フジテレビ系列で放送されている、山崎豊子氏の小説「不毛地帯」の
前半の山場が終りました。
前半は、次期戦闘機選定をめぐる商社の争いが描かれていますが。
主人公の壱岐正中佐は、伊藤忠商事会長の瀬島龍三氏がモデルで
東京商事の鮫島辰三は、日商岩井の元副社長海部八郎がモデルとされています。
ここで出てくる、次期戦闘機候補も
近畿商事が押す「ラッキードF-104」は「ロッキードF-104」
東京商事が押すグラント「F-11 スーパードラゴン」は「グラマン F-11」です。
ということで、以前作ったプラモデルを出してみました。
「F-11」はハセガワ1/72のキットで現在も入手可能なモデルです。
発売当時の世相を反映し、可動部が一切無く、端正シンプルなフォルムです。
仮想でジャンクデカールを貼って、航空自衛隊使用にしてみました。
F-104の方は、往年のマッチボックスの1/72のキットで、発売は1974年製
今の目で見ると甘いモールドながら、玩具メーカーならではの作りやすさと
こういう形がマルヨンなのだと思えば中々捨てがたく味のあるキットです。
「F-104」は採用後は長きに渡って日本の防空に活躍し今でもファンの多い
飛行機ですが、もしF-11が採用されたら・・・その後の戦闘機の採用も
変わっていたかもしれません、次の「F-4 ファントム」は変わらなかったかも
しれませんが、「F-15 イーグル」ではなく「F-14 トムキャット」だったかもしれません
歴史にもしはありませんが日の丸トムキャットも見たいような・・・・・・・
ちなみに、ウルトラホークの特徴的な甲高いエンジン音は
F-104の爆音を流用しているのだそうですよ。
Posted at 2009/11/06 01:12:28 | |
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