
兵庫県での公益通報者潰し事件が、全国紙で報じられて1年以上経過しましたが、兵庫県政の混迷は深まるばかり…
県議会の中も、“元被告ん”を擁護した県議と、百条委員会での“元被告ん”の責任を追及した県議とで分断されている現状に、県議会自体も体を成しておらず…。
又、あれだけ知事選では、“元被告ん”フィーバーだった県民も、今は政治への関心自体が、冷め切ってしまったようです。
①“元被告ん”とPR会社「メルチェ」との間に交わされた契約は選挙違反として告訴
選挙期間中での受けた仕事に対する報酬は、御法度なのが現代の選挙制度。
ところが、「メルチェ」の社長が、「“元被告ん”の再選は自分の手柄」とポロッと発言したからさぁ大変…。
しかも、70万円の報酬支払いも現認。
この支払いが、選挙違反に当たるとして、元東京地検検事の郷原信郎弁護士等が、“元被告ん”とPR会社社長を刑事告訴。
こちらは、いまだ、捜査は継続中のようです。
②奥谷百条委員会委員長による、N国党の“立話”告訴
兵庫県の文章問題に、突如として首を突っ込んで来た“立話”でしたが、知事選に突入するや、当選を目的としない立候補を表明。
後に、いわゆる、「2馬力選挙」と言われる戦術で、“元被告ん”を精力的に応援。
しかし、その応援と言うのが、SNSを駆使した誹謗中傷の数々。
兵庫県問題の大元である故元県民局長の死因を、この奥谷委員長が隠ぺいしたSNSに拡散。
更に、奥谷委員長の自宅兼事務所前に突撃し、そこからライブ配信。
そのライブ配信中には、「出てこい奥谷」、「あまり脅しても、自死されても困るのでこれくらいにしておきます」等と、恐喝と業務妨害を展開。
これらの“立話”の言動に対し、告訴していたようですが、捜査していた警察は検察に書類送検したようです。
③百条員会メンバーの丸尾牧県議も、第三者委員会に「虚偽の発言で名誉毀損」として、N国党の“立話”告訴
奥谷委員長と共に“元被告ん”を追及していた丸尾県議でしたが、兎に角、“立話”は、反“元被告ん”派を徹底的に攻撃。
“立話”の街頭演説には、尊師と崇拝する信者が集まりますが、この選挙戦では、SNSが選挙戦の一つのアイテムとして活用され、にわか信者が増えたのも、特徴の選挙戦でした。
そこで、信者を前に“立話”は、故元県民局長が作成した告発文章に対し、「丸尾とかが書いたんですって、うそを。告発文書を丸尾牧も書いとるんです」と、声高らかに嘘を吠えたようです。
当時の聴衆は、一般メディアを「オールドメディア」と称し、「オールドメディは虚偽報道ばかりで、真実はSNSの中だけ…」等と、完全に『“立話”真理教』に洗脳されていたようです。
当時、オールドメディアが、ミーハー的にワイドショー等で放送していたパワハラ・おねだり問題へも、「丸尾県議が斎藤元彦知事のパワーハラスメントに関するデマを流している」と、吹聴。
これらの言動に対し、損害賠償として1100万円を要求し、告訴。
これに対し、訴えられた“立話”は「訴えていただいてありがとうございます」と、内心ドキドキしながらも、強気のコメントをYouTubeで発信したようです。
④第三者委員会の報告に寄り、週刊文春への情報漏洩者を、漏洩者不詳として、兵庫県が告訴
これは物議を醸している告訴です…。
そもそも、この第三者委員会は、“立話”への情報漏洩者を探す目的だったモノが、何故か週刊文春への漏洩がメインに調査されたようです。
しかし、メディアへの情報漏洩は、県の不正を正す目的で、いわゆる公益通報となり、断罪されるモノでは有りません。
まっ、でも、この漏洩は、現実的に週刊文春は取り合わなかったとも言われております。
そう、週刊文春側は、その内容から、個人情報と判断しており、「こんなモン貰っても…」と突っ返したとか?
で、「それならSNSに影響を持つ“立話”なら、何とかしてくれるのでは?」と、矛先を“立話”に向け、渡したのが真実のようです。
最近になり、街頭演説の中で、“立話”本人が、その漏洩者の名刺をまんまアップし、兵庫県庁○部△課のだれそれと、包み隠さず公開したようです。
但し、“立話”本人との接触に触れず、あくまでも週刊文春への情報漏洩者として、名指ししたようです。
まっ、普通に考えて、自分に関係ない人の名刺を、なんで“立話”が持っているの…と、そこから自虐ネタだと思うのですが…?
で、ここで、紹介された名刺の方を、メディアが直撃。
“立話”との接触は認めたようですが…?
私的情報を渡したかは「記憶にない」、「何とも言えない」などと明言を避け…。
一方で「私はオレオレ詐欺で言ったら、出し子とか受け子みたいな末端」などと、『闇バイトの被害者』ヅラ…。
※其の弐に続く
Posted at 2025/07/15 06:58:01 | |
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