
クリスマスイブ、クリスマスと治りかけの風邪がぶり返していたタキアです A^^;
2010年も今週で終わりですね
仕事の方も大体落ち着いてきまして、来年の車検に向けてコルトをどんな風にしようかとか色々考えております
話は変わりますが、先月発売されたAUのスマートフォンIS03を発売当日から使っております
使い方に寄りますが、IS03に限らずスマホなんてーのはバッテリー駆動時間が短いってのが相場です
中でもIS03は搭載バッテリーが一般的なスマホより小さいので、これまで使っていたIS01よりも心元ないってのが正直な所です
バッテリーの持ちが悪いのなら、それ相応の省燃費運転のような設定や使い方だとかスペアバッテリーや外部電源の携帯だとかコマメに充電できる環境を用意すれば良いだけですよね
って、なんかイヤだw
本来有している機能を制限してまで使わなきゃいけないってのは道具としてどうよ?と思っちゃうワケです
しかも携帯機器ですからバッテリー駆動で使うのが基本であり、その基本の使い方の為に我慢を強いて運用しないといけないってーのが気に入らない
じゃぁ省燃費運転の代わりに、どうやってバッテリー駆動時間を延ばすかって話になるワケです
要はガンガンアクセルを踏みたいんだけど、そーしたら燃費悪くなって走行距離が短くなっちゃう、だったらその分ガソリンタンクを大きくすればいい
って単純なコトになりますw
大体のスマホはバッテリーの取り外しが出来るので、純正のバッテリーを大きな容量のバッテリーと交換すればいいのですが、IS03は現在大容量バッテリーが発売されていません
しかもバッテリーは個人レベルで制作できるようなモノではありません
他のスマホ用の大容量バッテリーを流用し、内蔵できるようにするには本体側にそれ相応の空間を作らないといけませんので現実的ではありません
そんなコトを考えていたら某匿名巨大掲示板でIS03の純正バッテリーを二つ並列接続し、二階建てのように重ねてみた人の書き込みを見つけました
大容量バッテリーが無いのならば小さな純正バッテリーを複数積めば良いって発想ですね
複数バッテリーをパラレル接続する発想は考えてはいましたが、バッテリー間の接続をどうするか?またバッテリー間の充放電がどうなるのか?IS03自体の充電制御が対応出来るのか?
バッテリーの寿命も短くなるでしょうし、トラブルとしてバッテリーの液漏れや異常発熱、ショート、本体破損・・・果てに引火も考えられるでしょう
何よりバッテリー加工はメーカー保証どころか禁止事項である
そんなコトは頭では判ってる
二階建てバッテリーを実行したって人もきっと判っているんだと思う
その上でどうしても実行したかったんだと・・・思う
行動を非難するのは簡単なコトだが行動を伴わない雄弁は無いと思っている
行動したコトで知るコトは良否に関わらず経験であり、見聞きした単なる知識とは根本的に違う
などど自分に言い訳をしながら改めてIS03をじっくり見てみたw
IS03の裏蓋は一体式になっており外すと純正バッテリーの上はほぼ平らになっている
これなら同じ純正バッテリーだけでなく、更に容量の大きなIS01のバッテリーも上に乗せるコトが出来そう
試しに乗せてみると予想通り座りが良い
IS03のバッテリーとIS01のバッテリーは端子の向き+と-の端子が逆ですが、背中あわせに置くとイイ感じに端子同士が近くに来る
これならIS03のバッテリー端子上部を加工してやれば本体無加工でパラレル接続用の配線が出来そうだ・・・
・・・って、ここで衝動的に加工を開始
IS03のバッテリーを加工し、IS01のバッテリーと張り合わせ端子間を0.5mmのより線で結線
バッテリー本体に熱を加えないようにより線と端子を最小限の量と時間で半田付けをして絶縁処理を行う
二階建てにしたバッテリーをIS03に取付し、裏蓋をIS01バッテリーの形に切り抜いて取付
その上からIS01バッテリーの形に切り抜いた社外製ハードカバーを付け、切り抜いたパーツとプラリペアで追加したIS01バッテリー用の空間を作ってみた
これでIS03(1020mAh)+IS01(1400mAh)の合計2420mAhのバッテリーとなる
IS03本体で充電を行ってみたが時間がかかるものの十分充電出来るた
1Ahの充電器を使えば時間短縮はできるだろうが、もうしばらく様子をみて試してみたいと思う
問題のバッテリー駆動時間ですが、Wifi、GPS、Bluetooth、自動同期ONの状態でも純正状態の倍は長く使うコトが出来るようになりました
この加工を行って1週間になりますが一度だけ満充電出来なくてやたらと駆動時間が短かったコトがあったが液漏れや異常加熱もなく使えてます
今回の作業は好奇心先行で行った”愚行”です
しかし危うく、メーカー保証外の背徳の行為ですが、そんな愚行によって齎された利便性と快適性はなんなのだろうか?と思って止みません
コルトにも言えるコトなのですが、どうしてメーカーは中途半端な状態で商品として販売するのか?と改めて思います
メーカーは安全性やコスト、製造性などを犠牲に出来ないのは判りますが、製品としてもう少し考えてほしいと改めて思いますね
こういう”経験”を経てメーカー出荷状態が最良の状態ではない、と疑ってしまうんですよね
そしてこういう改造の”味”を知ってしまった俺はイジってしまうんだな、きっと A^^;