こんばんは
人知れず整備手帳を
UPしたつもりが、プチ炎上う○ぎだです。
懲りずにやってまいりました「妄想劇場 第三章」です
何度も言いますが(爆)完全に妄想の世界なので 本文に出てくる
人物や設定は「超フィクション」です(核爆)
気が向けば、お気楽な気持ちで見て下さいね
今回も・・・・・・長いですが(爆)
前々回、
前回 までのあらすじ
「蒼」の勤めるホームセンターで運命的な出会いを果たした
「蒼」と謎の男。なんの接点もないように見える彼らには
意外な共通点があった。謎の男の落として行ったストラップには
「蒼」が昔から父に良く聞かされていた言葉が刻まれていた。。。。
「Mark X 20th Aniv仕様 Powered by M's realize」
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西暦2030年3月のある日 出会いから約2ヵ月後・・・・・
自宅の電話が鳴る。
RRRR RRRR ガチャ!
蒼「はい ・・・・ あ~♪ おはようございますっ」
「元気ですよ♪ ありがとうございます。。お父さん?いますよ。」
蒼「おと~さ~ん 電話ぁ~」
父「誰だ?」
蒼「共犯者さん。それにしても付き合い長いね~(笑)」
父「ほっとけ(笑)」
家の近い「共犯者さん」からは良く連絡がある。
変な「あだ名」だが、どうやらハンドルネームというらしく
これで呼び合っているのだ。。。。
この共犯者さん。10年程前に改名したらしく、
なんでも最初はこのハンドルネームだったようで・・・・・
元に戻したというわけだ。
父「了解です~ では10時に白鳥PAですね。それじゃ後ほど!」
ガチャ。
蒼「どっか出かけるの?」
父「出かけるの?じゃないって。お前も行くんだぞ。早く支度しろ。」
蒼「はぁ~~!!!?」
父「お父さんの車は入院中だから、お前の車で行くぞ。今日休みだろ?」
蒼「そうだけど・・・・・なんで私がぁ~~!?」
父「・・・・・いいから支度しろ」
蒼「バカ親父・・・・・」
父「ん? なんか言ったか?」
蒼「言ってません!行けばいいんでしょ!行けば!」
父「あー それから・・・・運転もお前だからな」
蒼「・・・・・・・・・。」
意気揚々と車に乗り込む父。渋々運転席につく「蒼」
とは言え、「蒼」にとって車の運転は苦ではなかった。。
父の影響なのか休みの日には、1人であてもなくドライブに行くのが好きだった。。。。
「蒼」の愛車・・・・・・・ヴィッツ スペクトル
(人間の認識できる光を可視光線という。その可視光線を波長によって分離してみると、それぞれの波長の可視光線が、人間の目には異なった色を持った光として認識される・・・・wikiのコピペ)
その原理を応用したボディペイントにより、手元のボリューム調整で
外から見えるボディカラーを自由に変えられるのだ。。。
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2030年・・・・この頃にはすでに・・・・・
*純粋なガソリン車はこの世から消え、ハイブリット車も時代遅れ
時代の流れは水素動力車、太陽光発電車となっていた。
今では、ガソリン車は公道を走る事は許されず取締りの対象となっている
*高速道路は全線無料。ETCゲートは撤去され通行記録のみ残る簡易ゲート
となっていた。
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高速に乗った「蒼」は待ち合わせ場所の白鳥PAを目指した。
蒼「今日の目的地はどこなの?」
父「白鳥PAだろ。」
蒼「それは集合場所でしょ。その後はどこに向かえばいいのよ?」
父「・・・・・・・・名古屋」
蒼「名古屋!!? めっちゃ遠いやん!」
父「・・・・・・・・・・。」
蒼「何があるのよ!」
父「ん? ああ 社長が帰って来るんだ。」
蒼「社長? 社長ってお父さんの会社の?」
父「・・・・・違うよ。エムズのだよ」
蒼「エムズ? お父さんが昔から言ってたパーツメーカーの?」
父「・・・・・そうだ」
蒼「エムズで思い出したんだけど、この前私の職場に買物に来た
お客さんでね。そのロゴの入ったストラップを落として・・・・・」
父「・・・・・・・ZZZZZ」
!!?
蒼「って寝とんか~い!」
父は寝入っていた。。。。。。
まったくこの親父だけは・・・・・・
ほどなく、白鳥PAに到着。
すでに3台の「お仲間たち」が集合していた。
小さなお子さん2人を連れたおじいちゃんが近づいてくる。。。。。
共犯者さん「おはよう蒼ちゃん♪ お父さんは?」
蒼「おはようございます! 居ますよ ってか寝てます(笑)」
共「はははは~♪ あいかわらずだなぁ」
蒼「お孫さんも来てるんですね~♪」
共「連れてけ!ってうるさいんだよ~(笑)」
さらに2人近づいて来た。。。。。。
アテカツさん「アレ?うなちゃんは?」
父と同い年くらいの初老と言っても良いくらいの爺さんだ。
この人だけは、何故か車種が違う・・・・
なんでだろ?
蒼「ま いっかぁ。」
アテ「ん? 蒼ちゃん何?」
蒼「いや。。。なんでもないですっ!」
真犯人ちゃんさん「蒼ちゃんおはよう。お父さんの車入院中らしいけど・・・」
この方も10年前にHNを改名したらしい。
それまでは。「しんにいちゃん」?とか名乗ってたらしいのだが
20年来のライバルの共犯者さんの改名に対抗して改名したようだ。
それにしても、「しんにいちゃん」から「しんはんにんちゃん」とは(笑)
どこまで対抗心があるのやら。。。。。
蒼「入院? 修理とかじゃないらしいんですけど・・・」
真「分かってるよ(笑)また何か企んでるな」
・・・・父が起き出してきた
父「ああ おはようございます~」
真「おはよう。朝ご飯食べていく? また2人前かな?(笑)」
父「いや もう年なんで1人前で(笑)」
PAのレストランにて
蒼「社長さんが帰って来るって聞いたんですけど
どっか行ってたんですか?」
真「ドイツのニュルブルクリンクってところ」
蒼「にゅる?? え?」
共「ニュルブルクリンク(笑)新開発のデモカーのテスト走行だよ」
アテ「ガソリン車のエキゾースト音を再現した新型マフラーですね♪」
共「ガソリン車がなくなった今では、やっぱりあの音を聞きたいって
オーナーさんが多いからね」
真「何しろ最近の車は静かで、走ってる実感が全くないんだよな~」
父「でも・・・・・・今日は・・・・・・久しぶりに・・・・」
真「そう!久しぶりに! フフフ」
蒼「な! なんですか!? ふたりしてニヤニヤして~」
父「なぁ蒼。今でこそお父さんや ここに居るみんなはハイブリッドの
静か~な車に乗ってるけど、20年前は同じ車に乗ってたんだ」
アテ「そう!マークX!」
真「君は違うけど(笑)」
アテ「うっ!」
父「それが今では、ガソリン車という事で公道を走れなくなったろ?」
蒼「うん」
共「でも、10年前 廃車にするのも惜しいということで 当時のままで、
とある場所に保管したんだよ」
蒼「みなさんの車も?」
共「そう。全国から15台・・・・・だったかな? 当時の仲間が持ち寄ってね。」
アテ「何故か社長に無理言ってアテンザも1台(笑)」
何故だろう。父を含めてここにいるみんな誇らしげに見える。。。。
蒼「とある場所ってどこですか?」
真「名古屋の M's realize本社倉庫」
父「今日は本社テストコースで、15台が10年ぶりに蘇えるんだ・・・・・」
ガソリン車は公道を走れないから、敷地内で走らせるってことだろうか?
アテ「あとエムズが手掛けたマークX20周年記念仕様車も来るらしいよ」
真「20周年記念仕様車か 実物は初めて見れるなぁ」
蒼「・・・・・・・・20周年記念仕様? 20th Anniversary・・・・・!!?」
「蒼」の中で途切れていたパーツが繋がった!
・・・・・・・・・ストラップに刻まれていた文字だ
つづく。
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またしても今後の構想もほとんどないまま続いちゃった妄想劇場。。。。
次回・・・・・・・・どうなる(汗