前々回 前回までのあらすじ
そんなこんなで我が家の一員となった「彼」。
トイレは憶えたものの、しばらくは怯えて
過ごしていた。ある日「お父さん」について
行くという行動を見せ家族を喜ばせた「彼」
は、徐々にこの家を落ち着ける場所だと
思い始めた・・・・。
・・・題名で既に、出オチ。・・・というか先が見えそうな感じですが
興味のある方は見て行って下さいね
第三話 「風太 室内最速ラップを叩き出す!?」
私が歩くのに合わせ、ついてきた「彼」は 褒められた事が分かったのか
それから誰かしら歩くとついていくという行動を繰り返し始めるようになった。
走るようにもなってきた。
ここで1つ気を付けるべきは「彼」には、 っていうかうさぎには
肉球 がない。
肉球がないので、足の裏も もちろん毛で覆われている。
こういう動物をフローリングなどの板間の室内で飼う場合は、滑って
股関節を痛めてしまう恐れがあるため、我が家では30cm×30cmの
パーツに分かれるマットを買って来て室内に轢いているのだ(↑写真)
フローリングは滑って歩けない⇒だから轢きつめられたマットの上のみ
移動可能 ・・・おそらくこれが「彼」の頭の中に
インプットされている。
走ることに快感を憶え始めた「彼」は器用にマットの上のみを走る。
無論 部屋全体にマットは引いておらず 分かりやすく言えばフローリング
の真ん中にマットゾーン(風太ゾーン)が島のように浮いている状態。
時折、スピードに乗り コーナーで曲がり切れずフローリングへ
スピンアウト (゚Д゚ )ノ
という光景も・・・・。
基本「彼」はこういう不慮の出来事が起こると慌ててしまい、
目を見開き とにかくマット上へ戻ろうとアクセル全開にするが・・・・。
お察しの通り
「彼」には肉球がない。
有り余る「彼」の馬力を路面に伝えられず、
虚しく
ホイルスピン (;´Д`)
このように、室内では元気良く遊ぶようになってきたが いつからか微妙な
変化が現れ始める。 すなわち
お気に入りか・・・
そうでないか 相方をお気に入りとするなら、
私は間違いなく後者だ
(´・ω・`)
いや お気に入りかそうでないかという表現が正しいかどうか分からないが
少なくとも相方には良くちょっかいを出し、ついてまわり 呼ぶと走ってくる。
私を「上」から見てるのか 軽く馬鹿にしてるのか 笑いを理解した上で
ワザと対照的に接してるのか いずれにしても呼んだところで「彼」は
微動だにしない・・・。
それを見て 笑い転げる相方さん。
家の中が円満になるならコレでもいいか。顔で笑って心で泣いて状態の私。
依然として微動だにしない「彼」。
でもこの三角形のバランスが良いんだと思う。逆に私には良く懐き、
相方には、そっけない態度だと円満ではないだろう。
「まさか・・・そこまで考えての行動・・・!?」 考えすぎだな・・・。
「彼」がうちに来て3年になるが、今では相方さんが手を叩き「行っといで♪」
というと走ってマットを大きく一周し、帰ってきては褒めてもらう行動に
「彼」はハマっているご様子。
この時も
猛ダッシュでかなりの
スピードが出ているが、一番スピードが出るのは私が部屋に居ない時だろう。
私は隣の部屋で寝てるのだが
「最近あんまり寝てないし、明日も早いからもう寝る」と疲れきって
隣の部屋へ移動することがある。
そんな時に限って、
彼は走り出す・・・もちろん走ってる音は
聞こえる。隣の部屋から相方の声がする
「あんた(風太)今日は調子いいなぁ!障害物(私・・。)がなくなって
走りやすいんだね♪ おとうさん(私)怒られるよ(笑)」
ダダダダダダ ダダダダダ
ダダダダダ ダダダダダッ
・・・信じられないな・・。壁蹴って走る音がする
.....ルパンかよっ!?
わざとだな・・・・。
と、また長くなってしまったので今日はここまで
毎回の親バカ記録(事実ですけど)に最後まで付き合って
下さった方どうもありがとうございました!!
今回は自虐ネタ(もちろん事実ですが。)ばかりでしたが・・・・
次回いよいよ 感動の
最終話!!
「かみなりとわんこ。」
Posted at 2008/03/29 02:09:12 | |
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