ガソリンの高騰、CO2増加。ますます期待される
エコドライブとはいったいどんなものなのだ。TVや雑誌で紹介されているエコドライブの中には勘違いも少なくない。そこで正しいエコドライブを紹介しよう。
アイドリングストップが推奨され待ち時間の長い交差点や渋滞のときにもエンジンを切るという話を耳にしますが、これはあまり正しくありません。クルマには「オルタネーター」と呼ばれる発電機と、「スターター・バッテリー」が搭載されていて、いつでもエンジンを再起動できるように走行中は常に発電してバッテリーをフル充電する仕組みになっています。小まめにアイドリングストップを行うと、エンジンをかけるたびにバッテリーが消費され、走行時にはオルタネーターがフル稼働してガンガン発電が行われることになりますから、燃費には必ずしも良いとは言えないのです。
しかも、夏場はエアコンを使用して、電気の使用量が多いので発電が追いつかない場合があります。もともとアイドルでエンジンを止めるように設計されていないのですが、最近はアイドルストップがシステムとして実用化し始めました。こうした技術が普及することが必要でしょう。ところでもし、バッテリーが上がるとクルマは動かなくなり渋滞や事故の原因を作ります。そのほうが社会には悪い影響を与えます。AT車は押しがけができないので、JAFのロードサービスなどの助けが来るまで動けません。しかし、コンビニで買い物をするときや、駅で人を待つときなどは、すぐにエンジンを切ってください。小型車の場合、10分間のアイドリングで約300gのCO2を排出してしまいます。
Posted at 2008/07/07 02:03:14 |
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