2010年03月14日
映画で学ぶ英語・第10回目は、”ウォール街”原題は”Wall Street.”
Wall(ウォール)壁、塀
Street(ストリート)街路、通り
Wall Street(ウォール ストリート)マンハッタン区ニューヨーク証券取引所がある通り
オリバーストーン監督、マイケルダグラス、チャーリーシーン出演の証券取引を題材にした1987年公開の映画です。
最初は、字幕で「アナリスト? 株とかぶらを混同する奴らだ」
この台詞から、日本語の株(株式)と食用のかぶら(鏑)を掛けたダジャレなのですが、
英語の台詞は、Their analysts don't know(ゼイァー アナリスツ ドント ノウ)
preferred stock from livestock.(プレフェレッド ストック フロム ライブストック)
preferred stock(優先株)とlivestock(家畜)を掛けてるんですね。
ちなみに株(株式)は英語でStock
上記のfromは区別、相違、(と、も、)fromはいろいろな使い方があって難しいですね。
次はイディオム(慣用句)を二つ、
まずは、Piece of cake.(ピース オブ ケーク)直訳は”ケーキの一片”ですが、”簡単にできること、たやすいこと”の意味です、字幕では「朝飯前ですよ」としていました、イディオムを慣用句で返す、なかなかやりますね、
もう一つは、Ring a bell.(リン ア ベル)直訳は”ベルが(リンと)鳴る”ですが、これは、”はっと思いつかせる、ピンと来る、心当たりがある”日本で言うと漫画とかで、頭の上に電球が光るあの感じです、
これが、Ring the bell.(リン ザ ベル)になると”大成功する、大ヒットする”になります。
次は、ゴードン・ゲッコーの台詞より
You're not naive enough to think we're living in a democracy, are you Buddy?(ユウ アー ノット ナイーブ イナフ トゥ シンク ウイアー リビング イン ア デモクラシー、アー ユウ バディ?)
字幕は「君だってこれを民主主義とは思うまい」
naive(素朴な、あどけない、甘い、世間知らず)
enough(十分に)
think(思う、考える)
democracy(民主主義)
訳して「君はそこまで世間知らずじゃあるまい、民主主義だと思うのか、どうなんだ、バディ?(バドフォックス)
こんな感じでしょうか。
ゲッコーはCapitalism at its finest.(キャピタリズム アット イッツ フィネスト)とも言ってます。
Capitalism(資本主義)
finest(最高級)
見る方向によって、許されたり、許されなかったりする、行為を描いた物語ですが
株式を上場している会社なら、買収防衛作ぐらいとっておくべきだと思います。
今年、ウォール街の新作がマイケルダグラス主演で公開されるようです。
Posted at 2010/03/14 03:28:30 | |
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映画で学ぶ英語 | 日記
2010年03月07日
映画で学ぶ英語、第9回目は”プラトーン”原題も同じく”Platoon”
Platoonとは(歩兵、工兵、警官隊)の小隊
September 1967 -Bravo Company,25th Infantry somewhere near the cambodian border.
「1967年 9月 ブラボーカンパニー 第25歩兵隊 カンボジア国境付近のどこかで」
主人公(チャーリーシーン演じる)クリス・テイラーはベトナム戦争の歩兵隊に志願した。
I volunteered(アイ ボランティアド)
Volunteered(Volunteerの過去形・志願者、志願兵)
Infantry(インファントリー)「歩兵、歩兵隊、普通科」
アメリカ国内で傍観者でいる事に疑問を持って参加したベトナム戦争の最前線で、バーンズとエアリスの対立の中テイラーの心情は変わっていきます。
戦闘で負傷し送還されるヘリの中、
The war is over for me now......(ディス ウォー イズ オーバー フォー ミー ナウ・・・・)
字幕では「僕の戦争は終わった」
....but it will always be there the rest of my days.(・・・バット イト ウイル オールウェイズ ビィ ゼアー ザ レスト オブ マイ デイズ)
字幕は「だけど思い出は一生残るだろう」
As I'm sure Elias will be....fighting with Barnes for,(アズ アイム シュア エリアス ウイル ビィ・・・ファィティング ウイズ バーンズ フォ、)
what Rhah called, possession of my soul.(ワット ラハァ コールド、 ポセション オブ マイ ソウル)
字幕では「エリアスとバーンズの反目はいつまで続くだろう」
As(だから、ゆえに)I'm sure (私には確信がある)Elias will be....(エリアスは・・・する)fighting with Barnes for(戦っているバーンズと)
what Rhah called,(ラハァが叫んだ事が)possession (占領、所持、所有)of my soul(私の精神、心)
ラハァが叫んだ事って
Barnes been shot seven times. and he ain't dead.
字幕は「奴は7回も弾に当たって死ななかったんだぞ」
Does that mean anything to you?
字幕は「不死身なんだ」
Barnes ain't meant to die. The only thing that can kill Barnes is Barnes.
字幕は「バーンズを殺せる奴はいないよ」
私が読み解くには、テイラーはバーンズのした事が許せなかった、しかし、自分もバーンズと同じ事をしてしまった、そんな自分を許して、国に帰っていくんだ、自分の人生のために。
Posted at 2010/03/07 12:49:52 | |
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映画で学ぶ英語 | 日記
2010年02月28日
映画で学ぶ英語、第8回目は”ザ・フライ”原題は”THE FLY”
The(ザ)その、例の
Fly(フライ)ハエ、飛ぶ昆虫・ちなみに(飛ぶ)も同じFlyです。
これがFry(フライ)になると油で炒める、揚げる、幼魚、なります。
科学者、Brundle Seth(ブランドル・セス)はテレポッドと言う装置で、自身の Teleportation( テレポーテーション・物質転送)に成功、しかし、テレポッドの中にはブランドルの他に一匹のハエが入っていたのだ、という物語です。
最初は、自身のテレポーテーションに成功して自信満々のブランドルの台詞から
Let’s go . Move . Catch me if you can.(レッツゴー。ムーブ。キャッチ ミー イフ ユウ キャン。)
字幕では「さあ誰か僕に追いついてみろ」
Catch me if you can.を直訳すれば、「捕まえてみろ君に出来るなら」ですが、これは鬼ごっこの掛け声”鬼さんこちら”を英語では”キャッチ ミー イフ ユウ キャン”と言うのです。
次は変調をきたした原因をコンピューターに尋ねるブランドル、
If primary element is Brundle,(イフ プライマリー エレメント イズ ブランドル、)
What is secondary element?(ワット イズ セカンダリー エレメント?)
訳して「主要の構成部分がブランドルならば」
「副次的な構成要素は何だ?」という感じですが、プライマリーとセカンダリーの単語の解説をしておきます、
Primary(プライマリー)
・(時間、発達段階の順序)初期の、最初の、原始的な
・主要な、主な、根本の、基本の、
Secondary(セカンダリー)
・(重要性、順序などが)第二位の、二流の、
・副次的な、派生的な、従属的な、補助的な、
プライマリーとセカンダリーって単純に1番、二番と言う意味ではないんですね、
最後も、単語の解説
What happened to fly?(ワット ハップンド トゥ フライ?)「ハエはどうなった?」
Fusion(フュージョン)「融合」とコンピューターは答えた、
ブランドルは、Assimilation?(アセミレイション?)「同化?」
Did Brundle absorb fly?(ディド ブランドル アブソーブ フライ?)「ブランドルに吸収されたか?」
と聞く、コンピューターの出した答えはNegative(ネガティブ)「ノー」
Fusion(フュージョン)・ Assimilation(アセミレイション)・ absorb( アブソーブ)すべてに「同化」という意味があります。
Fusion(フュージョン)
・溶解、融解
・原子核の結合
・連合、合同、提携、連合体
Assimilation(アセミレイション)
・消化
・同化、同化作用、融合
absorb( アブソーブ)
・吸収する、消す、緩和する、取り入れる、同化する
少しずつ違う意味があり難しいですね。
記憶では、ソフトなイメージの映画でしたが見直してみるとグロすぎでした、
これで続編が二世誕生なんだから、続編は見ません。
Posted at 2010/02/28 12:32:38 | |
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映画で学ぶ英語 | 日記
2010年02月21日
映画で学ぶ英語、第7回目は”フラッシュダンス”原題も同じ”Flashdance”
flash(フラッシュ) 閃き、派手な、カッコイイ
dance(ダンス) 踊り、舞い
この映画、映画は同時上映が当たり前だった時代、スパルタンXと同時に見た様な記憶があります 。
80年代の映画館、日曜日は大入りでした、90年代の平日は閑古鳥が鳴いてましたが。
昔話はこれ位にして、さぁ、いつもの様にいきますよ。
初めは主人公アレックスと恋人ニックの出会いのシーンから、
(ニック)・I’m Nick Huriy.(アイム ニック ハリー。)
(アレックス)・I’ve seen your name on my paychecks.(アイブ シーン ユア ネイム オン マイ ペイチェックス。)
字幕では「雇い主ね」となってました。
I’ve(I have) seen(完了形・私は見たことがある)your name(あなたの名前)on my paychecks(給料・小切手)
ニックは社長という設定なので、給料明細?小切手?に書いてあった名前を見たことがあるとアレックスは言っているのです。
次は、コインランドリーでのジェニーの台詞より、
My dad's breathing down my neck.(マイ ダッツ ブリーティング ダウン マイ ネック。)
字幕では「パパがうるさいのよ」
My dad's(父が) breathing (呼吸)down(下に、下ろして)my neck(私の首)
直訳すれば「パパが私の首筋に息をかけるのよ」という感じですが、これはイディオム(慣用句)で
breathing down my neck.=人にうるさく言われたり、まとわり付かれたり、干渉されたり、することの慣用句です。
もう一つ、イディオム(慣用句)を
No kidding(ノー キディング)=冗談じゃない、冗談言わないで。
Kid(キッド)子供、が語源でしょうか?
最後は、ハンナの台詞より
Dreaming is wonderful, but it won't get you closer to what you want.(ドリーミング イズ ワンダフル、バト イト ウォント ゲッチュウ クローサー トゥ ワット ユウ ワント。)
字幕では「夢を見ているだけでは実現しないのよ」
Dreaming is wonderful(夢を見るのは素晴らしい事)but(でも)it(それ)won't(will not・未来否定)get you(得る)closer(近づく)to(~へ) what you want(何をしたいの)
物語はハッピーエンドなのですが、この映画良くも悪くも、80年代のテイスト満載、ポーランド人を皮肉るアメリカンジョークとかは今でも通じるのでしょうか?
※テイスト=Taste(味・風味・嗜好)
Posted at 2010/02/21 12:52:32 | |
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映画で学ぶ英語 | 日記
2010年02月14日
映画で学ぶ英語、第6回目は” 猿の惑星”
原題は”Planet of the apes ”
planet(プラネット)惑星
of(オブ)の
the(ジ・ザ)
apes(エイプス)類人猿・サル・無骨で下等な人(複数形)
チャールトン・ヘストン主演の1968年のSF作品の方です。
最初はテイラーの台詞より
I can't help thinking somewhere in the universe.(アイ キャント ヘルプ シンキング サムウェア イン ザ ユニバース。)
I can't help thinking(私は考えずにいられない)can not help に ingの形で~せずにはいられない
somewhere(どこかで)in the universe.(宇宙の)
There has to be something better than.(ゼアア ハズ トゥ ビィ サムシング ベター ザン。)
There(そこに)has to be(いるはずだ)something(何かが)better(もっとよいもの、よりすぐれた人たち)than(~よりも)
字幕では「宇宙には人類よりすぐれた生物がいるだろう」でした。
始まりはSF作品のわくわく感ですが、この物語の本質は他にあるんですね。
次は、猿達から不当な扱いを受け続けてやっと逃げ出したテイラーの台詞から、
I don't plan to be caught again.(アイ ドント プラン トゥ ビィ コァウト アゲイン。)
字幕では「もう絶対 捕まらん」
I don't (否定形)plan(計画、プラン)to be(なる)caught(捕まる、catch=キャッチの過去形、過去分詞)
again(再び)
う~ん”plan”という単語は必要なのですかね?
最後は、物語の本質の台詞
The flags of discontent.(ザ フラァグス オブ ディスコンテント。)
remember, never trust anybody over 30.(リメンバー、ネバー トラスト エニイバディ オーバー サーティ。)
字幕では「批判精神さ大人は絶対に信用するなよ」
The flags(旗)ここでは旗印の意味、of(の)discontent(不平、不満)
remember, (覚えていろ、) never(~ない、しない) trust「信頼、信任) anybody(だれも、だれか) over 30(30歳以上)
「不平、不満の旗印を掲げろ 覚えておけ、30歳以上の誰もが信頼できないことを。」と言う感じでしょうか?
SF作品だと思っていたこの作品、実は戦争体験と文明批判のメタファーなのですね、
最後の、自由の女神は、自国に対するアイロニーでしょうか?
※SF =science fiction(サイエンス・フィクション・科学的空想)
※メタファー =metaphor(隠喩・暗喩)
※アイロニー =irony(皮肉・ほぼ風刺と領域が重なる)
Posted at 2010/02/14 11:59:12 | |
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