前回は燃料計の改造を行いましたので、
今回は電源を取る場所、主に回路を説明します。
「キーをONにすると通電するコード」いわゆるアクセサリー電源(ACC電源)と言います。
そこから電気を取り出します。
■アクセサリー電源の場所
配線図のメインスイッチ(バイクの鍵穴のこと)の「BAT1の赤/黒線」が、キーONで通電するコードとなります。
キー下のアクセサリ電源てやつです。
注:BATの赤線ではありません
・配線図左下にメインスイッチの表があります。
キーの状態ごとの接続回路を表しています。
・エンジンON/OFFはまた別です
・「BATの赤線」は常時電圧のかかっているコード(常時電源)です。
・キーをONにすると、メインスイッチの表の通り「BAT」と「BAT1」が接続されますので、「BAT1の赤/黒線」は、キーONで通電するコードとなります。
・赤線に繋いでしまうと、キーをOFFやLOCKにした状態でも電装品が通電したままになります。
バッテリーが上がりますので、普通は赤線に繋ぐことはないです。
【アクセサリ線の分岐について】
もう少し具体的に踏み込みます。
赤/黒線に対して、電源取り出しコネクタや、分岐ギボシを使用してコードを分岐させます。
その分岐させたコードはプラス線(12V)なので電装品のプラスに接続します。
マイナス線は、恐らく最寄で簡単なのが、レギュレータそばのアースポイントだと思います。
クワ型端子か丸型端子でボルトに挟むことで接続します。
バッテリーのマイナスに接続するのと同じことです。
車体のフレームを通じてどこかに電気を返すイメージですが、
接続しやすいからこのアースポイントを選んでいるだけで、フレームは関係ないです。
ここに接続した場合フレームは経由せず、
緑線を通ってバッテリーのマイナスに導通します。
バッテリーの電気はバッテリーに戻っていくということです。
※アースポイントは配線図の丸の所です。
※実際のアースポイント
■何も記載していないAF61配線図。
書き込み用。
真ん中少しぼやけてしまってますが…。
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AF61 | 日記
Posted at
2024/04/06 06:08:57