2020年10月04日
この土日で、以前から気になっていた、一定の外気温等の条件下で、自車のエンジンの振動で発生してしまう異音を調べてもらい対策してもらいました。その際の代車はMAZDA3の「15S Touring AWD」だったので感じた事を書こうと思います。
★走り★
乗ってみてまず思ったのは「あれ、思ったより力あるなぁ」でした。街中で走行する分には特にパワー不足感はありませんでした。広い片側2車線の道路にかかっている陸橋の登り坂等では、積極的に1段低いギアを使い、2500回転程で登って行くシーンが多いように感じました。そういう時は少し大きめにエンジン音が入ってきますが、エンジン音は低音が効いた心地よい音にチューニングされていて、ガサツな感じは無かったです。これは6MTで操って乗ったら軽量な重量と相まって楽しそうな感じがしました。ただ、パワーの出方や、車重の重さからくる一つ上のサイズの車に乗っているようなフィーリングは「X」ならではで、自分は軽快さよりは重厚さがある方が好みなので、XのMTがやはり好きです(笑)
足回りに関しては自分のXより心なしかソフトな感じがしました。走行距離も自分のとそう変わらないくらいだったのですが、出力の違いと車重で変えてあるのだと思います。といってもほとんど硬さの差はありません。重量からくる「X」のシットリ感に比較して全体的に「軽快」な感じがしました。
★装備・インテリア★
ドリンクホルダーのふたが無い、ドアトリムの一部がファブリック等細かい違いはあれど、内装の印象に大きな違いは無く、ベースグレードといえどこの質感・雰囲気はすごいなぁと思いました。これは、他社には無い大きな魅力と言えますが、上位グレード購入者としてはもう少し差があっても?と思ってしまいます(笑)ヘッドアップディスプレイ、BSM等安全装備も付いており360度モニターも付けられるという事で、シート・ハンドルヒーターが無いのは残念ですが、充実した装備にコスパは高いと思います。
ただ、ETCに関してはマツコネ連動では無い物が付いてましたが、エンジンをかける度に音割れしながら「ビビビー、ETCカードを認証しました」と言われるのは、室内の世界観に合わず、付けるならやはりマツコネ連動の物が良いかなぁと思います。マツコネ連動ならオーディオスピーカーから鳴りますから…。
あと、標準オーディオであるマツダ ハーモニック アコースティックス、初めてじっくりと聴きましたが、標準オーディオでこの音質は驚きました。中高音はしっかりとした輪郭を持ちクリアに鳴らされていると感じました。ただ、やはり低音は苦手のようで、自分がよく聴くJPOP等に関しては全体的に軽い感じになってしまう印象です。しかし、オーケストラ(ソースはドラクエオーケストラ(笑))に関しては弦楽器、管楽器の中高音やチェロ等の低音等、しっかりと綺麗に出ている印象で、相当の拘りが無ければかなり満足のできる音質だと思いました。聞くジャンルによって選ぶのでも良さそうです。
ただ、BOSE(Sound Quality Iヒューズ交換Ver)を改めて同じ曲で聞くと、音のクリア感、輪郭の際立ち感含めた解像度感、低音の重厚感に加え、全体的な空気感・艶感(ボーカルの余韻、息遣い、オーケストラ会場の音の広がり感等)が断然上回っており、77,000円というバーゲンプライスで付けられるので、予算が許されるならBOSEをお勧めしたいです(笑)
以上が感じた感想です。ベースグレードでも高い商品力を持っているなぁと感心してしまいました。
肝心の異音対策ですが、シラミ潰しにパネルのはまっているツメに異音防止材を付けはめ込み、裏側までチェックして頂き、やれる事はやって頂きました。最終的にこのパネルが怪しいと言うところも確認できたそうなのですが、100%防げているかは不明で、また出てしまうかもしれないとの事でした。しばらく様子見となりましたが、ひとまず帰り路では全く鳴らなかったので、気長に様子見しようと思います。
Posted at 2020/10/04 23:39:29 | |
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MAZDA3 | 日記