
飛び抜けて良いわけではありませんが全体的に良いです。不満点も我慢できるほどのものでこれといって致命的な弱点がないです。
先代のエアサスからバネサスへと変わりましたがエアサスは壊れやすく修理代も高いので私的にはありがたいことです。
10万km過走行格安車体を買いましたが、バネサスに異常ありませんでした。
高級感とランニングコストのバランスがとても良いと思います。
イカつい、高級感がある、そこまで古臭くない、よく曲がる、サイズが抑えられている、維持費がまあまあ安い、かなり速い、と痒い所に手が届いている感じ。
(庶民目線で)ここまで求めているものを満たしているセダンはなかなかないんじゃないでしょうか?
何と言っても壊れにくい。
いくら良い車でも壊れやすかったり燃費が悪いとストレスになりますからね。
そこそこ古いモデルとなりましたが外装、内装共に斬新なデザインなので現代でもそんなに古さを感じません。
内装は皮肉にも不評であるタッチパネル化によってボタンが少なくなって古さを感じさせにくくしています。
スッキリしすぎて少し寂しい感じもしますが。
ヤンキー御用達の車に思われがちですが使い勝手、コスパ良くて普通に良い車。
こんな凄い車が状態にこだわらなければ300万円以内で手に入ってしまいます。
クラウンらしい最後のクラウンです。
ちなみに新型クラウンセダンは海外販売を意識しているのかあまりにも大きくなりすぎました。
新型はFRとうたわれてますが、小回りは5.7mとデカいです。(21マジェスタは5.3m)
これでは日常シーンで使いにくいったらありゃしません。
あくまでも法人用として割り切った車のようです。
今後21クラウンのような国内をターゲットにしたラグジュアリーFRセダンは出ないと思います。
おまけにクラウンは海外需要が高いようで、販売から何年か経つと右ハンドル車の規制が解除されるようです。
こうして海外に流れて、より希少になっていきます。
これからも、いや今後より一層需要の高くなる貴重な車だと思います。
これより良い車はたくさんありますが、使い勝手、維持費、性能、質感などのバランスを総合的に評価して、もはや壊れない限り買い替える必要がないのでは?と思ってます。