ロザリオ教会も山の上にあるのですが、一旦降りて向かい側の山あたりにサンポールという城壁の町があります。トイレの洗剤ではありません(滝汗)。

起源は9世紀頃で、城壁が現れたのは14世紀。南北に長い町です。
サンポールの町のような中世からの城壁ある古い町を 鷲の巣村と言うそうです。

迷路のような路地には、昔から受け継がれた佇まいが残されています。
目抜き通りの路地は 観光客ウェルカム状態なおみやげ屋さんとレストランが並んだ道。
ここもディズニーシーの元になっているのでしょうかね。

でも、自然な感じがよいです。

さらに細い路地に一歩入っていくと静かになっていきます。
いい雰囲気です。
この町の光に惹きつけられた芸術家たちは多数います。その中のひとりにシャガールがいます。
この町の光を愛した、マルク・シャガール。

1966年 この町にシャガール79歳が隣町のヴァンスから引っ越してきました。
この地で新しい伴侶、ユダヤ系ロシア人女性のヴァヴァと共に暮らし始めます。
サンポールの町に降り注ぐの光の光景を 「最も美しい光」 と讃えています。
晩年のシャガールは多くの大作に取り組み、精力的な活動を続けました。
1985年シャガールがサン・ポールで死去。97歳でした。
サンポールの南はずれにある共同墓地に、マルク・シャガールの墓があります。

とっても気に入っていたのですね。
この土地を。
心があらわれた感じがしました。

普通の民家でも画になります。
芸術家になった気分。
城壁のなかで昔からある伝統的な遊び。
いい大人が熱中しておりました。

2人で組になって、鉄球を投げて最終的に的に近い方が勝ち。
何処かで見たことのあるスポーツ。
そう、このゲームがカーリングの元になっているそうですよ!
Posted at 2010/10/06 22:29:50 | |
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