
先日の日光で見たかったもののひとつに「見ざる・言わざる・聞かざる」がありました。東照宮の中にある彫刻です。

子供のうちは悪いことを「見ざる・言わざる・聞かざる」がよいという意味があるそうです。
その他にもいろいろ彫刻があったので、紹介していきますね。

全体で眺めるとこんな感じです。

下を見る猿
人生の崖っぷちにおいても、励ましてくれる仲間がいる
(崖っぷちに立たされた猿。しっかりと足元を見つめる)

上を見上げる猿
青雲の志を抱いて天を仰ぐ
(若いうちは可能性が多い。望みを多く持って上を見る)

座っている猿
ひとり立ち前の猿。まだ座っているが飛躍を期す
(じっくり腰を落ち着けて、これからの人生を考える)

母子の猿
母猿が小猿の将来に思いをはせる
子は母を信頼して、顔を覗き込む
などなどありました。
物思いにふける猿、結婚した猿、妊娠した猿 などあり、物語になっているみたいです。今回日帰りのため。物語になっているとは気づきませんでした。
また機会があったら、じっくり見てみたいです。
しかし、全部彫刻で、とにかくこれを作った人は凄いなとホントに関心しました。

入り口にあった五重塔も一味ちがった仕上がりになっておりました(^^)
Posted at 2009/05/12 22:48:44 | |
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