
と、いうことでCX-5のディーゼルに試乗して来ました。
いつもお世話になっているディーラーに今日来るらしいという事前情報をゲットしていたので、平日休みな職業の強みをいかして早速突入して来ました。
赤眼鏡『すいません、あの白いCX-5はディーゼルっすか?試乗したいんすけど』
担当『あ、赤眼鏡さん。はい、ディーゼルです。
丁度さっきうちについたところなんです。是非試乗していって下さい。』
担当『あ、それで私これから納車に行かないといけないといけないのでご一緒できないんですけど、ごゆっくり乗ってきて下さい。』
チャ~ンス!!
…以前、RX-8の試乗車で、担当同乗でピーまで回して『ちょ、試乗車なんで!!』と言わせたことも今となってはいい思い出です(笑)
まぁ、僕も大人なんで試乗車…しかも、新車同然の車でそんな無茶はしません。
…水温上がるまでは待ってやるよ(-_-メ)
街中に繰り出してみると、アイドリング時こそ多少ガラガラ音はしますが、非常に静かですね。遮音性も高く、快適です。
…ん、いいんじゃないすかね。
ということで、正規の試乗ルートをさも当然のようにスルーし、いざワインディングへ。
さて…と
あんだろ?とっておきの太いやつが!?あれ出してみろや?
道が開けたところで、グッとアクセルを踏み込んでみる。
瞬間、蹴飛ばされたように前に出る車体!!シートに抑えつけられる身体!!
420Nmのトルクは伊達じゃない!!太くて、硬くて、暴れっぱなし!!
…と、まではいかないけど、極太トルクにそんなロマンを感じた人も少なくないはず(笑)
でも、必要十分以上の加速しますよ。この車の性格を考えてもこれだけあればまず不満は出ないでしょう。
ストップ&ゴー主体の街乗りでは、このトルクのおかげで正直8より運転が快適で楽しいかもしれない。結構ある車重をスッと動かしてくれます。
ディーゼルとしては異例の高回転域まで許容してくれるので、高速での加速・追い越しも申し分ないでしょうね。
んで、個人的に意外というか感心したのがガソリン車より、回す楽しみがあること。
ガソリン車は正直ちょっとパワー不足。フィーリングもいまいちで、高回転域でのパワーの出も微妙なせいで上まで回したいという衝動に駆られなかった。なんというか、無味無臭な感じ。
対してディーゼルは回した時のフィーリングがいい。
5000回転までパワーを追従させ、スムーズに回る(ほんとにスムーズ、振動もないし、事前情報ない人には言わなければ多分ディーゼルってわかんないレベル)。
加えて回転数を上げると顔を出す、『ガロロロロ』という、ディーゼル特有(なのかどうか知らないんだけど)のエンジンノイズ…これがいい!!回すにつれて高なるエンジンノイズに気分も高揚してしまいますね。
無機質なエンジンになんて愛着はわかない。ちょっとくらい雑味があるほうがエンジンとして魅力的だと思う。
あと、試乗車は19インチだっただけど、これこないだ乗っガソリン車より脚に安定感がある。ガソリン車は17くらいだったかな?ちょっとコーナーでフラフラして気持ち悪かったが、今回のはそんな印象がしなかった。適度に硬い脚が段差・コーナーを心地よくいなし、かつドライバーに路面状況を伝えてくれる。マツダ車のこうゆうところが大好きですね。
地味なところだけど、アクセルペダルがオルガンタイプってのもいいですね。ちょっと乗せるだけの時に足が楽そうでした。
ガソリン車は、んーそうでもないかなぁと思ってましたが、ディーゼルははっきり欲しいと言える。
マツダさん、いいもの作りましたなぁ。受注状況もいいようだし、次期ロータリーのためにも是非売れて欲しいです(^-^)
Posted at 2012/03/15 22:29:39 | |
トラックバック(0) | 日記