東日本大震災から1年過ぎても あちらこちらで地震が多いですね
首都直下型の危険性が増してるので防災グッズは備えたいです
首都直下で脚光…これが最新“防災グッズ”だ
いつ来るかともわからない巨大地震。予測できない災害には日頃の備えが大事と、防災グッズへの関心は高い。だが置き場所に困ったり、使うのに複雑な手順が必要だったりすれば本末転倒だ。そこで日常でも邪魔にならずにそばに置けて、非常時には瞬時に頼りになる商品が注目されている。
一見、折り紙のように平らな白い物体。留め金を外して左右両端の部分を内側に押し込むと、あっという間にかぶとのような立体形になる。
デザイン会社イエロー(群馬県館林市)の「タタメット」は、使わない時は折り畳めるヘルメットだ。落下物などから頭を守るのは大切だが、従来の製品はかさばり普段の収納場所に困るのが悩みだった。タタメットは樹脂製で弾力があり、畳んだ状態の厚さは4センチ弱。机の引き出しや書類かばんにも入る。
衝突しても柔らかくつぶれて衝撃を吸収する車をヒントに、薄くても安全な製品づくりを目指した。衝撃などへの耐性を試す厚生労働省の検定に合格し、産業用ヘルメットと同等の高い強度を確保した。
価格は標準型で5250円と従来品の5倍程度だが、大震災後に企業や学校から注文が殺到し、届くまで5カ月待ち。開発した森田法勝社長は「平時から身近に置くことで安心感も得られる」と強調する。
ルシル(静岡県函南町)の「ツイテル」は、発光ダイオード(LED)による超小型の防災ライトだ。コンセントに差し込んで使い、つきっぱなしの明かりは暗闇でも周囲を白く照らす。大人の親指よりやや大き目のサイズで21グラムと軽い。
充電型の蓄電池を内蔵し、コンセントから離しても12時間以上、同じ明るさで点灯。常時差し込んでおけば停電時も懐中電灯代わりになり、どこにでも持ち歩ける。
明かりの保持を重視し、故障の原因になる消灯スイッチやセンサーはない。つけっぱなしでも電気代は1カ月8円程度。震災後に停電した福島市の顧客にも「このライトがあって助かった」と感謝されたという。価格は2100円。開発した花岡義郎社長は「暗闇では小さな光でも頼りになる。差し込んでおくだけで、いざ震災が起きても心強い」と話す。
食品も「買い置き用」として賞味期限が長い商品に注目が集まる。森永乳業は期限が60日以上の飲食品を「ロングライフ製品」と位置付け、約100点を展開している。牛乳は常温で60日以上、紙パック入りの豆腐(要冷蔵、宅配専用)は300日もおいしさが変わらず保存できるという。
保存料や防腐剤は使わず、無菌空間での製造や、細菌や光の侵入を防ぐ特殊な包装資材を使うことなどで品質を保つ。森永乳業の飲料担当の見上亮さんは「節電もあり、特に常温保存できる商品が注目を集めている」と話している。
不測の事態で慌てないために周到な準備が大切だ。
Posted at 2012/03/31 14:01:48 | |
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