どうも。
今が深夜なのか、早朝なのか判断に迷う う○ぎだです。
とりあえず おはようございます(・ω・。)
驚異的な処理速度を誇る(前PC比)NEWパソにて
無駄とも言える長文を打ってみましたwww
早速ではありますが・・・・今回も長いので苦手な方はチャンネルをお変え下さい(笑)
しかもシリーズものですwww
第1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章までのあらすじ
「蒼」の勤めるホームセンターで運命的な出会いを果たした
「蒼」と「蒼介」。なんの接点もないかと思われた二人は
「M's realize」を互いの共通点として、再び導かれ合う。
そんなある日、「蒼」は父の強引な誘いにより オフ会なるものに
同行し「蒼介」と再会した。会場でM's realize社長に呼び出された
「蒼介」そして同行した「蒼」。そこでは研究の為「蒼介」の駆る
限定車の提供を求められた。車を提供し、帰る「足」のなくなった
「蒼介」は「蒼」のヴィッツで共に、帰路につくこととなった。
*知ってのとおり、この物語は完全妄想式の超フィクションです(爆)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「蒼」「蒼介」「社長」の3人は話合いを終え
参加者達で賑わう「初代マークX復活祭」へ向かった。
参加者は皆、この時を数か月前から楽しみにしていたのだ。
ガソリンエンジンが公道から消え、ハイブリッド 太陽光発電車
静かではあるのだが・・・・・・それだけ。いろいろとパーツを付け
弄ることはできるのだがドライビングの楽しみはというと、
ガソリンエンジンが持つ乱暴な音じゃないと半減してしまう。。
ガソリンエンジンの「味」を知っている者であれば
排気ガスのニオイ、排気音、吸気音、加速をもう一度味わいたいと思うのも無理もない。。。。
3人が会場に到着した時には、すでにテスト走行が始まっていた
かつての愛車と10年の歳月を埋めるように・・・・。
社長(まふりゃぁ~)は会場入りするや否や、待ち受けていた参加者達に囲まれる。
久し振りの再会を喜ぶ者、初めて会う社長を前に緊張している者・・・様々だ。
蒼介「蒼さんは、お父さんの車とか 乗せてもらわないの?
ガソリンエンジン音と加速はめっちゃ爽快だよ♪」
蒼「ガソリンエンジンとかには・・・・・興味ないかも。。。。。
それにお父さんの横に乗ったら、エンジン音よりうんちくのばかりが
聞こえてきそうで(笑)」
ガソリンエンジンには興味はない・・・・・少なくともこの時はそう思っていた。
二人は会場内を歩き始めた。 やはり未だにぎこちなさの残る二人・・・・。
そこへ数人の参加者が歩み寄ってきた。。。
うち1人が話しかけてきた
ハル「こんちは~ ハルって言います~ 蒼介くんだよね?
早速やけど 良かったらエムズの限定車 乗らせてくれへん??」
人見知りしない笑顔を浮かべた感じのいい男性だ。
蒼介「え? ああ こんにちは! もちろん構いませんよ」
蒼「・・・・ハル ・・・さん? ・・・・んん あ! ラジコン好きの♪」
ハル「ど どんな覚え方してんの?(笑) 否定はせえへんけど。。。」
蒼「 !! そうですよね。。いきなりすいません。。。。」
ハル「ひょっとして蒼ちゃん!? どんな風に聞いてるか分らへんけど
うささんところの?(笑)」
かつて「蒼」の父が光りモノの師匠と仰ぎ、大変お世話になっていたらしい。
ただ年々ラジコンにドップリハマり 今ではラジコンの大会も幾度となく主催しているようだ。
真犯人「俺にも限定車運転させてくれる?」
共犯者「俺も♪」
アテカツ「あ じゃあ僕も(爆)」
ハル「じゃあ ジャンケンで順番決めましょうよ!」
真「ジャンケンって言うならハルさんの天敵を応援に呼んでもいい?(笑)」
ハル「どうぞ♪今は相手も もう大人やし手加減せえへんけど(笑)」
真&共&ハル「はっはははははは~」謎笑
アテ「????」
蒼介「もちろんです!どうぞどうぞ♪ 今 車をこちらにまわしてきますので
そういう事だから・・・・・・蒼さん また後で」
蒼 「うん。 また後で・・・・♪」
車を会場テストコースへまわした「蒼介」は、限定車のキーを
先程のジャンケンで勝ったという ハルさんに手渡した。。。。
・・・・どうやら相当ジャンケン強いらしいwww
そこへ、今度はひとしきりテスト走行をしてきた 「蒼」の父が・・・・
父「どうだい蒼介くん。僕の車 ・・・純粋なガソリンエンジンを運転してみないかい?」
蒼介「え!? いいんですか!??」
父「もちろんだよ。どうぞ 乗って」
「父」は蒼介を運転席に促し、自分は助手席に乗り込んだ。
蒼介「では ・・・お お邪魔します。。」
乗り込む
エンジンをスタートさせ、ゆっくりと走りだした。
・・・・・・・・緊張する(汗)
父「もっと思い切って踏んでごらんよ」
言われるがままに踏み込む。
この車には、M's Realizeサイレントマフラーが装着されていた
アクセル開度に応じてスムーズに加速していく・・・・
社外マフラーにしては・・・・静かだ・・・・
しかし踏み込むにつれ3000回転くらいから
何とも言えない官能的なサウンドを奏で始める。。。
4000・・・・・5000回転 官能的サウンドに暴力的な
サウンドが加わり、男心を容赦なく鷲掴みにする!!
理屈じゃない本能を揺さぶる音色!!
もっと踏んでいたい!! そんな気にさせてくれる!
明らかに 明らかに 蒼介の限定車より パワーが出ている!!
これを作った男を皆が敬愛する ・・・ 蒼介は理解した。
あっと言う間のテストコース1周だった。。。。
父「どうだった?」
蒼介「なんというか・・・・・その ・・・・なんというか 最高です!!!」
父「だろ?笑」
男2人は、言葉ではなく目には見えない「共感」によって
少し分かり合えた気がした。
ゆっくりとそのままテストコースを流す・・・・。
いろいろ話をした。何故「蒼介」が社長に呼ばれたか。
そして「蒼」とともに、この後二人で岡山に帰ることも。。。。
「共感」することにより、不思議な感覚が芽生えた「父」は
「蒼介」が自分の娘と二人で帰ることも・・・・・
「そうか。よろしくな」と答えただけであった。。。。
数周の走行を終え、車を降りようとする「蒼介」に「父」は言った。
「蒼介くん ・・・・蒼の誕生日には祝福を 」
蒼介「え?」
父「深い意味はない。そのうちわかるよ じゃあ蒼を頼んだよ」
蒼介「あ ・・・・はい。わかりました。おまかせ下さい」
・・・・蒼さんの誕生日に・・・祝福?? どういう意味だろ???
その頃・・・・・蒼
悪ノリ 「なんだよ もう帰っちゃうのかよ~ 寂しいじゃん!」
蒼「す すいません。。。明日仕事だし。。」
姐さん(www.missken)「 しょうがないね♪蒼ちゃん気をつけて帰ってね」
蒼「姐さん。。。またお会いできますよね??」
姐「もちろん♪ オフ会なんて幾らでもあるのよ 来月くらいにはまた会ってるかもね(笑)」
悪「まぁ しゃあねぇな。またな蒼ちゃん! 帰り・・・・しっかりやれよ(Τ*Τ)プッ」
蒼「な 何をですかー!?笑」
数十分後、社長や父をはじめとする参加者達にあいさつを済ませた「蒼介」と「蒼」は
再び、駐車場で落ち合った。
すでに時間は19時半。 ここ愛知県から岡山県までは少なくとも4時間はかかるであろう。
蒼介「じゃあ 帰りますか?」
蒼「え ええ。」
・・・・やはり まだ ぎこちない。
「蒼」のヴィッツに乗り込もうとする2人
その時 「蒼介」は違和感を感じた。。。。。ヴィッツに。
・・・・・・なんだ?このリアタイヤ?? 225 45 17!?
コンパクトカーにしては ・・・・・
んん?? このブレーキキャリパーって・・・・
「蒼介」は「蒼」に言った。何かを確かめたかったのかも知れない。。。。
蒼介「蒼さん 先は長いし 良かったら僕が運転しようか?」
蒼「え いいんですか?? 実は行きの運転で疲れちゃって
お父さんはちっとも運転代わってくれなかったし(笑)」
蒼介「もちろんいいよ。 助手席でゆっくりしてて♪」
蒼「ありがとう。。」
「蒼介」はエンジンを始動させ、一路岡山を目指し出発した・・・・した?
・・・・・な なんだコレ????
また違和感が!!
あまりに・・・・
あまりに 走らない。。。。 ベタ踏みでもこの加速。。。。
おかしい!! あのタイヤはなんだったんだ?
それに、車は好きでも、車弄りには興味はない女の子の車なのに
この車高の低さ!?
見た目と走りのアンバランス!! でも・・・・
幾らなんでもハイブリッド車とは言え、こんな事はないはず!
さらにおかしい事が・・・・・・ブレーキが・・・・・利きすぎる!!????
そして、この足周り!! の感覚 ! 良すぎる !??
なんだコレーーーーーーー!!????????
アンバランス過ぎる!!!
蒼介「この車って ・・・・えらくブレーキの利きがいいね?(汗)」
蒼「そうですか?? 普通こんなもんじゃないんですか?」
蒼介「・・・蒼さんって 友達の車とか運転したことある??」
蒼「ありますよ♪ でもその子の車は調子悪くて怖かったんです(笑)
だって ブレーキ踏んでもスーッて。。。。止まんないんです。。。」
蒼介「あ そう。。。(汗)」
どうやら初めて買った車が、 いや 車をカスタマイズされてて
これが普通だと思ってるのか・・・・。
蒼介「あとね。この車・・・・・ 今 乗ってるのは ・・・・・・僕らだけだよね?」
蒼「えーーーー!?? なんで? こ 怖いこと言わないでーー!!(>_<)」
蒼介「あ ごめんごめん。。。それか トランクに なんか重いものとか積んでない?
蒼「へ !? トランク?」
蒼介「ハイブリット車と言っても、ほんとはもっと走るはずなんだよね。」
蒼「トランクと言えば・・・・・大変な事が(汗)」
蒼介「え 何?? やっぱり誰か入ってたりして(笑)」
蒼「そういうのやめて~(>_<)
いや そうじゃなくて、トランク・・・・・開かないんです。。。。。」
蒼介「開かない??」
蒼「これまた うちのバカ親父なんですけど、内側から打ち付けちゃってて・・・・
もう意味が分かんないんです。。。。」
・・・・・・
!! !!! なるほど!!!!
蒼介「ははははっははっは~」
蒼「な なんですか!? いきなり!!?」
蒼介「いや 分かったんだよ なんとなく♪ この車の秘密が」
蒼「 ・・・・秘密???私の・・・・この車の?? 」
蒼介「そう♪ それから・・・・僕の親父が言ってたことも 」
蒼「 ???????」
蒼介「ちょっと車停めるね」
「蒼介」は車を道の脇へ停めた・・・・
蒼介「ちょっと失礼するよ」
そう言うと、センターコンソール内に隠された蓋のようなものを開けた。
何故そんなところに蓋があるのか? 何故「蒼介」が「蒼」の車の
隠された蓋をすぐ発見したのか「蒼」には全てが謎だった・・・・・。
蒼「な なんで私でも知らないような この車の事知ってるんですか???」
蒼介「ふふ♪ 親父の癖なんだ(笑)」
蒼「親父って? 蒼介さんの??」
蒼「そう(笑)」
癖だって言われても、それが何故私の車に?????
蒼介「僕たちの父親達って今でも交流あるでしょ?」
蒼「うん」
蒼介「だから♪」
蒼「ああ そっかぁ それでか~ なるほど~ って わかんないデスけど。。。」
蒼介「じゃあ見てて♪ たぶん予想は当たってるから」
「蒼介」は隠された蓋の中にあるスイッチを入れた・・・・・・・
次の瞬間・・・・・・
今まで、帰り道を示していたナビゲーション画面が切り替わる!!!!
「蒼」はビクッとし、ナビ画面を凝視する!
画面 ≪ wellcome to another world ・・・・≫
続いて画面が切り替わる・・・・≪ password ____ ≫
カーソルが点滅している・・・・・・どうやら4ケタのパスワードが必要らしい。。。
蒼「な 何コレ・・・・!?」
「蒼介」はタッチパネルの数字を適当に押してみた・・・・
画面≪ access failed ・・・・・ ≫
・・・・・違うか。。。。 パスワード ・・・・4ケタ ??
その時 帰り際の、蒼の「父」の言葉が脳裏をよぎる
>蒼の誕生日には祝福を。。。
蒼介「 ・・・・あ! そうか! 蒼さん!! 誕生日っていつ?」
蒼「 え! と 歳ですか?」
蒼介「 いや ・・・・ えーっと。 月日でいいです(笑)」
蒼 「あっ ・・・・ 1月20日です・・・。」
「蒼介」は 画面のタッチパネルに再び手を伸ばす。
≪ password 0120・・・ ≫ 「蒼」の誕生日を入力した!
≪ ・・・・・・congratulations! ≫
再び画面が起動し始めた!!!
この車のスペックだろうか? 次々に文字が 下から上に向け流れていく!
!! 「蒼介」は流れる文字に釘付けになった!
「・・・・・・駆動方式 :リア駆動へ変換」
「・・・・・・インタークーラー起動 ・・・」
「・・・・・・減衰力 変更・・・・・」
「・・・・・・エンジン形式 ・・・・13B」
ちょ ちょ ちょっとーーー何だこりゃぁあああ!!
突っ込みどころ満載だけど・・・・・・・
・・・・・・13B!! かつて FD3Sに積まれてた ロータリーか!!!!??
お おい 何だよコレ だから・・・・・トランクを開けられないように・・・
トランクにエンジン仕込んでるってか??
だから・・・・・こんなに重さを感じたのか!!
だから・・・・・こんなにアンバランス
全て、この為のセッティングだったてことか!!
再度、画面が静止する・・・
≪ start your Engine YES or NO? ≫
「蒼介」は YES を選択した。。。。
つづく。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ついにベールを脱いだ「蒼」のヴィッツ。
物語は作者によって、その場の思いつきとも思えるような
あらぬ方向へ進み出した(自爆)
ここまで来ると、この先どうなるのか予測するのは
作者でも容易ではなくなってきたらしい。。。。。