
99000キロで買ったキュービックは、17年間の時をどうも埼玉の家族の下で暮らし
ていたらしく、整備記録簿その他には一般的な整備やちょっとした修理の履歴が
残っていた。ただ、CVTフルードを交換した履歴は無くその事を知った自分が恐怖に
震えたのは言うまでも無い。
ATやCVTの消耗はフルードの定期交換により寿命に天と地ほどの差がある・・かど
うかは解りませんが、古いオイルを使い続ければストレスにより故障の頻度は飛躍的
に上がる。故障の恐怖で布団に包まり歯をガチガチ噛み沁んでいてはいけないと
思った自分は、CVTフルードを交換することにしました。
まずは、対応する汎用のフルードを20リットルほど買い、水平な場所でフルードを
抜いた。そうしたら5リットル丁度出てきたので、同じ分を入れてしばらく試走。
ん・・・・なんにも変わった感じがしない。
強いて言うならCVTからの音質が変わったくらいか。などと思い、また5リットル
交換。今度はどうだとまた試走。ん・・・・アクセルのツキが変わったかな?
ただ加速中変に滑ってるような感じを受けた。すべりの症状が出ると言うことは
すなわち故障への第一歩。壊してしまったと思った自分は家に帰り、布団にもぐり
歯をガチガチ噛み沁みながら恐怖におののいていたのでした。
しかし次の日冷静になってみると、そもそも抜けた分をただ入れていて、
最初にちゃんと規定の量が元々入っていたのか見ていないではないのか。
そうしてエンジンを掛け、ゲージにて量を見ると多すぎる。
常連のラーメン屋の勝手な大盛り並みに多すぎる。そこで1リットルほど抜いて
再度ゲージを確かめてみたら、規定のラインに収まった。
車道に合流しアクセルを少し多めに入力するとそこには電車のような変速の無い
スムースな加速が軽快に行われているではないか。
ようやくまともに加速する喜びを待ち行く民に知らせたい衝動にかられたが
捕まると思ったので、やめたのだった。
いや~CVTフルードって多くても少なくてもダメなんですね。丁度ピッタリじゃな
いといけないと言うのをようやく知りました。
Posted at 2023/06/06 01:31:06 | |
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