以前より興味があったリケーブル。本当はもう少し先と考えていたのですが、導入してしまいました。
まず、最初に迷ったのが、どういった線材にするか?です。一般的に線材の種類としては、銅、銀が一般的で同一、またはハイブリッドで組み合わせる等で色々な音の傾向が作れるとの事。
銅は一番一般的な線材で、主に中低音に厚みが出る傾向の素材で、自分が使っているゼンハイザー純正のCH700sのバランスケーブルも恐らく銅です。
銀は主に中高音に寄って行くようで、銅ではなかなか表現できないキラキラした高音が出るようです。
他には、銅の線材に銀メッキを施してある物もあり、理由として高音の信号は主にケーブルの表面を伝わって行くようで、その表面を銀メッキする事により、厚みのある中低音とクリアな高音を実現させる狙いがあるようです。
純正のケーブルはバランス接続ということもあり、十分な音の分離性や解像度、音場の広さ、そして高音低音共に十分出ているのですが、どうも中高音に曇り感があるような、そして低音は量はあるけども若干ボヤけて鳴っているような感覚はありました。(と言っても、今までのプレーヤーと光デジタルケーブルとアンプのパワーアップと、純正バランスケーブルで十分良くはなっているのですが)
今回はそこの改善も狙いたく、銀で行こうと思ったのですが、低音は今くらい出て欲しいという思いもあり、悩んでいました。そこで見つけた線材が武蔵製作所という貴金属加工の会社が作っているオーグラインという線材で、金と銀を混ぜて作られた特殊なオーディオ向け線材です。金を配合させる事で銀の苦手な低音を補っていて、幅広い音域をキレ良くスピード感のある感じで鳴らすとの事。しかも貴金属加工メーカーという事で純度も4Nを越える5N以上の素材を使用しているようです。
更に派生線材としてオーグライン+αという線材があり、こちらは金の配合が30%増やしてあり、より低音が出るようになっているとの事。
そこで、このオーグライン+αと4N純銀線の8芯ハイブリッドケーブルに決め、「GROOVE AUDIO」様に作成をお願いしました。
そして届いた物がこちら。

しっかりとデザインされた外箱です。これを開いたらケーブルが入っているんだろうな、と開けてみたら…

何と高級感のある化粧箱が、しっかりと固定されて入っていました。この演出は予想外で、とても嬉しくなりテンションも上がります(笑)
MAZDA3でもセレクティブキーシェルはこういった化粧箱に入れられ、納車時に渡されるみたいですが、こういった演出ってとても重要だと思っています。
化粧箱を取り出し…

うーん、カッコいいし、高級感あります。そしてオープン!

GROOVE AUDIO様のカードが入っており、その下に作成して頂いたケーブルがスポンジ材に丁寧に収められています。こういう演出は買って良かったー、と所有欲を満たしてくれて大好きです(笑)
ケーブルを取り出し。

純銀の煌めき感の中に、オーグライン+αのブルーが入って、とても爽やかでカッコいい見た目です。ゼンハイザーのブランドカラーとも合っています。この見た目もオーグライン+αにした理由の一つです。そして分岐のスプリッター部分はカーボンの化粧が施してあり、小さいスライダーも金属製でGROOVE AUDIO様のロゴがデザインされており、質感高いです。
うーん、キレイでカッコいい…。
長くなったので、音質のレビューはまた近日書こうと思います。
Posted at 2021/04/05 01:37:43 | |
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