
※其の参からの続き
⑫再選した斎藤知事とPR会社の代表による公職選挙法違反の告発を受けた警察は、捜査結果をまとめた書類を検察庁に送付
※『其の壱』の①項の続き
この“事件”は、“元被告ん”の再選後に、このPR会社の社長が、突如として「“元被告ん”の知事再選は、私のお陰よ♪」と、カミングアウトした事がキッカケで、公職選挙法で規制されている選挙応援の買収を疑われた“事件”です。
このカミングアウト受けて、知事側が弁明に追われる中、このPR会社に支払われた70万円程の領収書が公開されるや、選挙違反の疑いが濃厚に…。
しかし、“元被告ん”は相も変わらず、「批判に対しましては、真摯に受け止める」「進退に関しましては、県政をしっかり前に進めて行く事が、私の役目」等と、のらりくらりの答弁に始終。
終いには、「PR会社にSNS戦略を依頼したことや広報全般を任せたということはなく、記事には事実ではない部分が記載されている。特に『広報全般を任せてもらった』という部分は全く事実ではないと考えている。『盛っている』というように認識している」と、ここでも協力者を切り捨てる発言を…。
そんな“元被告ん”に業を煮やした上脇教授の告訴に基づき、兵庫県警が捜査を開始。
その後、兵庫県警は、PR会社など複数の関係先を捜索するとともに、関係者から話を聞くなどして捜査を進め、その調査報告書がまとめられ、神戸地検に送られたようです。
まぁ、“元被告ん”も嘘を嘘で隠し通して来ただけに、ぶら下がりなどの取材陣の答弁も、曖昧さが露呈したり、過去の答弁との不合理を突かれたりと、しどろもどろになる場面を数が増えて来たようです。
この選挙法違反疑惑の最大の争点であった『70万円の領収書』に対しては、「ポスターのデザイン費として自費で支払ったモノ」だとし、「SNS監修に対する対価ではない」と答弁するも、「選挙用のポスター費用は国が認めた選挙費用」として、公費で認められたモノ。
“立話”も「選挙は儲かる!」と吠えていました通り、水増ししてもポスター費用を騙し取る事が常態化している公職選挙において、自費でポスター費用を支払う政治家なんて皆無な事は明白。
まぁ、こんな“元被告ん”の必死の嘘も、「落選危機の知事を当選させた」と言う自身の会社の“手柄”に酔い痴れた『オンナの性』に、台無しにされたようです。
⑬私的情報漏えい問題 長瀬県議が前総務部長を刑事告発
※『其の弐』の⑦項に関連
先に、上脇教授等により、“元被告ん”、元副知事、元総務部長の3人が告訴されましたが、自民党県連の長瀬県議が、独自に元総務部長一人に対する告訴状を、上脇教授より先に提出していたようです。
公表が後回しになった理由は、県議会内部の問題が大きかったようです。
まぁ、昨年の“元被告ん”解任劇で、先を急いた議会の勇み足が影響したのか、二度目の解任劇へ賛同する議員が集まらなかったのが原因のようです。
特に、夏の参議院銀選挙と言う国政選挙を控え、「同じ過ちを繰り返すかも…」と言う不安が、兵庫県議会には見え隠れしていたようです。
それでも、元総務部長に対する、“元被告ん”関与の甘々懲戒処分にキレていた長瀬県議は、自民党県連の告訴提出承認期限を設け、兵庫県警へ告訴を提出。
しかし、何なんですかね、この兵庫県の大騒動は…?
他にも“元被告ん”による、三号通報の法解釈の乖離による、公益通報者保護違反と言う、この兵庫県大乱の元凶が控えていますからね…。
いつまで真摯に受け止めていられるのでしょうか?
おしまい
Posted at 2025/07/18 07:21:06 | |
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