「萌え」ってさ、何となく意味はわかるけど言葉にするのは難しいよね。
そう言ったのはFactory RyoのRyoさん。
10年以上前の話ですが、強く同意したことを今でもはっきり覚えています。
その頃、Ryoさんのガレージを訪れた際に見たのはバラバラになった彼の所有するカプチーノのトランスミッション。 中古のミッションを入手してオーバーホールしているところでした。
それから何年か後、とあるショップにミッション内部の部品全ての取り寄せを依頼しました。
砂川のコースにあわせてギアはOSの4速クロス。 デフサイドのベアリングはボール。
部品を受け取って、???
画像左端と左から2番目が受け取ったスラスト調整用のシム、パーツリストでM-11の26とM-12の6。
3枚ずつ入っていました。
パーツリストを見ると
M-11の26はデフサイドベアリングのクリアランス調整用シムで0.05mm刻みで17種類、
M-12の6はメインシャフトのクリアランス調整用シムで0.03mm刻みで41種類あります。
理由を聞いたところ、タイトルの返事。 業種は全く異なるが私も仕事で0.05mmくらいの誤差を取り扱う。 そして私の職場でこの発言をした者はその場でクビ。
K村さんによると「どこでもそんなもんだよ、だからRyoさんは自分でやっているんだよ」
ウーン。そうか、そうなのか。
そして私は
・ミッションの整備書を用意
・画像右側2つ、シムを全種類用意 3セットあります。
・練習用ミッションとオーバーホールに必要な純正部品をある程度確保
・ミッションを降ろす練習をした
・メインシャフト クリアランス インスペクション ツール 運よく中古で購入
ようやく計測機器の選定に入ったところです。 「きちんと」測定するにはお金がかかりますナ。
このショップ、B23の件やいろいろ問題があり縁を切ったため、ここでボディ補強を行った2号車は維持車両から降格。 1号車に続いてスクラップ処分となる予定。
「ゴミはゴミ箱へ」が私の信条。
Posted at 2018/11/29 21:41:24 | |
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