
2009年7月25日 午前1時30分 永眠。
今日、ここに一つの別れが・・・。
我が家の愛犬、ビーが死んでしまった。
正確には実家で飼っている犬だけど、自分が所帯を持って家を出る前まではずっと一緒に暮らしていたわんこ。
1996年11月4日。家族で犬を飼いたいなぁ~なんていう比較的軽い気持ちでペットショップへ。するとそこにはとっても愛らしいビーグル犬が。若干鼻の周りや後ろ足付け根部分の模様が左右対称じゃないこともあったのか、「バーゲン」として売られていたのがこの子。
値段よりも、他の子と比べたときのその愛くるしさに負け、惚れ込んでしまいめでたく家族の一員に。人間よりも人間らしいその子はお店の箱に入るととても悲しげだけど元気な声で出してくれと泣きやまず、ちょっと様子を見るためにあけたとたん飛び降りて逃げ出してしまうほどの元気な子。
家では緊張のせいかお座りのポーズのままぶるぶる震えて、爪も満足にないから床でつるつる後ずさりをしてしまうような有様。
命名:ビー。「ビーグル」だから「ビー」。
超単純だけど、超簡単に呼べて超愛着のある名前に家族の誰もが気に入る。
当時4人家族の実家は4人が4人とも仕事をしている関係で、日中はゲージでお留守番。・・・のはずが帰ってくるとなぜか外に。どうしてだろう??と思っていたときに、犯行現場を発見!なんとその小さな体でジャンプして上から飛び出していた!!(笑)
そんなやんちゃなビーもすくすくと成長し、1歳を過ぎた頃、子孫繁栄とホルモンバランス健康維持の為もあり交配を経験。良い雄に巡り会うため春日部までクルマで3時間の旅。行きは元気だったのが、やはり初めてのことでショックだったのか、帰りはとても悲しそうな顔でクルマに揺られていた。
その後カワイイ5匹の子供を無事出産。感動的な生命の神秘。このうち雄でいつもぴょんぴょん元気にはねている子を残し。他は知人家へ旅立ち。残ったこの雄は「さすけ」。ぴょんぴょん元気なその姿から名付ける。
犬でも親子とわかるのか、ビーは常にさすけをケア。寝ていれば耳やら顔やら体やらいつもなめ回して優しい母親の顔をしていた。
それからは散歩もお出かけもいつもビーとさすけが一緒。すべてを鮮明に思い出すことも悲しいかな不可能なくらい、楽しい思い出でいっぱい。
4年前には、さすけの兄妹犬が元気に出産。うち一匹が家族に加わる。つまり3匹で、おばあちゃん(ビー)、息子(さすけ)、孫の賑やかさ。
とっても元気な雌の子。名前はあずき。お腹の白い部分に丸く黒い斑点があったので、それが小豆の粒のようだったからとこれも単純なネーミング。
3世代の、時に五月蠅く、時に楽しく賑やかな生活は、永遠には続かない。命あるものである限り必ず終わりは来てしまうもの。
春以降、ビーは咳き込むようになり、通院して投薬治療はしていたけど、足腰も元気でとてもそんなそぶりは見せなかったのに、突然彼女は逝ってしまった。
1996年8月24日~2009年7月25日の生涯を閉じる。
昨夜は独りでビーの写真を見ては思い出し、涙が止まらず夜を明かす。
そして今日は本当にお別れ。天国で一人で寂しくないようにとペットの霊園へ。
昨夜これだけ泣いたのだから、もう泣くまいと心に決めていたけど涙を止められるわけもない。
ビーからもらったたくさんの愛情と元気、そして勇気。本当にありがとう。
最後は辛かったろうけど、もうゆっくり休めるね。
バイバイ
Posted at 2009/07/25 23:03:49 | |
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