
↑前オーナー時代もしくは販売店での整備?で、ブリュードバルブが折れてしまい、エキストラクターを使って抜こうとしたら、エキストラクターが折れてしまった模様。そのまま放置されていました。
この先は私の作業です。
画像は、折れたエキストラクターとキャリパー本体との間に残された僅かなブリュードバルブめがけて4本、1.5ミリのきりで穴を開けた状態。こうしてやることでエキストラクターの先端とブリュードバルブとの噛み合いをゆるめてやることにしたんです。
難しかったのは「掘る深さ」。目測を誤ってキャリパー本体にあるテーパー部分をわずかでも削ってしまったら、おじゃんです。

↑その拡大画像。中央の「+」状になっている部分が折れたエキストラクターの先端。とても硬い材質です。

↑コリコリとやって、折れたエキストラクター先端を抜き取りました。

↑抜き取ったブリュードバルブの先端。

↑ キャリパー本体にあるテーパー部分も健全なまま。歓喜の声をあげましたw
かかった時間を通常の単価でかけて算出すれば、新品を買ったほうが安かったかもしれませんが、「直す」「治す」という歓びは何にも代えがたいもの。。また一つ、シロウトのスキルを上げることができました👍
Posted at 2023/12/23 08:42:38 | |
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