2008年08月18日
多くのミンカラ仲間から色々なご意見を頂まして、本当にありがとうございました。とても参考になります。日本のたるんだ交通安全技術や対策にカツを入れてきます。さっそく、明日ある会合があるので、爆弾発言してきますね。
ところで気になったことがありましたので付け加えておきます。今回の環状七号線の事故に関しては人為的な責任を考えるならタンクローリーの運転手さんはむしろ被害者かもしれませんね。新聞とTV報道しかわからないのですが。
事故の刑事上の過失責任は警察に任せるとして(日本の事故調査はとてもお粗末なので本当はそこも警察に任せるのは危険ですが)、事故をどのように防ぎ、危険を回避できるのか。あるいは事故が起きて、どのように人間を守るのか。ここが自動車メーカーの安全技術の重要なポイントです。その意味では急ブレーキを踏んで横転するタンクローリーが走っていることに違和感を覚えたのです。
誰が悪い、誰が被害者という次元の問題ではなく工学的に考えてみたのです。メルセデスが偉大なのは人間はミスをするという前提でクルマを開発していることです。ボルボの理念も徹底した人間研究が基礎になっているのです。なぜ、タンクローリーが横転したのか?今回の事故を聞いて真っ先に感じた疑問です。
Posted at 2008/08/18 10:42:20 |
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クルマの安全 | 日記