2011年12月04日
映画で学ぶ英語・第95回目は”・ペイチェック・消された記憶”原題も同じく”Paycheck”
Paycheck=(給料(支払)小切手)
劇中であてられた訳は「報酬」
ジョン・ウー監督、ベン・アフレック/ユマ・サーマン出演のSFアクション映画です。
初めは、レイチェルの台詞から、
Sorry, I just couldn't help myself.(ソーリー、 アイ ジャスト クドゥント ヘルプ マイセルフ。)
【help oneself】=自制できる・我慢できる
【can not help oneself】=~せずにはいられない・つい~してしまう、の意味
イタズラなどをした後に【ごめんなさい、ついやっちゃったの】と言うニュアンスです、
字幕は「からかって ごめんなさい」でした。
次も、レイチェルの台詞から、
Suit yourself.(スート ユアセルフ。)
suitと言えばスーツ(上下そろいの服装)ですが、
suit oneselfで【好きなようにする】と言うこと、なので【あなたのお好きなようにして】と言う意味
吹き替えは「お好きなように」でした。
最後は、マイケルの台詞から、
I shouldn't have left.(アイ シュドゥント ハブ レフト。)
should have + 過去分詞形=【~すべきだった、~であるべきだった、~だったらよかったのに】
left=leaveの過去、過去分詞形=(去る、残す)
なので、【(君のもとを)去るべきじゃなかった、とか、(記憶が)残っていればよかったのに】と言う意味
字幕は「覚えてなくてひどいことを・・・」でした。
ジョン・ウーといえば、兎に角アクション、それも二丁拳銃で乱射が大好きでお約束の白い鳩というイメージでしたが、
今作は良質SFに仕上がっています、
勿論、銃撃も、白い鳩も出てきますが、ジョン・ウーにしては控えめな演出、
キャストが超スーパースターじゃなかったのがヒットに結びつかなかった原因かな?
Posted at 2011/12/04 10:18:21 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2011年11月27日
映画で学ぶ英語・第94回目は”バックドラフト”原題も同じく”Backdraft”
Backdraft(バックドラフト)とは火災現場で起きる爆発現象のこと、
密閉された空間の火災で燃焼物が酸素不足によりくすぶっている所に扉を開ける等で酸素が取り込まれると急激な燃焼が起きる事、と思っていたのですが、
ちょっと違うみたい、以下ウィキペディアより引用
【バックドラフト(英: backdraft)とは、火災の現場で起きる爆発現象である。室内など密閉された空間で火災が生じ不完全燃焼によって火の勢いが衰え、可燃性の一酸化炭素ガスが溜まった状態の時に窓やドアを開くなどして、熱された一酸化炭素に急速に酸素が取り込まれると結びつき、二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発を引き起こすというものである。】
なるほど、可燃性のガスに引火してるんですね。
物語は、消防士一家の兄弟と、放火犯の陰謀の物語、放火犯は誰だ?そして犯人の真の目的とは?
初めは、兄:スティーブンが弟:ブライアンに言った台詞から、
Time to move on.(タイム トゥ ムーブ オン。)
意味は、【そろそろ潮時だ】ということ、
劇中では、
What do you think, Brian?
Time to move on?
「そろそろ転職の時期かもな」という使われ方でした。
次は、ジェニーの台詞から、
That's a dumb thing to say.(ザッツ ア ダンブ ティング トゥ セイ。)
dumb=(物の言えない、口のきけない)ですが、
dumb to do=(することはバカで)ということ
なので、【バカな事いわないで】、と言うニュアンスだと思います。
字幕は、「何を謝るの?」でした。
最後は、単語Fire department(ファイヤー デパートメント)を、
Fire department=消防局
department(デパートメント)といえば、デパート・売り場かな、と思ったら、【部門、部、局】と言う意味もあるのですね、
でも、消防署はFire station(ファイヤー ステーション)
station(ステーション)といえば、駅かなと思ったら、こちらにも【署、局、所】と言う意味があるんですね、
で、Fire department消防局とFire station消防署の違いはと言うと、前者が、【機関】を表し、後者は【建物】を表すということでした。
兄スティーブン役のカート・ラッセルって超スーパースターという俳優ではないですが、決まるときは、決まる役者ですね、
この作品ではバッチリ決まってます。
Posted at 2011/11/27 10:53:56 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2011年11月20日
映画で学ぶ英語・第93回目は”ソーシャルネットワーク”原題は”The social network”
social(社会の、社会的な)
network(網状のもの、連絡網)
SNS(Social Networking Service)サイト Facebook(フェイスブック)を設立した、マーク・ザッカーバーグらを描いたサクセスストーリー
かと、思って見てみたのですが、サクセスストーリーでは無くフェイスブックに関わる人々の、それぞれの思惑を描く生々しい人間ドラマでした、
事実?フィクション?と判別できないような作品の作りになっていますので、フェイスブックに付いていろいろ調べてみたところ、フィクションということでしたが、登場人物は、ほぼ実名で、訴訟も実際に行なわれていました、
今回は、物語を深く見れるように、私なりの補足と感想で行ってみようかと思います。
初めは、ウインクルボス兄弟の主張から、
フェイスブックのアイディアは自分たちが、マーク・ザッカーバーグに話したものであり、自分たちにも利益を得る権利があると訴えているのですが、
ここが、日本人には分かり難い所、アメリカと日本では特許制度(Patent)に違いがあります、
日本の、先願主義(先に登録した人が権利を持つ)に対して
アメリカは、先発明主義 (first to invent system)(先に考えた人が権利を持つ)ということで、ウインクルボス兄弟の主張も認められる可能性があります。
でも、ウインクルボス兄弟がやろうとしていた、ハーバードコネクションって言うのは、Harvard.edu.ってメールアドレスを使ってexclusivity(排他的)なSNSをつくること、
(※排他的=選りすぐりの人々としか交際しないという傾向)
つまり、ハーバード大学の名前を売りにして、女の子にもてちゃおう、ってのがねらいだったはず。
つぎは、ショーン・パーカーについて、
彼は、Napster(ナップスター)の共同設立者、
ナップスターというのは、音楽ファイルの共有ソフト配信会社、
著作権を無視したダウンロードが日常的に行なわれ、著作権者から訴えられ敗訴、現在は無料音楽ファイルの供給は行なわれていない。
ファイル交換とか、ファイル共有とかって、名前だけで実情は著作権の有る物の、著作権料を払わずにコピーしてるだけだと思うのですが、聴きたい音楽にお金を払うことが、その音楽製作者の糧になることを理解しないと、いずれ聴きたい音楽もリリースされなくなりますよ。
でも、劇中のショーン・パーカーは、
The music industry doesn't have a sense of humor.「音楽業界にユーモアのセンスが無かったんだ」
※industry(インダストリー)=産業、工業、製造業
※humor(ヒューマー)=ユーモア
と、でもこの男に、マークは惚れ込んだのです。
最後は、エドゥァルドの持ち株比率が、33.4%から0.03%に下がったからくりは、
多分、今後新規に発行する株式を購入できる権利を放棄して、30%から34%に旧株と新株を交換したため、
マークは近い将来2千4百万株新株を発行する事を知っていたため、自身の保有株式を60%から51%に、差額で新株を購入できる権利を持ったのだと思われます。
エドゥァルドの肩書きはCFO(chief financial officer)財務担当責任者 、最高財務責任者 、
はめられた、とはいえ、迂闊、でも悔しいだろうね。
久しぶりに深い話の映画をみましたが、劇中のマーク・ザッカーバーグの台詞は物凄い早くほとんど聞き取れませんでした。
Posted at 2011/11/20 20:18:43 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2011年11月13日
映画で学ぶ英語・第92回目は”007 トゥモロー・ネバー・ダイ”原題も同じく”Tomorrow never dies”
Tomorrow=明日、(劇中ではエリオット・カーヴァーの発行する新聞が”トゥモロー紙”であり、名詞として使われています。)
never=決して~ない
dies=死
007シリーズの18作目、ピアース・ブロスナン・ボンドの2作目、007シリーズには珍しく東南アジアが舞台になっています。
初めは、グプタの台詞から、
Don't mention it.(ドント メンション イット。)
意味は、〈どういたしまして、お礼には及びません〉、ということ
吹き替えは「お安い御用で」でした。
同様表現に、
You are welcome.
It's all right.
It's a pleasure.
があります。
次は、パリスの台詞から、
He's on to you.(ヒィズ オン トゥ ユウ。)
on to (you)=(あなたのことを)熟知している、お見通し、と言う意味
字幕は「バレたわよ」でした。
次は、TVキャスターの台詞から、
And in breaking news...(アンド イン ブレーキング ニュース・・・)
breakeといえば、壊す、割る、砕く、が一般的なのですが、
breaking newsで〈ニュース速報〉の意味です。
吹き替えは「速報です」でした。
最後は、ヴェイドの台詞から、
By the way, officially Uncle Sam is neutral in this turkey shoot.(バイ ザ ウェイ、オフィシャリー アンクル サム イズ ニュートラル イン ディス ターキー シュート。)
By the way,(ところで) officially(公式には) Uncle Sam(米国政府) is neutral(中立) in this(この) turkey shoot(七面鳥撃ち).
※Uncle Sam=直訳すると〈サムおじさん〉ですが、頭文字のUとSから、US( United States)→〈アメリカ合衆国〉と言う意味の意味のスラング
※turkey shoot=七面鳥を撃つ事は簡単なのとから、〈簡単なこと〉と言う意味もあります、ここでは、〈ちょっとした作戦〉と言うニュアンスかな?
例:The Marianas turkey shoot.「マリアナの七面鳥撃ち」・ここでの七面鳥は、〈零戦〉のこと。
この作品は、007シリーズにしては、脚本が良いですね、ボスがセレブで知能犯っていうのはシリーズでは珍しいのかな~?
私、007シリーズはそんなに詳しくは無いんですけどね。
Posted at 2011/11/13 19:20:38 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2011年11月06日
映画で学ぶ英語・第91回目は”007ゴールデンアイ”原題は”Goldeneye”
golden(金色の、金製の、貴重な、素晴らしい)
eye(目、眼、)〈俗〉レーダー受像機、サングラス
007シリーズ第17作目、ピアース・ブロスナンのボンド初作です。
初めは、ボリスが、ナターリアに出したパスワードのヒントから、
ボリス:They're right in front of you and can open very large doors.
They're(それらは) right in front(真正面) of you(貴女の) and(そして) can(~することができる) open(開ける) very large doors(とても大きなドア).
字幕は、「君の前にあって大きなドアを開けられるもの」
ナターリアの出した答えは、
Knocker(ノッカー)=ノックする人
ここで、ボリスは、ニヤリとして・・・
Knockerには、スラングで(乳房)の意味があるんですね、ボリスは、ナターリアにセクハラをしたんです。
次は、007シリーズでボンドのお約束の台詞から、
Vodka martini shaken, not stirred.(ヴォッカ マティーニ シェイクン ノット スタード。)
Vodka martini=(ウォッカマティーニ〈カクテルの名前〉)
shaken=(shake、さっと振る、揺さぶる)
not=(~しない)
stirred=(stir、かき回す、かき混ぜる)
字幕は、「ウォッカ・マティーニ シェイクして」
カクテルを振るも混ぜるも似たような物なのですが、そこを拘るのがジェームズ・ボンドなのです。
最後は、ボンド、ナターリア共に使った台詞から、
She(He) means nothing to me.
means(mean)=意味する、重要性を持つ
nothing(ナッシング)=何も~ない、しない
ナッシングって、語源は No Thingだったのね、今回知りました。
to me=(私にとって)
吹き替えは「どうでもいい女だ」「どうだっていい男よ」でした。
この作品は、007シリーズ初のロシア国内で撮影(一部)されたものです、
007シリーズのロシアロケ、どうやって撮影許可を取ったのかね~、娯楽作品としてロシア国内でも認められているのでしょうか?
Posted at 2011/11/06 15:29:44 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記