今回のブログは開催までの企画、準備についてです。
さて、そもそもEUNOSROADSTER LOVERS MEETING(長いので以下『ラバミ』とします)とは、『ユーノスロードスターを大切に乗られている方、所有されていなくともユーノスロードスターが大好きな方など、ユーノスロードスターを愛するファンの方同士の交流・情報交換を目的としたミーティング』です。
ユーノスロードスター(以下NA)のデビューから30年以上経ち、ロードスターはモデルチェンジを経て四代目ND型まで進化し続けてきました。
各所で開催されるロードスターミーティングでは歴代ロードスターが集まり、どのミーティングも盛り上がっていますね。
そんな中、NAファンのみを集めてミーティングを開催するというこの企画。
「こんなマニアックなミーティングに参加したいと思ってくれる人はいるんかいな汗」と不安を抱えながらも企画はスタート。
最初に言い出しっぺの二人が主催ですが、二人じゃさすがに何もできない。
友人達に運営スタッフを依頼したら皆さん快諾…本当にありがとうございます。
イベント主催は初めての主催者二人、右も左もわからぬまま、いろんな方の助けを借りながらどうにかこうにか準備を進めてまいりました。
ミーティングの趣旨はすぐ決まり、次はどこでどんなミーティングにするかです。
会場候補地はいくつかあったのですが、関東でマツダ乗りの聖地(?)といえば、マツダR&Dセンター横浜!
マツダ様のイベントや、RCOJ様のイベントなどでも使われておりますし、マツダ車の広報写真撮影などでも使われているので、ご存じの方も多いかと思います。
この施設内にあるオープンギャラリーと呼ばれる半円状の広場に、NA達をズラッと並べてみたい!
交渉の末、なんと開催の許可をいただくことができました!
この時点でオープンギャラリーを埋め尽くすNAたちを想像して、主催の二人は口元が緩みっぱなしです(笑)
場所と日にちが決まると妄想状態の与太話から、グッと現実的な話になってきます。
「開催規模はどのくらいか」「開催時間は」「内容は」etc.etc.…。
イベント内容は過去に参加させていただいたミーティングや、いろんなミーティングレポを読んだりして少しずつ決めていきました。
趣旨は「NAファンの交流」なので、何も催しを用意せずに参加者同士で自由に過ごしていただくことも考えたのですが、せっかくの素晴らしい会場なのでNAに縁のあるゲストを招いてお話を聞かせていただこうということになりました。
そこで浮かんだのが皆様ご存じのRCOJ代表 水落 正典様!
氏はマツダ(株)、M2に在籍し、その後ロードスターのオーナーズクラブである、『RCOJ(ロードスタークラブオブジャパン)』を設立し、NAデビュー当時から現在に至るまでロードスターとオーナーをみてこられた方です。
まさに適任と思いお願いしたところ、快諾していただきました。
(実は開催直前で思いもよらぬ方もゲスト参加してくださることになりました。)
そして、定番ですがプレゼント企画。
ビンゴやじゃんけん大会、抽選会などいろいろなやり方がありますが、今回参加者に割り当てられた番号で抽選会をすることとしました。
景品は限られた予算の中で喜んでもらえるようなものを揃えたつもりですがどうだったでしょうか…。
内容と並行して募集する人数も決めなきゃいけません。
最低限、日時と募集人数、応募方法が決まらないと告知ができないためです。
募集人数は悩みましたね。
なにせ参加者の車を駐車する場所は本来駐車場ではないため、駐車できる上限がわからない。
何台停められるかを過去開催されたミーティング写真や航空写真からイメージしなきゃいけない。
導線を作りつつ、入退場がしやすく、かつ安全に楽しめる駐車配置。
これが一番難しかったかもしれません。
素晴らしい配置案をスタッフの方が作成してくれたおかげでイメージもバッチリ!
最終的に募集台数は55台(スタッフは除く)となりました。
応募が募集台数を超過した場合は抽選としました。
駐車台数に制限があるため、完全事前申し込み制で当日参加は原則無しとしました。
参加応募方法は募集期間を設けて、専用のオーダーフォームから申し込む方法にしました。
今は便利な世の中で、専門知識が乏しい私でもなんとかオーダーフォームを作成することができました(けど、初めてだったので大苦戦)。
そして告知はどうするか。
初めてのミーティングなのだから当然知名度はゼロ。
企画内容についても随時情報発信できるようにしたい。
そこでみんカラにミーティング公式アカウントを作成し、ブログにて情報をお知らせすることにしました。
RCOJ様のご厚意で、RCOJ会報誌、RCOJインターネットサイトでもご紹介していただけることになりました。
スタッフにも友人にNAファンがいたら声かけをするよう依頼しました。
結果、なんと募集台数を若干超える57台の応募がありました。
募集台数が超過した場合は抽選とし、55台の枠に収める予定でしたが、せっかくご応募いただいたのにたった2台を落選させるのは心苦しく思い、駐車配置を見直して57台すべての申し込みを受理し参加としました。
さらに参加応募締め切り後も数名の方から参加の希望がありましたが、大変嬉しく思うとともに断腸の思いでお断りしました。
今回のミーティングは前述の駐車台数の制限に加え、名簿や名札を事前作成する都合上、応募締め切り後の応募はお断りせざるを得ませんでした。
お断りしてしまった方には心よりお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
ミーティングといえば参加記念品が付くミーティングも多いですよね。
ロードスターに限らずですが、私が参加したミーティングだとステッカーが多かった気がします。
ラバミも参加記念品はステッカーにする案もありましたが、個人的にお世話になっている先輩と運営スタッフのご協力でオリジナリティあるとても素敵な記念品ができあがりました。
モザイク無し版は次回ミーティングレポートにてご紹介いたします。
細々としたところでは参加者同士の交流のきっかけづくりも工夫しました。
小・中規模のミーティングでは自己紹介タイムを設けることもしばしばですが、ラバミでは時間的な都合から自己紹介タイムを設けられませんでした。
当然面識のない方もいらっしゃるでしょうし、SNSなどで名前と車は知ってるけどご本人様がわからないという方もいらっしゃいます。
参加車両を眺めるだけでなく、参加者同士が交流するミーティングにするためにはどうしたらいいのだろうか。
そこで多少なりとも交流のきっかけになればと思い、参加者のニックネーム、愛車情報などを記載した名簿と名札を用意することにしました。
参加車両にもオーナーがわかるようにエントリーシートを事前に準備して掲出していただくことにしました。
この準備は内容を間違えるといけないので担当のスタッフはプレッシャーだったと思います。
このような感じで準備を進めてきたのですが、不慣れなもので前日まで準備に追われる始末。
半年間の準備期間でしたが、まだまだ時間が欲しいくらいでした…。