エンジンが停止している状態で、イグニッションキーシリンダーにキーを挿入したままドアを開けるとピーピーと警告音がなるアレです。
この警告は、シリンダーにキー挿入センサーSWなるものがあって、挿入されるとオン、抜くとオフになります。
簡単に言えば、このセンサーを常にオフの状態にすれば警告音はならなくなります。
今回、この警告音がうるさいからというわけではなく、この後取り付けようと思っているプッシュスターターのためにと考えています。
プッシュスターターは装置を付けて接続するだけなんですが、ハンドルロックを解除するためにはキーシリンダーにキーを挿入して解除する必要があります。
一度解除すれば、キーを抜かない限りOFFポジションでも問題ありません。
プッシュスターターのためにキーの頭を削って差し込んだ状態にしている方は沢山いるようです。
ただ、そのままだと、エンジン停止後ドアを開けるたびに警告音がなるばかりか、キーが挿入されたままなので、純正キーレスエントリ―が作動しなくなります。
そして純正キーレスエントリーが作動しないと、連動するドアミラーが倒れなくなるんです。
警告音ぐらいは我慢できてもそれはちょっと、、、
ということで、このセンサーSWを無効化しようとなりました。
ネットだと、キーシリンダー奥についているカプラ―(このセンサーSW用)を抜いてしまっている方もおりますが、その場合、何らかの理由で元の状態に戻すためにはまたそのカプラ―を接続しなくちゃいけません。
また、キー挿入センサーの役割は、警告音だけではなく、例えば、車内灯をDOORポジションにして車に乗り込みドアを閉めた後、数秒すると自動的に消灯しますが、実は、キーを挿入すると車内灯は早く消灯します。
このようにこのセンサーを単に切断してしまうと、思いがけないところで不具合が出ることがあるので、今回は以下のようにスイッチとリレーを組み合わせた回路を割り込ませました。
手元のボタンSWがオフの状態(通常この状態)は、キー挿入センサーが切断されていますが、ACC通電されると接続されてセンサーが機能し、車内灯などのほかへの影響はありません。また、車を降りてロックしたいとき(エンジン停止=ACCもオフの状態)だと、センサーにはつながっていない(=キーが挿入されていない)状態となるので、キーレスエントリーでのロックも問題ありません。
ボタンSWをONにしたときは、常にセンサーに接続されている状態(今までの状態と同じ)になるので、この状態は、シリンダーからキーを抜いて使うとき用になります。
すでにこの回路を装着済で、なかなか快適に運用してます。
プッシュスターターは、ボタンを付けるパネルの入荷待ちでまだなので、以下のように純正プッシュスターター装着車用のキーキャップにスペアキーを埋め込んで、それをキーシリンダーに挿入したままで使用してます。

夜などキーを挿すところを探さなくてもよいのでなかなか快適です。
もしかして、プッシュスターターいらない?もうこれで十分なのではないかと。。。w
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エブリイ | クルマ
Posted at
2024/03/27 14:15:03