寒さ厳しい折、ガタガタ寒さにうち震えながらバイク乗っている皆様お疲れ様です。(自己紹介)
みんな電熱装備とかで快適バイクライフだって?そうね。いいなァ......。
さて先日私にTS50W(ポンコツ爺)を買わせた元凶のうち数名とツーリングに行ってまいりました。
本当は普段ツルんでいるフルメンバーでのツーリングになる予定でしたが、私がポンコツグロムを掴ませてしまったB君、彼女がいる勝ち組C君は諸事情で欠席となってしまい、発案者のA君兄弟with私というこぢんまりとしたツーリングと相成りました。(発案者の兄A君ありがとう!)
私福岡の田舎在住なのですが、無慈悲にも目的地は山口県は角島に決定され、出発前から不穏な香りが漂う感じでした。(白目)
因みにツーリングというデッドラインが決まった(決まってしまった)時点でTS50Wは超絶不調でした。絶望感満載ですね。最低でも3〜400km走れる状態に仕上げなければなりません。前回キャブをオーバーホールしてから完全に面倒になって放置していましたが、重い腰を上げて修理することにします。
前回の修理後に兄A君からリードバルブ悪くなっている説を提唱されたので取り敢えずエンジンの状態確認がてらリードバルブを交換します。
TS50Wはまあまあクソなのでなんとリードバルブがシリンダブロックのインマニ側の裏に貼り付いています。つまりエンジンを開けなければ交換は勿論、点検すらままなりません。凄いパパですね(?)
ブツクサ文句を言っていてもはじまらないので意を決してバラします。
なるべく横着したいので、エンジン降ろさずにシリンダブロック外していきます。
シート、側面カバー、シュラウド(実にスズキですね。シュラウド付の古の車両の中では比較的売れてのが面白ポインヨです。)、タンク、エキパイ(チャンバー)、ラジエータの固定とかを外せば普通に作業できました。ヤバそうな箇所に前もってラスペネしておけばかなりいいですね。
作業ハイライトです。
①自由のないエキパイ(チャンバー)
エキパイ死ぬほど外しにくいです。Fワードが出そうなレベルです。嘘です出ました。(ブチギレすぎて写真ありません)
サイレンサーがあれこれ(ウィンカー、荷台、フェンダー)と一緒に1本のボルトで止まってて動かしにくいし、何故かエキパイのマウント1箇所がPボタンになっているのが最低です。Pボタン部分から外そうとしようと横に動かそうもマニホールドがフレームにガッツリあたって思うように動かせないのもポインヨ高めです。良い子の皆様は大人しく荷台を外してサイレンサーを外して作業しましょう。私は力技で無理やり自由を得てもらいました。
②男気固定
ラジエータを外そうとラチェットをくるくるしながら覗き込むと、上部固定がまさかのタイラップ(呼称に諸説アリ)に変わっていました。しかもリピートタイじゃなくてリピートできないタイです。前オーナーがゴムマウントをへし折ったようで実に男前な対応です。ラジエーター自体は確か3箇所(2箇所かもです)で止まっているだけなので外してしまえばかなり自由に動かせます。因みに私も前オーナーに習い、修理後はリピートできないタイで固定しました。お役所仕事の如く前倣えです。押忍!
③W固着とリードバルブ交換
本命のエンジンにいざ手を付けると死ぬほどシリンダブロックが固着していてFワードを連発しながらゴムハンマーでシバき倒...教育的始動をおこないご理解いただきました。ご開帳して確認したシリンダブロックがそれなりにキレイで安心したのも束の間、お次はガスケットが死ぬほど付着していましたのでこちらもFワードを連発しながらカーボンスクレーパー(コメリ産)で「OHANASI」させていただきましたが、ご理解いただけなかったようでしたので伝家の宝刀ガスケットリムーバー様(ストレート産)にご出陣いただいて端っこの塗装もろともご理解いただきました。
シリンダブロックの方はまだクロスハッチが確認できるくらいです。シリンダはまあちょっとアレですが、3〜400km程度なら全然耐えてくれそうです。続投!

肝心のリードバルブの方ですが、欠けやらビロビロになっていたり、カーボン製になって砕け散っていることもなく普通に鎮座されておりました。

アホほど高い何故か出た交換部品は用意してあるので取り敢えず交換です。くっそ固着していたので我らがショックドライバー様にこれまたご出陣いただいてネジ君を「わからせ」していただきました。ただこのリードバルブを固定するネジ普通のプラスネジでかつ逆さに取り付くのですが、サービスマニュアルを見てみると特にネジロック塗る指示等ありません。......!?ええんか!?スズキぃ?
抑えられぬ疑問や懐疑はあるものの、私は指示待ちのマニュアル人間なので大正義マニュアル様の仰せの通りに取り付けます。今回のツーリングを乗り切れればいいんや......。
④入らないスタッドボルト
シリンダブロックを固定するスタッドボルトですが、まあ古の2st原チャの例にもれずかなりのサビ具合だったので交換......といきたかったのですが、スタッドボルト発注ミス(4本あるうち2本、2本で長さが異なります)というプレミが発覚し、泣く泣く半分は再利用です。楽をするために購入したスタッドボルトリムーバー&インストーラーセットにおんぶにだっこでスタッドボルトを取り付けます。
......なんかちゃんと入らねぇぞ.....。
サービスマニュアルの指示通りのトルクでスタッドボルトを回すも大して入っていないうちに「カチン」と迫真のお仕事をトルクレンチ様がなされます。まあ我らがサービスマニュアル様ご指定のトルクで取り付けできればよかろうということでシリンダブロック、ヘッドを取り付けてナットを締めると......なんかスタッドボルトごと回ってるんだよなァ!!!おいスズキぃ!そういうところやぞォ゙!!しかも新品のスタッドボルト!
キレ散らかして落ち着いたら次はトルクレンチ様ではなく、いつものラチェット君でガンガン締めてきます。トルク?そこになければないですね。大体スタッドボルトの出具合が中古のスタッドボルト(こちらは問題なく指定トルク通りでいい感じの入り具合です。)と同じくらいになるように締め込んで良しとします。次は何事もなくヘッドを固定することができました。
以上作業ハイライトでした。
シリンダをシリンダブロックに突っ込むのに何故か死ぬほど苦労したり、エキパイの取り付けで再度ブチギレたり色々ありましたが無事復旧完了です。
さあドキドキのエンジン始動タイムです。諸問題は改善しているでしょうか?人力セルモータ(キック)でエンジンスタートです。
ペペペ.....ペイーン↑wwペイィィィーーーン↑ww
イイイン↓ペェエペペペペペwww
............(何かを察して静かにチョークを引く)ンェェェェエエ↓ペペペ......ペぺ...ぺ......(エンジンストール)
......治ってねぇじゃねぇかバカ!!!
はい治りませんでした。明らかに燃料薄いっぽい挙動です。なんでやとブチギレて店じまいです。もう疲れました。打つ手なしに近いですが次回ダメ元でスロージェットを1番手上げて、油面を調整してみます。
こんな調子でツーリングに間に合うのか!?
気が向いたら更新します。
それではお付き合いいただきありがとうございました。
Posted at 2026/03/09 13:34:37 | |
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