
机上検査において、上記ご指摘内容の不具合動作は確認されませんでした。
:表示状態正常
:バックライト点灯状態正常
:各スイッチ動作状態正常
:外部スクランブル作動状態正常
:バルブ間通信状態正常
:EasyWriter間通信状態正常
:通常動作状態正常
:ハーネス、コネクタ状態正常
検査結果
車両の年式、型式からエンジンコンピュータ(以下ECU)について調査したところ、イグナイタ内蔵タイプのECUである事が判明しました。
エンジン回転信号(以下回転信号)の入力としてECUからの点火信号を使用しますが、イグナイタ外付けタイプのECUと内蔵タイプのECUでは、点火信号の電圧が大きく異なります。
イグナイタ外付け:5~10V(Low信号)
イグナイタ内蔵:400~500V(Hi信号)
イグナイタ内蔵タイプのECUは、ECUと点火コイルが直接接続されているため、取り出せる点火信号はイグナイタがコイルを駆動する信号となります。この信号は、ノイズが多い高電圧の信号となります。(添付画像参照)
近年では殆どの車両がイグナイタ外付けタイプのECUとなっているため、EVCのエンジン回転信号入力は、イグナイタ内蔵タイプの高い電圧信号で動作するように設計されていません。
この度の現象については、エンジン回転信号として上記の高電圧信号がEVCに入力されたため、ノイズの影響により誤動作を起こしていたものと推測されます。
お客様の車両では、EVCの回転信号として点火信号が使用できません。EVCに回転信号を入力しなければ、その他機能でのブースト制御は可能となります。
といったカンジ。この回答で私は満足しました。
ですが要望として「購入前にこういった情報は知りたかった。
WEB上で注意喚起をしといて欲しい。」とお願い。
回転信号を繋がないか電圧を下げるコントロールボックスを
作ればいいだけの話です。
とりあえず早急に返送はしてくれるそうです。
Posted at 2011/01/29 11:18:31 | |
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