愛犬の認知症。

今日はクルマではなく、愛犬の認知症について書きたいと思います。

以前に比べるとフードの改良、環境の改善などで犬の平均寿命は延びているそうですが、逆に認知症が問題になっているそうです。


ウチの愛犬ココ（ミニシュナ・15歳）は、半年前より認知症の症状が出てきました。

具体的には、
・呼びかけに反応しない。おもちゃにも全く反応しない。
・一方向（ココの場合は右回り）にぐるぐる回っている。
・散歩してもマーキングしようとしない。
・食欲は旺盛だが、痩せていく。
・トイレが全く出来ない。お手やお座りなども。

愛犬が反応してくれなくなるのは、飼い主のエゴかもしれないけど寂しいものです。

これまでDHAやEPAなどの認知症の進行を予防するサプリは摂らせていましたが、改善の傾向はみられませんでした。

ネットで探したところ、アニプリルという薬が認知症治療に効果があるとの情報を得ました。

早速個人輸入代理店に『セレギリン』（商品名：アニプリル）を注文し、本日2/15朝に5㎎の半錠（用量は0.5～1ｍｇ/ｋｇ）を内服させてみました。（本来なら獣医さんにみてもらうのがベストでしょうが…。）

すると、、明らかに夜の動きが違う！私の目を見てくれる！！

こんなに効果がすぐ出るものなのか！？

まだ半信半疑ですが、1か月は続けてみたいと思います。。。


以下ちょっと古いですが、参考文献です。（　平成11年1月6日　毎日新聞　）　

米食品医薬品局（FDA）は5日、老化に伴って起きやすくなる犬の認識不全症候群（CDS）に対する治療薬と、犬の孤独不安症の治療薬の発売を認可した。犬の情緒障害や“老人性痴呆”の治療薬が認可されたのは米国では初めて。カリフォルニア大ロサンゼルス校では同日、犬と猫のがん治療を目的とした放射線治療施設をオープンしており「家族の一員」であるペツトの病気治療は限りなく人間並みに近づいている。

FDAによると、CDSは人間のアルツハイマー型痴呆に似た症状で、認識障害から方向感覚を喪失したり、行動力の減退や睡眠障害、排せつ異常などを招く。この治療薬にはファイザー・アニマル・へルス社のアニプリルという錠剤が認可された。人間のパーキンソン病治療に開発された薬だが、実験ではCDSになった犬の約70％に症状改善をもたらした。