2011年03月22日
日記ですのでわざわざ断る必要もありませんが極めて私見です。反対の方もどんどん反論ください。
日本のオフィスに出れば毎日のようにBODからのメッセージと朝礼が行われ、先週末には幸いにもうちの会社では全員の無事が確認されました。
しかし、義弟は東京消防局で勤務中。みんカラともだちとはようやく昨夜連絡がついたところ。いずれも無事は確認。
実弟は被災地であり、例の原発から遠くない地域で畜産を行っており、今後まで心配です。
関西にいる私ですら、これだけ近しい人間が必死な状況。
そんな中、わざわざ書くこともないのですが、mixiで昨日の朝「早起きしたのに放射能が降っててテンションダダサガリ」みたいな書き込みをしたマイミクが。
関西にいるのに。
ふざけんな!とコメントを書きましたが、無視されていますので是非ともコメントをもらおうと思います。
私は左側の人間ではないので、甘っちょろいヒューマニズムは笑ってしまいます。
上の発言も「人間として」どうこう言うつもりはありません。人間はそんなに崇高なもんではないですから。
でも、そういう発言が平気で出る”社会人”に落胆。
各国のスポーツ選手が「僕の心は日本と共にある。」なんて言われても、嘘くさいだけですわね。
いや、これは言葉の問題もあると思いますが、日本にはそんな気持ちは存在しませんので。
心配はありがたいですよ。毎日のように世界各国で報道されていますから有名人としてはそう発言するしかないという状況ですし。
また、被災地にいない人間が毎日のように沈み込んで”自粛”ムードになっている事にも閉口。
あなたがいくら沈んでも何の解決にもならない。
我々ができることは何か。自分にできることは何か。
募金?献血?ボランティア?それも結構。いや、とても大切です。
でも、技能もお金も十分じゃない私らには、経済を回すしかないんです。
関東エリアの計画停電と、東日本の物流の分断で経済は滅茶苦茶です。
iPadもケータイも液晶テレビも多くの電子機器は日本の部品が無いと作れません。世界の経済が停滞すると再び不況です。
さらに阪神大震災後と同じく円が急騰。日本経済も先の見通しが立たず大変厳しい。
さっそくイベント系に携わる友人にさっそく”不況”が響いてきています。のきなみイベントキャンセル、当然給料は減りますわな。
別段、ヒマな日にカラオケ行こうが、バイク乗り回そうが、それはむしろ良いと思います。沈んで何もしないよりもよっぽど良い。
旅行。行ったら良いじゃないですか。
地震のせいでお客さんからキャンセルされ、経営が苦しくなった観光地がどれだけあるんですか。彼らが倒産しない保証は何にもありません。
地震発生の翌々日、私は目当てのお祭りはキャンセルされることが分かっていましたが、行きましたよ。
キャンセルの嵐だろう旅館に2次災害喰らわすよりは良いじゃないですか。
野球。やったら良いじゃないですか。
計画停電地域でのナイターこそ反対ですが、ラジオから流れてくる野球が、被災者の一服の清涼になり得るんじゃないんですか。
仮に応援チームが負けていても自分の惨状を考えたら怒る気にもならないでしょう。マイナスになる点なんて何もない。
避難所の劣悪な環境に、暗いニュースばっかり聞いて気分が沈むよりもよっぽど良い。
被災者から気を紛らわす娯楽まで奪ってしまうと、殺伐とした現実しかなくなる。
また、募金するばかりが支援じゃない。そもそも被災者個人に直接配られるのはずっと先です。
また一部の団体は、義援金から運営費を、言い方は悪いですがピンハネしているわけです。
被災者を馬鹿にしたようなプアな発言は許せん。エセヒューマニズムも役に立たん。
しっかり頭で考えて行動してください。街角で募金箱に釣銭を入れただけで満足して、神妙な顔つきで過ごすのは愚かです。
「考えさせられました」なんてアホな発言、聞きたくもない。その「考えさせられ」て考えた結果を行動で示すべきです。
以上!

Posted at 2011/03/22 12:37:30 | |
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2011年03月14日
今日の日経新聞の国際面に各国メディアのエールが記載されています。
アメリカ「大自然からの打撃に合っても生き延びる備えを、日本人がどれだけきちんとしているか。」
ロシア「日本人には最悪の事態に立ち向かう、人の連帯感がある。」
別の報道では「ほかの国ならこうした状況下で簡単に起こり得る混乱や暴力、略奪などの報道がいまだに一件もない。」
パキスタン「第二次世界大戦から復興した奇跡をまた見せてくれるだろう。」
インド「日本以外でこれだけの対応を見ることはできないだろう。」
イギリス紙には日本語で「がんばれ、日本。がんばれ、東北。」の文字と日ノ丸。
胸が熱くなりました。
現地で情報が足りません。不安で不安でならないと思います。痛いほど気持ちが分かります。17年前、我々もそうでした。
これは情報が出されていないからではなく、伝える方法が減ってしまっているからです。
管総理の対応、枝野官房長官の対応、批判はあり得ますが、私は彼らの対応は政治的票集め以外のところで、真摯な対応を感じます。
マスコミのキャスター・コメンテーターも疲れのためか、どうでも良い事に対してしつこく追求したり、おかしな発言が出だしたりしています。
これまでの備えがどうだったか、それはまず今はどうでも良い事。大事なのは、いま何をすべきか。
政府・各機関が、手を抜いているわけでは無い、ということは皆さんがお分かりになっていると思います。
そして、今のところ最も早く、最も信用できる情報を流しているのは政府筋の情報です。
もう一度言います。対応に批判はあり得ます。しかし、大事なのはこれから何をすべきかです。
地震発生当日には西日本各地からの消防・救急隊が出動しています。世界からも100近い国、地域、機関からの救援の申し入れ。
韓国・中国・フィリピン・マレーシア・シンガポールなどアジア各国、遠くは早くもオーストラリア・ドイツ・スイス・アメリカからも救助隊・救援隊が到着しています。
自衛隊は13日朝の段階で10,000人の被災者を救助したと伝えられていました。
私たちは自信をなくしていました。日本の未来に不安を感じるという人は9割を超えると言われています。
しかし、世界各国からこれだけの支援をいただけ、こんな災難に際しても感心され、エールを送られる国なんです。
日本に住む人間として、一刻も早い救助・援助、そして復興を進めて行かなくてはいけません。
そしてもう一つ。特に電力制限を受けていない私たち西日本。
ボランティアに参加しなくても、募金に参加しなくても、献血に参加しなくても、手伝えることはあります。
経済を回しましょう。働きましょう。いつも通りで良いので。使える範囲でお金を使いましょう。経済的な二次災害も防がなくてはいけません。
残念ながら哀しいニュースが続くことが予想されます。でも、生きている人間は希望の光を灯しましょう。
警察・消防・自衛隊、各国からの救助支援はどんどん進められています。
まだまだ始まってすらいない復興への道ですが、被災地の未来は神戸で見ることができます。
がんばろう、日本。がんばろう、東北。
Posted at 2011/03/14 22:29:48 | |
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