「俺の原風景は?」
・・・と聞かれたら冬の飯綱山を思い浮かべる。
飯綱山は観る場所によってずいぶんと姿を変える。
雪降ろしで実家に帰省する度にあらためて「イイよな〜飯綱山」と思うんだけど、もう一つ再発見したことがある。
俺の実家の野沢菜漬けがめっちゃ美味すぎる件だ。(笑)
昨年の夏、親父が亡くなったこともあって義母が初挑戦した野沢菜漬け。
レシピが残っていたので味は俺がガキの頃から食べてきたものと同じだった。
食事中におかずと一緒に並べられた野沢菜漬けは🍶一杯やった後のお茶漬けの具としてそのまま居座り続ける。
俺の食に原風景があるとしたらこの野沢菜漬けが並ぶ食卓かもしれない。
ス〜パ〜とかに売ってる市販の青々とした野沢菜漬けと比べると、まず色が違う。
見た目だけではなく味と触感も違う。
程よい酸味があり、ぶっとい茎まで歯切れよく食べることが出来る。
言葉に例えるならボリボリというよりもモギュモギュって感じだ。
市販の野沢菜漬けと実家の「本漬け」の野沢菜漬けの違い?
...気になって調べてみた。
実家の「本漬け」の味と触感を産むのは「乳酸発酵」
数日漬けるだけの「浅漬け」に対して「本漬け」は一ヶ月以上漬け樽に漬け込む。
野沢菜と塩、そして各家庭のお好みの素材(しょうゆ、昆布、鷹の爪などなど)を大きな樽に入れ、石をのせて漬ける。
11月頃に仕込んだ野沢菜漬けは12月過ぎに食べ始められて徐々に酸っぱくなっていく。
2〜3月頃になると「もう酸くなっちゃたねぇ」なんて会話がよくされる。
先にも書いたが野沢菜漬けについて調べると「乳酸発酵」というキ〜ワ〜ドが出てきた。
どうも乳酸発酵が野沢菜漬けの味と触感に関係しているようだ。
酸味と歯切れに乳酸発酵が関わっているという事がわかった。
あと、一番重要な要素として寒暖差の激しい土地柄が起因している事も大きいと感じる。
・・・
だんだんと酸っぱくなるのは、「期間」と「気温」が要因となるようだ。
まぁ難しい話しはさて置き、後この先何年実家の野沢菜漬けが食えるのか?
俺も来シ〜ズンは伊代伊代「本漬け」にチャレンジせねばと思う。
・・・
そんで、上手に出来たら大切な人♡に食べさせてあげたい。。。
笑
ブログ一覧
Posted at
2025/01/16 13:37:01