
まず初めに。iPadを使う人にとっては、このページが参考とはならないことを述べておく。単にセルラー版を購入できればよいのだから、購入できる人はそちらへと行ってほしい。
今回は筆者が所持するandroidのタブレットを、カーナビとして使ってみようと実験してみた。筆者の環境下にあるものは、 Xiaomi Pad 5 の国内正規版である。CPUに Snapdragon 860 が使われており、性能的には申し分がないものだろう。
この Xiaomi Pad 5 はWi-Fi仕様で、元々GPSが搭載されていないモデルになる。タブレットのカーナビ化にはGPSが必須なので、外部アンテナをアマゾンで購入して取り付けてみた。このGPS機に対応しているアプリも用意して、実験をいよいよ開始した。
グーグルマップのアプリを開くと、画面上にはいつも見慣れている、現在位置を示すポイントマークが出ていた。普通に表示されていることに安堵を覚えたのもつかの間、ポイントマークがあちらへこちらへと飛び跳ねるではないか。
後でわかったことだが、タブレットにジャイロセンサーと磁場コンパスが備わっておらず、このために精度が低いカーナビの動作をしてしまうということらしい。残念なことに Xiaomi Pad 5 は正常に使えるものではないことが判明された。
今回はタブレット側が、単にGPSに対応していればそれでよいのだろう、といった安易なものではない教訓を、一つ教えてもらえた形になった。
アマゾンで購入したGPSアンテナ。タイムラグもなくアンテナの性能は優秀であった。
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2025/01/27 12:20:28