わたくし、実は4歳からバイオリンを習い、中学3年まで続けていました。
そこから今の仕事になるまで、全くバイオリンにも触ってはおりませんでしたが、忘年会の芸で演奏したところ、なかなかウケがよかったので、最近は忘年会用には弾いております。
テレビや映画でも最近はブームになっている「のだめ」。
テレビも映画も見ていませんが、アニメで少々(ぎゃぽ)
別段のだめや千秋の熱狂的なファンでもないのですが、クラシック音楽を世に広める為にはよい手段だと感心しておりました。
金沢にはアンサンブル金沢というオーケストラがあり、石川県立音楽堂という日本屈指の音のよい音楽ホールがあります。
そこで、のだめに出てくる有名な曲を生でしかも、アンサンブル金沢の演奏を聴けるとあっては行くしかなかったです。
いちおうS席は確保できておりました。

金沢駅を通り抜け、

おもてなしドームをくぐり抜け、

音楽堂へ
音楽を習っている子供達が多かったですが、
内容はかなりよかったです。
茂木大輔さんという指揮者がナビゲーターを兼ねます。
千秋とは違うけれどごめんねと自己紹介しておられましたが、N響の方らしい。
一曲目のベートーベン「交響曲1番ハ長調作品21」
続いて、モーツァルトの2台のピアノのためのソナタがはじまり2小節目…。
やってくれました。
原作通り間違えてくれた、ピアノの高橋多佳子さん。
原作の通り楽譜をなげて怒ってくれた、宮谷理香さん。
もちろんこれはパフォーマンス。
その後は見つめあいながた二人のピアニストの共演で見事な演奏。
全く知らない二人でしたが、二人ともとても有名なピアニストで宮谷さんは金沢出身ですと。
続いてバッハのクラヴィーア協奏曲1番、ベートーベン交響曲4番作品60
そして、前半のラスト、サラサーテのツィゴイネルワイゼン。
ツィゴイネルワイゼンのヴァイオリンソリストは磯絵里子さん。
これまた凄かった。
自分も長年バイオリンをやっておりましたが、宴会芸でしかないことがよく分かりました。
しかし、このコンサートホールは本当に音がよい。
休憩を挿んでラストの一曲。
ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11。
50分もある長編でしたが、集中して聴けました。
ピアノは高橋多佳子さん。
この方凄い演奏でした。
大変な曲なのに、笑顔で演奏している・・・
ショパン=ピアノの人?
位しか認識していなかったのですが、いっきにショパンのファンになりました。
「のだめ」によって、再度クラシック音楽のよさを認識する機会を与えられた気持ちです。
流石に自分が演奏するにはもう遅すぎますが、CDをいっぱい聴こうと思いました。
本当に、よいコンサートでした♪
Posted at 2010/01/17 19:13:18 | |
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