「得をする」と言われても「詐欺?」と懐疑的に構えますが、「損をしている」「損をする」と言われると「何?何?」と前のめりになってしまいます。
マイナ保険証では"大損"する人が続出…廃止される健康保険証だけに記載された最重要情報で医療費は雲泥の差 ー PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/86148
健康保険証には保険者名と保険者番号、記号番号が記載されています。
しかし「マイナ保険証」は、実態はマイナンバーカードで、仕組みとして健康保険証として使えるものでしかありませんので保険証に記載されているものは目視することはできません。
医療費(窓口負担)に影響するジェネリック医薬品希望シールを保険証に貼っています。
おかげで特にお願いしなくてもジェネリック医薬品をが処方されて薬代を抑えることができます。
マイナ保険証で受け付けを済ませると窓口の方は保険証の確認をしませんのでジェネリック医薬品を希望していることが伝わりません。
これが「損」の正体かと思いながら読んだのですが違いました。
健康保険組合がやっている「付加給付」でした。
高額療養費の負担限度額は制度として決まっています。
例えば
所得区分:ウ 負担限度額80,100円+α
所得区分:エ 負担限度額 57,600円
所得区分:オ 負担限度額 35,400円
これが「付加給付」のおかげていずれも負担限度額 25,000円になったりします。
付加給付がある健康保険組合では、高額療養費の申請があると適用していました。
しかし、マイナ保険証で受け付け時、「限度額適用認定証等の情報提供」に同意すると高額療養費の負担限度額が申請なしで適用されます。
記事の指摘は、この負担限度額に「付加給付」のある健康保険組合に加入していても「付加給付」が適用されないというものです。
しかし、調べた限りではマイナ保険証を適切に使えば「付加給付」も適用されるように思えます。
我が家は国民健康保険ですので真偽はわかりません。
「付加給付」のある健康保険組合に加入されている方は、損がないようにマイナ保険証で「付加給付」を受けれるのか確かめておかれることをお勧めします。
Posted at 2024/10/31 05:04:53 | |
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