デミオを、卒業(?)することにしました。。。
皆さんに紹介してもらった売りたしデミオのことも色々見たのですが、考えた末に出した結論です。
毎日頭の中で堂々巡りしていましたが、今は納得しています。
今後のことは形にはなっていませんが、また前を向いて新しい何かにめぐりあえることを期待して、ゆっくり生きていこうかなと思います。
デミオのことを回想すると、本当に楽しく、いろんなことを学びました。
デミオって、本当に良い車だと思います。
デミオ乗りの皆さん、これからもデミオを愛していてくださいね。
以下は、個人的なデミオの回想録です。興味ない方、ここで終~了~です(^^;
出会い-
それまでは、ハイパワー四駆や、ロードスターに乗ってモータースポーツをやっていました。
峠、ドリフト、ジムカーナ、いろんなことを経験していましたが、2年ほど病気でお休みをしたあと。
さあ、どんなふうに運転を楽しもうか、どんな車に乗ろうか、と思って1年間のアイドリング期間を過ごしていた頃。
その1年は、友人のNB6ロードスターを借りて、ジムカーナをやっていました。
MSSPで毎年開催される「体感!お気楽ジムカーナ」にも出場し、MSSPのフリー走行なども楽しんでいたところです。
ある日、元々EF8 CR-Xでジムカーナをやっていた樋口選手が、DE5FSデミオ(15C)に乗り換えてMSSPへ練習(調整?)しに来ました。
彼も数年前までお気楽の常連、常勝組でした。
楽しそうに走っていて、「ちょっと乗ってみる?(運転してみる?)」とのご厚意を受け、運転好きの私が乗らないわけがありません(笑)
それまでモータースポーツの中でFFを運転したことが無かったので少し緊張していましたが、以前からFFへの憧れも持っていたのと、自分の腕もある程度身についていましたから、思い切って運転させてもらいました。
(樋口選手には「ゆっくり走るからとか、サイドターンはしないから」とは言っておいて)
最初の感想…
一言では説明できないです(笑) なので後述。
結論がすぐに出ました。
この車、欲しい。もう、この車しか無い。ボク、すぐにでもこの車買いますから!!!
(笑)
今年、7月くらいにデミオはフルモデルチェンジするらしいですが、DEデミオも本当に楽しめる車ですね。
次期デミオも、運転を楽しむことができる車だといいなと思います。
話が逸れちゃいましたが、デミオの最初の感想。詳細版-
1速スタート。
テンゴ(排気量1498cc、カタログ最大馬力113ps、最大トルク14.3キロ)にしては、気持ちの良いスタートダッシュとふけ上がり。
これは、車重の軽さとギア比のおかげでしょう。
これだけでもジムカーナだったら大きな武器になり得ます。
ま、武器とかどーでもいいことですが(^^;
2速。
割愛! 想像にお任せします(笑)
中速コーナー。
ターンイン。
まずアクセルオフ。柔らかめの12キロのバネ、しなやかセッティングのスーパーオーリンズダンパーのおかげもあってか、自然に荷重移動していく。
そこからブレーキを踏み込んで舵を入れていくと、フロントのタイヤの摩擦力が増して横方向のグリップがましていくわけですが、絶妙な、というのか、気持ちの良いヨーの発生のしかたをします。
要するに、気持ちよく曲がる、まるでロードスター?
旋回中。
曲がるよ曲がるよ、しかも速い。まるでロードスター?
ターンインからナチュラルに回転したあと、アクセルで旋回コントロールすると、十分な(?)横Gが発生し結構な速度。
コーナーの立ち上がり2速。
自然。あとは割愛(笑)
中高速スラロームターンイン。
ちょっとだけのブレーキでフッと向きを変える。
狙ったクリップ手前からアクセルを踏んでいける。
180度ターン。
サイドターンを試みる。(すぐ約束忘れる^^;)
あっ、最初は失敗、1速にシフトダウンした後、やっちゃいけないクラッチ切り。
後輪駆動車じゃないですから。
再度、サイドターンに挑戦。
フットブレーキ、サイドブレーキ、アクセル。
R、小さいよ!!!
立ち上がり、速っ!
つか、今の、なんか、すぐ終わっちゃったよね!
以上、最初の感想は、要点のみにて。
後で話を聞いたところ、ノーマルではとても上述のような動きはしないとのこと。
ノーマルは、とにかくとにかく、曲がらない(ヨーが発生しない)車だと。
ま、ほとんどの車は、一般向けにはいわゆるアンダーステア寄りのセッティングなわけですが。
デミオ・ジムカーナ車両の一例として、ノーマルからの仕様変更点は…。
まずデフ。
何はなくともスポーツ走行から競技まで、サーキットでもラリーでもジムカーナでもラリーでもドリフトでも峠でも、最低限必須、最初にまずありき。機械式デフ(フリクションギアを使って左右のタイヤの回転差を抑制する装置)。デファレンシャルギア。ディファレンス…。古くはノンスリ。
どんな駆動でもそうですが、ターンインと旋回中とトラクションの掛かりをを決定するのはまず、デフ。
そんな重要部品のデフ。
樋口選手の車両は1Way。CUSCO-RSだったかな。吊しだとのこと。
そしてブレーキ。
メーカーなどは忘れましたが、とにかく初期制動を効かなくしたフロントパッド、リアはドラムブレーキで、とにかく効くようにしたブレーキシュー。
ついでに脚周り。
僕もインプレッサやランサーで長いこと使ってきたスーパーオーリンズとスイフトのバネ。
オーリンズを日本に広めたアジュール代表川村さんが、サーキットからジムカーナ、峠、その他の用途でお客さんの希望に添って作ってくれるスーパーオーリンズ。そして、比較的乗り心地の良いと言われるswiftスプリング。
僕は脚周りのことはよく分からないので、割愛(^^;
良い脚だと思います。
最後にホイールとかタイヤとか。
タイヤは最も重要ですね。タイムを出したいなら、とにかくいいタイヤを履くもの、というこで割愛(^^;
他の変更点は、シートとか、シートベルトとか、ステアリングとか。
(樋口選手のその時点での仕様は、JAFの規定で言うところのクラスでは、PN1クラスに該当するもので、それくらいの変更しか認められていません。)
いつものごとく、余計なことまで書いてしまいましたが、デミオとの良い出会いを作ってくれた樋口選手には本当に感謝しています。
その後、デミオと歩んだ道では、学んだことが沢山ありました。
そんな話はまた別の日にしてみたいと思います。