シャンパーニュ②

まず最初に訪れたのは1827年設立のマム社
F1のシャンパンファイトで使われる、あのシャンパンの工場です。

中は豪華絢爛。
シャンパーニュ地方で作られたものしか「シャンパン」の名乗ってはいけないそうで、あとはただのスパークリングワインだそうです。
フランスは農業大国ですが、その地方の特産品を大事にするために、造り方から政府が管理をしているそうです。一見政府が儲けを横取りしているように思いますが、その地方の特産を大事にすることで、地方が活気付き、農業も守られるので、日本も見習うべきだとおもいました。
たとえば、有名なカマンベールチーズも「カマンベール」地方の特産品です。
地方の名前が、そのまま特産品の名称になるってすばらしいことです。
たとえば「奈良漬」ではなく「奈良」、「さつまいも」ではなく「薩摩」でいいと思います。
シャンパーニュ地方で収穫された葡萄を使って造られた発泡性ワインでないと「シャンパーニュ」とは名乗れません。例えば、シャンパーニュ以外の地方で収穫された葡萄をシャンパーニュ地方に持ち込んで発泡性ワインを造っても、それはシャンパーニュではないということです。また、「発泡性ワイン」でないとシャンパンではありません。つまり、シャンパーニュ地方の通常の赤ワインや白ワイン、ロゼワインではシャンパーニュとは名乗れないのです。
特定の葡萄を使って造られていることが義務付けられています。
特定の葡萄品種とは「ピノ・ノワール」、「シャルドネ」、「ピノ・ムニエ」の3つです。

ピノ・ノワール

シャルドネ

ピノ・ムニエ
この3つさえ使っていれば、組み合わせは自由です。ピノ・ノワール100%でも、シャルドネ100%でも、3つを混ぜてもOK。それはシャンパンを製造するメーカーにより異なります。
シャンパーニュ製法のことをフランス語で「メトッド・シャンプノワ」とか「メトッド・クラシコ」とか言います。つまりシャンパンを造るための伝統的な製法があり、それに従っていないとシャンパーニュと名乗れないということです。
この方法で出来た泡は瓶内で二次発酵の際に生まれる天然の発泡であり、炭酸を注入しているわけではありません

一見どこかの美術館かと思わせるような廊下ですが、ここでシャンパンは作られているのです。

バスのガイドさん(左のガイジン(フランス人なのでガイジンではないが)のおじさん)が直接日本語でガイドしてくれます。マム社の日本人ガイドさんは本日お休みで、フランス人のかたが、日本人ガイドさんのガイドを覚えちゃっているそうです!!

すばらしい演出

ワイナリーを見学した後はいよいよ試飲タイム

お味は最高!
日本でも飲んだことはありますが、やっぱり本場で飲む味は違いました(^^)/P
Posted at 2009/09/14 12:58:24 | |
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