
最初に言います、堅い話です(登録車の話)
新車ディーラーに於いて、封印の不正な取り扱い(再封印)が発覚
新車の登録業務は行政書士が行います。
行政書士による新車登録が完了すると
車検証、ナンバープレート、封印
がディーラーに渡されます
ディーラーの敷地内に指定された封印実施場所にて、封印実施責任者と補助者二名でナンバープレートを車に取り付け封印を行います。
封印の流れは、車検証に記載された車体番号と実車の車体番号が合っているか。
車検証に記載されている、登録番号に間違いがないか
どちらにも間違いがなければ、ナンバープレートを取り付けて封印を行います。
このルールー通りに行えば何も問題ないのですが、ごく稀に車検証記載のナンバープレートと異なるナンバープレートが届く場合がありますので注意が必要です(笑)
さて、報道がなされた再封印の不正ですが整備作業を行う際にナンバーを取り外さなければ作業ができない場合に不正な封印が行われます。
1,バンパーの交換作業、ナンバーを取り外さなければ交換できない構造
2,リアドアの交換作業
3,リアパネルの交換作業等よくある作業です
本来であれば、再封印申請書を提出して陸運支局に作業完了後に落ち込み封印をしてもらえば良いのです。
5分も掛からずに封印が取り外せるのに、わざわざ陸運支局に持ち込む時間が惜しいのです。
現場は毎日時間に追われていますが、ルールを守った作業を心掛けて欲しいと思います。
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Posted at
2024/08/11 07:20:47